この界隈には、ユニークなカレーが売りのこちらや、
最近開拓したばかりのジャマイカ料理の店もありますが、
（後日、ご紹介します
）
今から68年前の1952年から渋谷に息づく老舗が、
歓楽街の”百軒店（ひゃっけんだな）”にあります。
「幸楽は今日お休みですか？」
「いや、角野卓造じゃねーわ！」
（by ハリセンボン春奈）
はい、幸楽ではなく、
『喜楽』です
この日は行列が短く、人も少ないのでチャ～ンス。
すぐに入れました。
周囲には怪しげなお店も多いですが
昭和の時代に、映画館や飲食店が軒を連ねた界隈で、
今もストリップ劇場の真向かいにある、
老舗の町中華です
（斜め前のお店から、日傘をさしたお姐さんがお昼ごはんに出かけてました）
もはやこの時代の飲食店では常識でしょうが、
カウンター席では、お隣と1席空けてのご案内。
席に余裕はありましたが、
あとから来たお客さんは2階に案内されてましたね。
待つこと数分。
なにを頼んだかって？
これは裏ですね。
お酒と一緒に頼むやつ
お店の売りのひとつは、、もやし麺か、
もやしワンタン麺、
（麺なしの）、もやしワンタン
モヤシ押しですか？
そう、
基本の「中華麺」（700円）でも、、ご覧のとおり。
カウンター越しに手渡された瞬間、思いました。
中華麺と書いて、ラーメンと読む中華麺ですが、
お店の方、もやし麺と間違いました
いえ、これが基本の中華麺
炒めたモヤシの山に、焦がしネギ。
半熟ではない煮玉子に、
ハムのようなチャーシュー。
無化調があたりまえの令和の時代に逆らうかのように、
化学調味料てんこ盛りの中華そばです。
このB級感が人気の秘密なんでしょうね
これがやみつきになるのかな。
渋谷で昔ながらの中華麺を食べたければ、
『喜楽』へどうぞ～
ごちそうさま
