言葉の相対性理論 | morlyの「黙ってギターを弾いてくれ」

 

 

 

 

 

・・・タイトルをオオゲサに書きましたが

 

何かと言うと

 

 

僕は散髪屋なんですけどね、初めてのお客さんでね、

「どういうふうにしますか?」

と訊くと

「短くして」

って言われるんですね。

 

 

・・・長くできるわけないですし、髪の毛切りに来てるワケですから、そりゃ短くなりますよ。

 

常連さんなら、あぁいつもよりも短めにすんねんな、と解釈しますけどね。

 

たまに「長めの短め」とか、

その時点で破綻してしまってる言葉を吐くヒト居てます。マジで。

 

 

 

 

あと、特に若い人なんですけど

「大丈夫です」

って言うヒトも多いです。

 

細かい注文にその都度合わせ鏡で後ろも見てもらって、その上でその人の頭の形に合わせておかしくないように調整して、最終確認で「こんなんでどうですか?」と訊ねると

「あぁ、大丈夫です」

 

・・・なにか不満があればすぐに直しますけど?

 

「大丈夫」っていうのは、「満足はしてないけれども、我慢できないことはない」ってことですよね?

 

 

つい最近では、若いお父さんがかなり伸びた髪の毛の小さい男の子連れてきてですね

まぁその男の子の散髪なんですけど。

 

僕「どういうふうにしますか?」

 

お父さん「短く」

 

僕「耳はきれいに出るように切ります?」

 

お父さん「あぁ大丈夫です」

 

 

 

 

 

全くわからん

 

 

12~3cmある髪の毛を1cm切るのか5cm切るのか10cm切るのか、

耳を出すのか出さないのか

 

 

 

 

まったくわからぁぁぁん!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「○○ってどこら辺に在るんですか?」

 

××駅から右行って

2つ目の信号曲がって

だいぶ真っ直ぐ行ったら

上に在るわ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サッパリわからん

(;゚Д゚ )

 

 

 

 

どっち向いて右や!

どっちに曲がるんや!

距離わからんでも徒歩で何分とか車で何分とか

「上に」って浮いとんのか!

※ビルの2Fってことでした。

 

 

 

 

 

 

 

全部実話でっせ・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぜ~んぶ主観的・相対的なコトバ

東西南北とか何分とか何cmとか何kmとか

客観的・絶対的な単位とかが無い

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういえば、ギターの試奏記事とかでもたまに見ますね

 

「高音域は耳に痛い帯域は無く、低音域もグッと締まって~」

とか書いた直後に

「ハイもローもよく伸びてる」

 

 

 

 

・・・・・・どっちやねん

 

 

 

 

このローが締まっててよく出てるっていう表現をいろんなところでかなり頻繁に目にするのですが、

「締まる」って「引き締まってる・相対的には引っ込んでる」ってことですよね?

 

もう客観的に各弦を弾いた時の周波数のグラフを載せてくれたら、話は早いんですけどね。

 

試奏記事を書いてる人の主観なんて、最後の総括だけで良いと思いますが。

 

 

まぁ雑誌(やネット)の試奏記事なんて、各メーカーから広告料貰って運営してるわけやから悪口書けませんけどね・・・。

 

コピペかと思うくらい同じような褒めコトバが出てきたら、逆に「あぁ無個性なギターなんやな」って思うことにします。

 

 

さらに言えば、

僕みたいにギャンギャンに歪ませて弾くなら、ギターの個性は扱いづらくなるだけで(爆)

 

しっかり作られてて丈夫で(動きにくくて)弾きやすいギターが一番ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

New York Groove : ACE FREHLEY

 

Ibanez j.custom1880 

zoom G3X 

zoom iQ5 

audio-technica AT-SP102

 

 

 

 

 

 

エース・フレーリーの歌って、自身が弾く歯切れの良いギターと正反対で

もっちゃりしてるんですがw それがまた良い味になってて僕は好きですね~。

 

 

こういうもっちゃりした歌い方って、逆にリズム感が良くないとできないですよね。

リズム感の悪い人がマネして歌うと、ただただズレていくだけになっちゃいますよね。

 

つい先日亡くなったアレサ・フランクリンもこういうもっちゃり系の歌い方でしたね。

もちろんあの人はリズム感の塊ですけど。

もっちゃりしてんのにビート・グルーヴが感じられる・・・スゴイですよね。

 

 

まさにリズムの四次元殺法!

 

・・・いや違うな・・・

・・・無理やり相対性理論につなげようとした結果、訳のわからん言葉を吐いてしまいましたw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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