山に癒されて…♪

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長閑な日に 霊仙山へ

2019年04月22日 | 山登り 近畿 霊仙 伊吹 藤原
2019年4月13日(土)☀ 霊仙山周遊・今畑ルート~落合ルート

なぜか忙しい日が続きます
中々アップできないことが多く
今日になってしまいました

日曜日は雨…
急遽予定を変更して 
前日の土曜日に足を運んだお山は霊仙山





鈴鹿ブルーとでも言いましょうか
見事な青空の下
霊仙山を楽しんできました
ボチボチ腰を…いえ手を動かし始め
その時の様子をアップしようと思います

ロングロングブログ記事ですが
どうぞお付き合い下さるとうれしく思います



コースタイム

7:15 落合登山口 7:35 ⇒ 7:42 今畑登山口 → 8:24 笹峠付近 685m 8:35 ⇒ 9:23 近江展望台 1003m → 9:40 南霊仙 1030m → 10:10 霊仙山最高点 1094m → 10:20 霊仙山 1083.45m 10:50 → 11:07 経塚山(九合目)1040m → 11:23 お虎ヶ池(榑ヶ畑道八合目)969m → 11:33 お猿岩(榑ヶ畑道七合目)925m→ 11:50 美晴台(五合目)765m → 12:15 汗拭き峠(榑ヶ畑道二合目二合目)510m 12:20 → 12:46 落合登山口






次の日が雨予報が出ていると思えないほど
蒼い空に 長閑装いの落合登山口

廃屋となった広場の駐車スペースには
既に3台の車が停まっていました



落合登山口 駐車場



ゆっくりと…と言っても 最近は動作も緩慢
昔のようにさっさと準備をする事も難しくなりつつあり
どうしても 亀のような動作で準備を始めます

それでも 今日のお天気は焦る気持ちもなく
の~んびりと準備ができます

その間にも車が入って来られ
出発頃には4台になっていました♪

今日のお山は 賑やかなお山なのかな?

そんなことを思いながら今畑登山口へと向かいます


 道路とテクテクと…
 今畑登山口まで戻る
 今畑確認!

今畑登山口



さて 行こうか!

道はジグザグに樹林帯の中へと延びています
な登りの始まりです

低山や1000m級のお山では
初っ端から急な坂である事は 当たり前の事に思えます…が
やはり 体が慣れない事もあり しんどい

汗が一気に噴き出します
 

 ミヤマカタバミ


そんな急坂の樹林帯の林床に
ミヤマカタバミがポツポツと姿を現します

うつむいたその姿は まだ眠たそうです
私の体もまだ目覚めていません…

体が慣れるまで このしんどさは続きそう…
急な坂道も続きそう…
ガンバ ガンバと登っていきます



 一気に急坂
 村の面影が…

廃村の桜



廃村に着きます

こんな急坂の道を 昔の人は 
生活道として往来していたのですね…


その廃村に未だに存在を示すかのように咲き誇る桜の木
昔は村のシンボルのような存在だったのでしょう

今は自然に還った村の忘れ形見として
静かに咲いているようにも感じます


 桜の花


花一つ一つは小さくとも 何処か…
哀愁を感じさせつつも気品を添えて
見事に咲いています
終わりを告げる寸前の姿は美しい…♪

そして…
下に目を移せば 早くに目覚めた
早春の花の姿もちらほらと…


 寝過ごしたと…まだ蕾
 最期の力を…と 天を見て…
 次へと繋ぐ姿に…



廃村で 福寿草を見つけました
もう終わりかと思っていましたが
この辺りで見かけたという事は
これは期待できそうかも…
黄色い妖精に まだお会い出来そうです

この期待感が足取りも軽く…とはいきませんが
頑張って登る活力になり 足に力が入ります



 日が差し込み…
 ネコノメソウも目覚める




どんどん足を進めていきます


 倒木を潜り
 静かな山道




山も目覚めていきます


 植林の枝尾根
 笹峠から少し離れて




樹林帯の中で分岐点があります
笹峠付近まで来ましたが 山腹を進まず
スカイラインの見える小さなピークを目指して登ります

平らな広いピークに出ると
開けたそこから見える近江展望台ドンと構えて迎えます

あそこへ向かうんだよと チチがいう 
見上げた空がまぶしいほど青い…





裸木の向こうの霊仙山を見ながら
笹峠を少し下っていきます


 タネツケバナ



笹峠からの霊仙山への登りは
カルスト地帯特有の姿を見せ始め
半端ない急斜面にしめられる事に…

ただただ 地面とにらめっこ
そうすると 
地面からの顔を出し始めたお花たちとご対面

しんどい登りでも 少し癒されます

時に 斜面が渇いて砂のような土になり
足もとを不安定にし バランスを崩しかけそうになる所も…


これが雨の日であれば 更に地獄と化すでしょう
名物の泥濘状態になると 本末転倒になそう…

しかし このお天気で助けられています

必死の形相で登る場面も出てきますが 
景色を見ながら登っていきます



 ナニワズ
 続くカルスト地帯の急坂

手前右、鍋尻山・奥右、御池岳・藤原岳



笹峠方面と鍋尻山




振り返ると… 笹峠方面鍋尻山が広がり
手前の裸木の枝先が 少し色づき始めているのがわかります

それでもまだ目覚めるまでにはいかないようで
ここはまだ 山が笑い出すのはもう少し先のよう…

カルデラ地帯のデコボコ斜面 急な角度で上まで続き
また地面とにらめっこで登り始めます

すると…



 あっ!


黄色いお花がぽつり…


登り口で見かけた福寿草に期待が膨らんでいましたが

見つけました~♪

汗の落ちた先に 黄色い花の姿を見た時
言葉にならない声が漏れます

その時上からチチの声が…

いたよ~
ここに居るよ~


しんどいはずの急斜面の事も忘れて
思う様に進めないジレンマの中
必死にチチの要る所まで登っていきます



 チチに追いつけ!何のその!
 冬の忘れ物がまだあった…
 すみれの花も見つけたよ



だけど待っているは福寿草

待ってて… 
待ってて…

逃げる事の無い福寿草を求めて
息を乱しながら登っていきます

青い空の広がる遠望が応援し
冷たい風が励ますように絡んできて…
そして足元から…こんにちわ♪


 沢山の福寿草が!
 まだまだ現役!

福寿草





まだ ここは寒いよ…
コートを羽織っている感じで顔を出しています




お会いできましたね…
福寿草さん♪




つづく




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