こんにちは!
先日のブログで、北海道でまだ紹介していない、
私が一番北海道グルメでおいしかった食べ物。
今回のブログで、ご紹介しようと思います。
北海道で、初日の夜に旭川に宿泊しました。
旭川は翌日「旭山動物園」に行くために宿泊することになっていたのです。
勿論、旅行前に食べ物なども色々調べていた中で、旭川はラーメンを食べようと決めていました。
この日、ホテルに荷物を下ろすと、近くのおすすめ料理という小さなパンフレットを見かけました。
ラーメン前にちょっと見てみようと、パンフレットを開くと
「新子焼き」
という文字が。
「何?何?? 新子焼きって、何さ??」
パンフレットには新子焼きがど~んと紹介されています。
写真を見ると、どうやらチキンらしい。
さらに焼き鳥っぽいみたい。でも大きい・・・。
パンフレットに豪快に掲載されている、このチキン。
新子焼きが気になる・・・・・。
いくつか紹介されている中で、一番人気は「ぎんねこ」というお店らしい。
このお店の通りは「ふらりーと」
提灯に書いてあるように、酒場が連なっている通りのようだ。
提灯から通りを覗いてみると
ちょっぴり昭和レトロな通りです。
小さなお店が何軒もあり、どこに入ろうか迷ってしまう。
出掛ける前に、いくつかお店は絞っていましたが、とりあえず有名なお店
ぎんねこを覗いてみると、まだ6時前だというのに、店内はお客であふれている。
賑やかで、さらにおいしい焼き鳥の匂いが漂ってきて、それだけでお腹がぐぅ~っと鳴る。
さぁどうしよう。でも天邪鬼な私は、この一番人気のお店よりも二番手、三番手にどうしても惹かれてしまう。
そして私たちが入ったお店。
「らんまん」
らんまんなんて、名前もかわいい。
天真爛漫からきてるのでしょうかね?
このお店、親子3代で、今のママさんは3代目だそうです。
ちなみに初代から引き継がれている秘伝のたれが、このお店の新子焼きのおいしさの秘密だそうです。
お店に入ると、ママさんが
「ぎんねこさんじゃないけれど大丈夫ですか?」と訊ねてきた。
どうやら近いので、間違えて入ってくるお客さんが多いようです。
にこやかなママさんで、入ってすぐに雰囲気のいいお店だと気に入りました。
そして気になっていた「新子焼き」を注文するのですが、焼きあがるまでに30分くらいかかるということなので、
先に
モツ焼きを注文しました。
塩でさっぱりとおいしかったです。
私はこの時梅酒を飲んでいたのですが、梅酒の甘さと、モツ焼きの塩加減がとても相性が良かった。
新子焼きをしっかり食べたいと思ったので、それぞれ1つずつ注文。
ハサミでパチパチと切り込みを入れ、火が通りやすく、さらに食べやすくしてくれていました。
ママさんと軽くお話をしながら、テレビでは日本ハムファイターズと西武ライオンズの試合をしていました。
私は焼いているこのチキンに夢中。
友人は野球観戦に夢中。
それぞれで焼けるまでの時間を楽しみました。
炭火でじっくりと焼き上げる半身のチキン。
私達が入ったときはお客さんはいませんでしたが、その後続々とお客さんが続いて、気が付いたら満席。
そして皆、新子焼きを注文していました。
出来上がりました
新子焼き
こちらは、ぜひ手で食べてください!!というので、手で頂きます。
じっくりと焼き上げているから、手で持つとちょっと熱い!!
おしぼりで拭きながら、小分けにされた部位を頂きます。
部位によって、味わいが違うのもこの新子焼きを食す楽しみの一つだそうです。
モモのあたりは弾力があり、さすがもも肉。
むね肉はさっぱりしていて、この新子焼きのタレを何度も付けて、
しみこませて食べました。
それぞれの部位もおいしかったけれど、なによりもタレが美味しかった。
どうやらタレも売っているらしいです。
本当にこれが美味しかった!!!!!
今でも北海道旅行を思い出す度、この新子焼きが一番の思い出となっています。
旭川ソウルフード。
本当に、旭川に来るまで知らなかった、新子焼き。
旭川民はみんな当たり前のように知っていて、よく食べているのでしょう。
仕事をしていて、お客様の住民票を確認して、仮免許証の作成をするとき、本籍や住所に
「北海道旭川市」という文字を見かけるたびに
「この教習生は実家に帰るたびに新子焼き食べられるのだろうな・・・・・」と羨ましく思っちゃう。
本当においしかった新子焼き。
是非、旭川に出かけたときには食していただきたい一品です。
こちらのリンクも参考に!!