ハロウィン、いつの間にやら日本でも市民権を得たハロウィン。

 

でもって、ハロウィンと言えば南瓜(かぼちゃ)。

 

 

先日、Mommy & V3 が訪れた街のパン屋さん。ディスプレイされているカボチャの横に「種はいくつあるかな? 数を当てたら商品券をプレゼント!」みたいなPOP

がありまして。

 

とりあえず V3 さん、その場で202個とかテキトーに書いてきたらしいです。

 

 

そこからの流れで。

 

こちら、帰宅後、1/4カットで売られていた南瓜のワタをほぐしつつ種を数える V3 さん。

 

 

結果、60.5個。つまり、一個換算で242個と判明。

 

うむ、何事も実践あるのみ、でございます。

 

実際に、お店にあった南瓜とは違ってくるのでしょうけど、さて、商品券はいただけるのかしら?

 

 

という、まあ(場合によっては)やたら素直な V3 さん(イニシャルA)なのですが、別の日には、長女1号(イニシャルS)の椅子に、こんな落書・・・メモ書きを。

 

 

Sさんへ!

こんばんわ! Aです。

すうじかん前に、

がいこく!のくもがはいったみたいで

すごくこわいです。

たすけてください!!(泣)

19:15分! Aより

 

 

「外国の蜘蛛」? 「入ったみたい」って何処に? というナゾ文書。

 

「助けてください!!」と泣きつかれても、一体どうしろと言うのかさっぱり分からず、ひたすら困惑するのみの1号さんでした。

 

 

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ハロウィン(10月31日)、万聖節(11月1日)、万霊節(11月2日)、ケルトの習俗だったり、正教、カトリック、プロテスタントの違いだったり、色々あって真面目に考えると、ちょっとどうしたものか分からなくなってくるのですが・・・

 

 

そんなわけで、不意に真面目な話。
 
 
こんなニュースがありました。
 

 妊婦の血液から胎児の染色体異常を調べる「新出生前診断」を受けた妊婦の半数以上が、学会の認定を受けていない施設を受診していたとする調査結果を日本産科婦人科学会(日産婦)がまとめたことが27日、分かった。

 

 無認定施設では、結果についての十分な情報提供が行われないまま妊婦が混乱したり、中絶を決めたりする問題点が指摘されている。学会は28日に厚生労働省で開かれる専門委員会に報告。対応を議論する。

 

 調査は、妊婦向けに情報発信を行っているアプリ「Babyプラス」の利用者を対象に実施。調査期間は9月14日~10月31日で、10月16日までに回答を得た893件について中間解析を行った。

 

 51%が無認定施設で検査を受けたと回答。受診者は34歳以下が相対的に多かった。無認定施設を選択した理由として、学会の指針で認める3種類の染色体異常以外の検査ができる点や受診当日に検査を受けることができる点、検査費用が安い点などを挙げた。

 

 

 

ちなみに「Babyプラス」っていうのは・・・

 

日本産科婦人科学会が監修した、妊娠・出産情報、妊婦向けツールが満載の無料アプリです。「ママや赤ちゃんのからだはどう変わる?」「やった方がいいこと、ダメなことって?」「出産までに準備するものはこれであってる?」など情報満載♪

 

 

・・・というものだそうです。

 

 

で、厚生労働省の専門委員会に提示された資料というのが、そりゃあもう、色々あるのですが・・・

 

 

 

その中の一つが「資料4-2 妊婦用アプリを用いたNIPT受検者へのWeb調査結果」というわけです。

 

23ページにわたるものですが、以下、Daddy さん的に、興味深いところだけ紹介します。

 

 

 

かねてから指摘されているとおり、無認定施設では3種のトリソミー以外に、性別はもちろん、微小欠失/重複(ウィリアムズ症候群も含まれるわけですね)、全ゲノム検査、遺伝性疾患も検査対象としているそうです。

 

こういうの、何か「気に入らない」ことがあったら、やっぱり「諦める」ことに繋がっちゃうのかな?

 

 

 

 

これも指摘されているとおり、無認定施設はいかにも「説明不足」で、流行語で言うところの「説明責任を果たしていない」というやつではないかと。

 

 

 

 

検査後についても、やはり同じ傾向です(判定保留・陽性は件数自体が少ないので統計的に有為と言えるかどうか微妙ですが)。現状、無認定施設は「基本的に検査するだけ」と考えた方が良いのかも。

 

 

 

比較の問題ではありますが、やはり無認定施設の方が悩んだり不安が大きかったりするようです。

 

 

 

小児科医から、家族会などから、公的支援について・・・ホントはね、「異常が判明した場合」ではなく、受診する前に聞いた方が良いと思います。「その時」になって慌てないように。

 

 

 

う〜ん、それでも、大多数の妊婦さんは、気軽に受診したいと(たぶん素朴に)考えているんですよね。まあ、そりゃ、そうなんでしょうけど。

 

 

資料全体、興味ある方はリンク先を御覧ください。

https://www.mhlw.go.jp/content/11908000/000687365.pdf

 

 

思うに、こういう調査結果での「望む人が多い」を理由に、新出生前診断(何なら、体外受精での着床前診断とかも)の、さらなる一般化は避けられないという方向で議論が進んでいくのでしょう。

 

それで良いのかなあ・・・

 

 

出生前診断について、Daddy さん自身の意見を聞かせろ、という素敵な方は、こちらの過去記事で。

 

 

 

 


 

 

 

「万霊節」。日本で言えば、お盆、あるいはお彼岸。お墓参りの日だそうです。