ウチの三女 V3、ウィリアムズ症候群(7番染色体微細欠失、と診断されてます)にして、中度知的障害あります(と判定されてます)。
この春、特別支援学校卒業後、とりあえずの進路ということで就労移行支援事業所に通い始めました。
で、先週、目出度く(?)、初給料日、もとい、初工賃支給日がやってまいりました。
3月途中入社、もとい、施設利用開始につき、実働14日、時間で言うと67.5時間のお勤め。さて、その工賃はというと・・・謎の「特別工賃」なるものと合わせ「一応5ケタ」でありました。
まあその「一応、それなりに働いているのに」から「何なら、面倒見てもらってるとも言えるしね」まで、いろんな見方があるとは思うんですが、ウチとしては「ともあれ、支援してもらってて、訓練してもらってて」という感じでしょうか。ぼちぼち、納得しております。
と言うか、Daddy さん的には「おー、凄いね。お疲れ様でした」とか、ちょっとマジで感動してしまったりもしましたよ。
それというのも、現金支給だからに違いない!
いつの頃からか、給料は振込、手にするのは明細のみ。そりゃ「大黒柱」の威厳も地に落ちるわけですわ。
おっと、そんな昭和ノスタルジーな愚痴はともかく・・・
満面笑顔で誇らしげな V3 さん「じゃあ、私の初工賃で、皆でお食事に行きましょう」とか、何時だかの姉を真似して宣いました。
「いやいや、それは有り難い申し出なんだけれどもね、一家5人、ちょっと良いもの食べちゃうとね、頂いた工賃、ほぼ無くなっちゃうから、とりあえず、気持ちだけで」と Daddy さん。
「もしくは、Mommy & Daddy と V3 の3人で、こっそりお茶だけ、くらいで十分ですよ」と Mommy さん。
何とも、プチハッピーな一時でした。
ちなみに、ですが、姉二人は、ウチにいくばくかの「生活費」を入れておりまして、それを V3 に適用してしまうと、ほぼ無くなるどころか、一気にマイナスとなるわけで、かと言って「タダ飯食い」というのもどうだろう、ということで、しばし夫婦密談。
然らば、施設へ通うバス代だけは貰おう、というところに落ち着きました。でもって、残りも一応 Mommy 預かり、いつ何に使うかは干渉しないけれども、渡す時には、常に「これで、あと残り¥〇〇になるよ」と言葉がけをする、というカタチで管理することにしました。
そんなわけで、これから場合によっては、Daddy よりも V3 の方がお金持ち、なんて日も、度々訪れることでしょう。
したら、グミとかグミとかグミとか、おごってもらったりしちゃおう。いやあ、楽しみだなあ。
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
庭の灯台躑躅(ドウダンツツジ)、と普通の躑躅(ツツジ)。
ウィリアムズ症候群の世界へTouch and Go!
染色体異常にも色々ありまして・・・
育児の悩み、障碍も定型もありません。
「かわいいもの、面白いもの、便利なもの、美味しいもの、
四六時中、ワクワクする何かを探しています。
ときめくものに出合うと、
これはあの人にあげたら喜びそうだな、
このタイミングに渡したら笑ってもらえるかな、
気づいたらそんな風にギフトのことを考えるようになっていました。
この本には、もっと軽やかに、日々のちょっとした気持ち
ありがとう、おつかれさま、おめでとう、がんばれ… etc.を
伝えられる、ギフト選びのアイデアを詰め込みました」(「はじめに」より)
*文藝春秋BOOKS:DAILY GIFT BOOK 気持ちが伝わる贈りものアイデア
→https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163909295
で、実際可愛かったので、Mommy にプレゼントいたしました。
へ? 深謀遠慮? そんなものはございませんよ。Daddy さんてば、サン・ジョルディの日には、たいてい Mommy に本を贈ってるんですから(ちなみに Mommy は、たいてい忘れてます)。
DAILY GIFT BOOK 気持ちが伝わる贈りものアイデア
1,620円
Amazon |
◎関連過去記事
*s3e04 「サンジョルディの日」
→https://ameblo.jp/kopfhochwilliams/entry-12017685333.html
*ext.51 ともあれ「本の日」ということで
→https://ameblo.jp/kopfhochwilliams/entry-12152246914.html
*ext.186 今年10年目です。こんなことになるなんて・・・