ウノゼロで勝ち切ったと言えば聞こえはいいですが、両チームぐだぐだの凡戦をオウンゴールの1点で何とか勝ったに過ぎない、チームの現在地が垣間見えたリーグ最終戦でした。
スタメンは前節から5名変更。
伊藤、名古、内田、チョンスンヒョン、クォンスンテに代わり、遠藤、白崎、三竿、ブエノ、曽ヶ端が入りました。
■総評
・これが鹿島アントラーズの現在地
・スピードで局面を打開できる選手がいない
オウンゴールで先制こそできたものの、全体的には両チームとも攻守にミスが多く、見どころの少ない凡戦であったと言えます。
名古屋は守備面こそフィッカデンティ監督になって改善されてきた感じですが、攻撃面は何とも迫力がなくと、まあシーズン途中から真逆の方向性のサッカーに変わったのでしょうがないんですが...
そんな再構築の途上にある名古屋相手と内容五分五分だったのが、鹿島アントラーズの現在地、それがはっきりとわかったリーグ最終戦でした。
1点リードして受け身に回ったのもあるのでしょうが、カウンターできるチャンスはそれこそ百万回ありましたが、カウンターの醍醐味と言える切れ味の鋭さを感じる機会は訪れませんでしたね...
リードしてリスク回避で人数かけなかったというのもこの試合に限ってはありそうなんですが、そもそもカウンター時にスピードで局面を打開できる選手が今のチームにはいないのではないか疑惑があったりするのでは...と感じた次第です。
今日出ていないメンバーだと小池とか相馬ぐらいしか思いつきませんが、彼らがピッチ上にいれば少ない人数でもカウンターに怖さを出せたかもしれないですね。
▼'43 オウンゴール(鹿島) 名古屋グランパス 0 - 1 鹿島アントラーズ
🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) December 7, 2019
🏆 明治安田生命J1リーグ 第34節
🆚 名古屋vs鹿島
🔢 0-1
⌚️ 43分
⚽️ オウンゴール(鹿島)#Jリーグ#名古屋対鹿島
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXumQp pic.twitter.com/SbwBqhPwgV
守備の準備が整う前にダイレクトで上げた永木のクロスがオウンゴールを誘いましたね。
まあ運がよかったとは思いますw
鹿島アントラーズの2019シーズンはもう少しだけ続きます。
天皇杯準決勝が12/21(土)に開催されます。
カシマスタジアムで迎え撃つはJ2長崎です。
■大岩監督退任
優勝の可能性がなくなってからは同時間キックオフの北海道コンサドーレ札幌の試合をオンタイムで観て、鹿島アントラーズの試合は後で追いかけているんですが、伝え聞く試合内容からなかなか追いかける気持ちが出てこず、追いかけるのが遅れているうちに監督の退任が発表されてしまいました( ゚∀゚)・∵. ガハッ!!
大岩剛監督が今季をもって退任することとなりました。なお、天皇杯終了まで引き続き指揮を執ります。#antlers
— 鹿島アントラーズ 公式 (@atlrs_official) December 11, 2019
「すべては勝利のために、一丸となって戦えるよう、最後まで後押しをしてもらえればうれしいです」
剛さん、最後までともに戦いましょう!
詳細はこちらhttps://t.co/6C7NyFagIZ pic.twitter.com/Lc24ID799Y
何でも、優勝の可能性が限りなくゼロになった第32節広島戦の試合後に退任の意思を示したそうで。
彼の評価は天皇杯終了後の振り返りで示したいと思いますが、まずはお疲れさまでした。
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