2018年8月5日（日） ☀ 千畳敷駅から宝剣岳 木曾駒ヶ岳周遊
仕事に追われ 酷暑と戦いながら
時間が思う様に取れない中…今年の夏山計画…
諦めたり 思いとどまったり…
それでも準備だけはしておかなければと
持久力を養うために
先々週には８時間耐久登山を目的に大峰の
上谷コースで大普賢岳までを往復しました
今度は高度順応と岩感覚を取り戻す為に
木曾駒ヶ岳の宝剣岳を選び 出かけます
駒ヶ岳ロープウェイを使って
極楽平経由の宝剣岳コースを歩く事に…
夏山に向けて どれだけ体調を整えられるのでしょう…
まずはその宝剣岳の様子を 綴ってまりします
コースタイム
6：26千畳敷駅 → 7：06極楽平 → 7：16三ノ澤分岐7：23 → 7：50宝剣岳(2931ｍ)8：11 → 8：25宝剣山荘・天狗荘8：35 → 8：44中岳(2925ｍ) → 9：07 駒ヶ岳(2956ｍ)9：40 → 9：59中岳 → 10：06宝剣山荘・天狗荘 → 10：09乗越浄土 → 10：40千畳敷駅
4：35 受付開始 始発のバス停の様子です
菅の台バスセンター駐車場
去年の11月ごろ同じ場所にいましたが
こんなに並んでいませんでした…
季節が違うと雰囲気や人の多さも変わるものです
駒ヶ岳ロープウェイ千畳敷駅
千畳敷カール
駅は多くの人で賑わっております
雪のない千畳敷カールもまた
活気ある雰囲気で夏の姿を見せてくれます
駅を出てすぐの所に鳥居があり
駒ヶ岳神社の社殿が祀られております
駒ヶ岳神社とサギタルの頭
極楽平・空木岳方面へ
その駒ヶ岳神社に安全登山を祈願して 出発です
駒ヶ岳神社に向かって右方向の
乗越浄土方面に向かう人が大半のようです
今回は目的あっての事…左へと道をとり
極楽平へと向かうことにします
出だしは明るい日差しの下
花たちが目を覚まし 目を愉しませてくれます
まだ固めのママハハコ
カップルのアキノキリンソウ
虫付きオトギリソウ
千畳敷駅
花に見とれながらも ふと振り返ると
千畳敷駅が離れていくのがわかります
その周りには 人がまだまだ集まっているよう…
選んだコースは
静かな山歩きが楽しめそう…
この時はそう思っておりました…
そして 花たちに目を奪われながら
ゆっくりと登っていきます
馬面？のミヤマホツツジ
オンダテの雌株
モミジカラマツ
ミヤマリンドウ
チングルマの綿毛
高山で見る花の愛らしさは言葉にならないです
そして…花の時期を終えた
チングルマの綿毛の群落がいい…♪
元々 子の綿毛の姿から 稚児車から転じて
チングルマの名前が付けられたのですから
この姿こそ チングルマの姿というべきなのかも…
花の時期の白い群落の姿も見事ですが…
イワツメクサ
ヨツバシオガマ
ウサギギク
エゾシオガマ
千畳敷カールと千畳敷駅
随分高度を稼いだよう…
お花畑を歩いていると時間を忘れてしまいそう…
しかし道も急になって行くと
それどころではなくなります
呼吸も乱れ始め 汗が噴き出してきます…
木道の急斜面
極楽平
天国への階段は急ですが
稜線に出れば そこは極楽平
見事な青空と景色を広げて迎えてくれます
極楽平は尾根上の分岐
左（南）側へは檜尾岳へ
右（北）側へ 宝剣岳へ
御嶽山
薄っすらと御岳山を望みながら
極楽平を右（北）方向へと進みます
尾根上にも花は咲いており
足元のお花を見ながら チチの後を歩いていきます
タカネイワツメクサ
ヒメウスユキソウ
三ノ澤分岐
三ノ沢分岐の先には…
本性を現し始めた尾根が見えます
さぁ～ 行くぞ！
意気揚々のチチ
どう見ても…険しそうな尾根が…
沈…と項垂れながら後に続く私…
ここから岩場の連続が待っていた…
ビレーを取ってくれ～
あほか！ 早う 気を付けて来いよ～！
笑うイワベンケイ
もう～笑うしかない状態の私
あの尖端が 宝剣岳…？
岩尾根には 蟻の様に岩に取り付いている人の姿が…
物好きだなぁ～ 思わず呟いてしまいます
折角登ったのに下るの…
わたしも ここまで来れば行くほかありません
どんどん登っていくチチ
ゴツゴツ デコボコの岩尾根
まるで竜か怪獣の背中のよう…
胎内くぐりも何のその！
チチの後に続いて…
わたしもガンバ！
チシマギキョウが微笑む♪
チチの向こうに人の姿？
おっ…！
宝剣岳 2931ｍ
乗越浄土方面経由で登って来た11月の時とは
また雰囲気が番う様に感じます
雪がある時とない時に違いでしょうか…？
いえ…この狭い頂上に
10人以上の登山者で賑わっているから…
まだ 後から後から登ってきます
殆どが乗越浄土からの人ですが…
そのため…来たもの順で
宝剣岳のトップに立つための順番待ちとなります
トップの岩の上 風強し！
空木岳
空木岳がくっきりとその姿を見せてくれます
漸く 順番が来て
1人で一杯になるトップの岩に立つ時
風は力任せに吹いてきて意地悪をしてきます
熱かった体も その風で冷やされるのですが
違う意味で冷える感じです
さて…記念撮影は終わった！
さぁ～ 次に行こう！
さっさと下ろう…みんなで？
トラバースは慎重に！
宝剣山荘を目指して下ろう！
振り返ると 人の列！
途中で離合できずに立往生している所も…
何とか 潜り抜けてきたものの…
もう…あんな渋滞ごめんだと思ってしまいました…
しかし…
駒ヶ岳へ向かう前に まず中岳に向かって…と
先を急ぎ歩きますが…
ここも渋滞！
順番待ちの中岳
駒ヶ岳と駒ヶ岳山頂山荘
中岳の団体さんを潜り抜けて 駒ヶ岳へと向かいます
駒ヶ岳山頂山荘
駒ヶ岳山頂付近
木曽駒ヶ岳 2956ｍ
最後の登りを踏ん張って辿り着いた駒ヶ岳山頂
やはり 大賑わいでした♪
西側 木曾駒ヶ岳神社
東側 伊那駒ヶ岳神社
二つの神社にお参りをして
暫し風に煽られながら 広い山頂からの眺めを楽しみます
さぁ～ 帰ろう♪
トウヤクリンドウよさらば！
登る人の行列を見送り…
乗越浄土
乗越浄土まで一気に下ります
乗越浄土よさらば…と
千畳敷へと下っていくと…
ここでも渋滞に捉まります その上…
離合の時に大変な事が…！
八丁坂を下り道は 渋滞していましたが
階段での転倒事故があり
ちょっと大変な下りとなりました
しかし頭から転倒した様ですが大怪我に至らず
無事下山出来たようです
千畳敷カール
駅に着くなり 丁度のタイミングでゴンドラに乗る事が出来
渋滞を避けるように下りて行ったのは 言うまでもありません
さて…こうして夏山への体慣らし…も
何とか出来たところで
いよいよ本チャンのお山が待っています
そのお山は 剱岳
中々縁がなく頂上を踏むことが出来なかったお山です
私の憧れのお山でした…
運十年ぶりかに
その頂を目指すチャンスを与えてもらえました…
その様子は また 追って綴りたいと思います
その前に宝剣岳に
最期までお付き合いありがとうございました♪
仕事に追われ 酷暑と戦いながら
時間が思う様に取れない中…今年の夏山計画…
諦めたり 思いとどまったり…
それでも準備だけはしておかなければと
持久力を養うために
先々週には８時間耐久登山を目的に大峰の
上谷コースで大普賢岳までを往復しました
今度は高度順応と岩感覚を取り戻す為に
木曾駒ヶ岳の宝剣岳を選び 出かけます
駒ヶ岳ロープウェイを使って
極楽平経由の宝剣岳コースを歩く事に…
夏山に向けて どれだけ体調を整えられるのでしょう…
まずはその宝剣岳の様子を 綴ってまりします
コースタイム
6：26千畳敷駅 → 7：06極楽平 → 7：16三ノ澤分岐7：23 → 7：50宝剣岳(2931ｍ)8：11 → 8：25宝剣山荘・天狗荘8：35 → 8：44中岳(2925ｍ) → 9：07 駒ヶ岳(2956ｍ)9：40 → 9：59中岳 → 10：06宝剣山荘・天狗荘 → 10：09乗越浄土 → 10：40千畳敷駅
4：35 受付開始 始発のバス停の様子です
菅の台バスセンター駐車場 去年の11月ごろ同じ場所にいましたが
こんなに並んでいませんでした…
季節が違うと雰囲気や人の多さも変わるものです
駒ヶ岳ロープウェイ千畳敷駅 千畳敷カール
駅は多くの人で賑わっております
雪のない千畳敷カールもまた
活気ある雰囲気で夏の姿を見せてくれます
駅を出てすぐの所に鳥居があり
駒ヶ岳神社の社殿が祀られております
駒ヶ岳神社とサギタルの頭 極楽平・空木岳方面へその駒ヶ岳神社に安全登山を祈願して 出発です
駒ヶ岳神社に向かって右方向の
乗越浄土方面に向かう人が大半のようです
今回は目的あっての事…左へと道をとり
極楽平へと向かうことにします
出だしは明るい日差しの下
花たちが目を覚まし 目を愉しませてくれます
まだ固めのママハハコ カップルのアキノキリンソウ 虫付きオトギリソウ千畳敷駅
花に見とれながらも ふと振り返ると
千畳敷駅が離れていくのがわかります
その周りには 人がまだまだ集まっているよう…
選んだコースは
静かな山歩きが楽しめそう…
この時はそう思っておりました…
そして 花たちに目を奪われながら
ゆっくりと登っていきます
馬面？のミヤマホツツジ オンダテの雌株 モミジカラマツ ミヤマリンドウチングルマの綿毛
高山で見る花の愛らしさは言葉にならないです
そして…花の時期を終えた
チングルマの綿毛の群落がいい…♪
元々 子の綿毛の姿から 稚児車から転じて
チングルマの名前が付けられたのですから
この姿こそ チングルマの姿というべきなのかも…
花の時期の白い群落の姿も見事ですが…
イワツメクサ ヨツバシオガマ ウサギギク エゾシオガマ千畳敷カールと千畳敷駅
随分高度を稼いだよう…
お花畑を歩いていると時間を忘れてしまいそう…
しかし道も急になって行くと
それどころではなくなります
呼吸も乱れ始め 汗が噴き出してきます…
木道の急斜面極楽平
天国への階段は急ですが
稜線に出れば そこは極楽平
見事な青空と景色を広げて迎えてくれます
極楽平は尾根上の分岐
左（南）側へは檜尾岳へ
右（北）側へ 宝剣岳へ
御嶽山
薄っすらと御岳山を望みながら
極楽平を右（北）方向へと進みます
尾根上にも花は咲いており
足元のお花を見ながら チチの後を歩いていきます
タカネイワツメクサ ヒメウスユキソウ三ノ澤分岐
三ノ沢分岐の先には…
本性を現し始めた尾根が見えます
さぁ～ 行くぞ！
意気揚々のチチ
どう見ても…険しそうな尾根が…
沈…と項垂れながら後に続く私…
ここから岩場の連続が待っていた…
ビレーを取ってくれ～
あほか！ 早う 気を付けて来いよ～！
笑うイワベンケイもう～笑うしかない状態の私
あの尖端が 宝剣岳…？
岩尾根には 蟻の様に岩に取り付いている人の姿が…
物好きだなぁ～ 思わず呟いてしまいます
折角登ったのに下るの…わたしも ここまで来れば行くほかありません
どんどん登っていくチチゴツゴツ デコボコの岩尾根
まるで竜か怪獣の背中のよう…
胎内くぐりも何のその！ チチの後に続いて…わたしもガンバ！
チシマギキョウが微笑む♪ チチの向こうに人の姿？ おっ…！宝剣岳 2931ｍ
乗越浄土方面経由で登って来た11月の時とは
また雰囲気が番う様に感じます
雪がある時とない時に違いでしょうか…？
いえ…この狭い頂上に
10人以上の登山者で賑わっているから…
まだ 後から後から登ってきます
殆どが乗越浄土からの人ですが…
そのため…来たもの順で
宝剣岳のトップに立つための順番待ちとなります
トップの岩の上 風強し！空木岳
空木岳がくっきりとその姿を見せてくれます
漸く 順番が来て
1人で一杯になるトップの岩に立つ時
風は力任せに吹いてきて意地悪をしてきます
熱かった体も その風で冷やされるのですが
違う意味で冷える感じです
さて…記念撮影は終わった！
さぁ～ 次に行こう！
さっさと下ろう…みんなで？ トラバースは慎重に！ 宝剣山荘を目指して下ろう！振り返ると 人の列！
途中で離合できずに立往生している所も…
何とか 潜り抜けてきたものの…
もう…あんな渋滞ごめんだと思ってしまいました…
しかし…
駒ヶ岳へ向かう前に まず中岳に向かって…と
先を急ぎ歩きますが…
ここも渋滞！ 順番待ちの中岳駒ヶ岳と駒ヶ岳山頂山荘
中岳の団体さんを潜り抜けて 駒ヶ岳へと向かいます
駒ヶ岳山頂山荘 駒ヶ岳山頂付近木曽駒ヶ岳 2956ｍ
最後の登りを踏ん張って辿り着いた駒ヶ岳山頂
やはり 大賑わいでした♪
西側 木曾駒ヶ岳神社 東側 伊那駒ヶ岳神社二つの神社にお参りをして
暫し風に煽られながら 広い山頂からの眺めを楽しみます
さぁ～ 帰ろう♪ トウヤクリンドウよさらば！ 登る人の行列を見送り…乗越浄土
乗越浄土まで一気に下ります
乗越浄土よさらば…と 千畳敷へと下っていくと… ここでも渋滞に捉まります その上…
離合の時に大変な事が…！
八丁坂を下り道は 渋滞していましたが
階段での転倒事故があり
ちょっと大変な下りとなりました
しかし頭から転倒した様ですが大怪我に至らず
無事下山出来たようです
千畳敷カール
駅に着くなり 丁度のタイミングでゴンドラに乗る事が出来
渋滞を避けるように下りて行ったのは 言うまでもありません
さて…こうして夏山への体慣らし…も
何とか出来たところで
いよいよ本チャンのお山が待っています
そのお山は 剱岳
中々縁がなく頂上を踏むことが出来なかったお山です
私の憧れのお山でした…
運十年ぶりかに
その頂を目指すチャンスを与えてもらえました…
その様子は また 追って綴りたいと思います
その前に宝剣岳に
最期までお付き合いありがとうございました♪
終
夏山の体慣らしの宝剣岳、木曽駒ヶ岳を歩かれ、
素晴らしい眺望にめぐまれながら沢山の花々にも
出逢え、また、ロープウェイの待ちも無く、幸先
が良かったですね。
宝剣岳の頂上の岩の上に立ちましたか～私達は立てませんでした。
ここは何時でも大賑わいの人気の山ですね。
本番の剣岳のレポ、楽しみにしています。
夏の宝剣岳の人気に驚きながらも
恵まれた山歩きが出来て幸せでした
でも この時期は どこも渋滞…
皆さん求めるものは同じなのでしょうね
のんびり夫婦の山遊び様 お山の名の謂れを
教えて下さってありがとうございます
納得してすっきりしました♪（笑）
ご訪問とコメントをありがとうございます♪