4月になりました。教室で配布している「かわら版」より。
授業中にみなさんの課題ノートを点検しています。その時に使用するスタンプの使用目的を頻度順に説明します。授業中や返却時にアドバイスをしていますが、文字にすることで改めてその狙いをお家の方にもご理解いただき、前向きなお言葉がけをしていただくことで更なる意識改革につなげることができます。
「ことばをそえて」
問題を解き直すだけの復習よりも「なぜ?」「どうして?」といった式が生まれる理由付けを文字にすることで考え方の理解が深まり、脳にくさびを打つように記憶に残る確率が高まります。
「ベッカイアリ」
発想の転換は算数力を広げます。複数の考えを復習することで多角的に物事を考える力が養われます。
「もっとていねいに」
不注意によるミスの多くの原因は慎重さの欠落によるもので、それを未然に防ぐための方策が数字や文字を少しでもていねいに書くことなのです。
「まなぶはまねぶ」
約2500年も前に中国の孔子(こうし)の言った有名な言葉です。計算をはじめとした解き方の工夫は、自分で思いつくことも大切ですが、他人のやり方を真似する方が効率良く身につきます。速く解くコツもどんどん真似してください。
「さぎょうになっていませんか」
解かないで写す作業では力はつきません。
1つ1つに願いをこめて押していますが、なかなか伝わっていない状況がままあり、今回文字にしました。やはり親御さんの協力なしではうまくいかないのが中学受験です。