②繰り返し作業 ~秒の積み重ねが分となり、分の積み重ねが時間となる~ | 幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

幸せを求めると、不幸せとの比較が生まれる。

生きやすさを求めると、楽しくてしょうがなくなる。

②繰り返し作業


これは、私が最も得意とすることです。
繰り返す数が多いほど、どんどん差がついていきます。
500円玉貯金と同じで、多い方が金額が大きくなるのは当然です。
例えば、1回辺り5秒速いと、
100回で500秒=8分20秒、1000回で5000秒=83分20秒=1時間23分20秒です。
繰り返し作業をするときは、最初は教えられた方法でします。
慣れてきたら、試行錯誤していきます。
5~10通りは考えます。
その中で、いちばん速く丁寧にできる方法を考えます。


繰り返し作業は、秒単位の時間短縮です。
本当にちょっとした動きをなくすことが重要になってきます。
短距離走のようなものです。
風の強さや向き、足の力の入れ具合、服の抵抗力、

気温・・・など細かいことが速さに左右されます。
中学生のとき、部活で短距離を走るトレーニングがありました。
私はそのとき、直線を速く走るのではなく、
みんなが失速するカーブのところで、勢いよく地面を蹴って走っていました。
体育館で行っていた体力測定のシャトルランでも、
切り返しのところで反動をつけていました。


何か物があれば、1つより2つ、2つより3つで作業することが基本です。
今1個1個していることがあれば、それを複数でできないか?と考えてみるのです。
例えば、段ボールを作る作業があるとします。
1つ1つ箱を作り、ガムテープで貼るよりも、
先に数分だけの箱を作り、ガムテープを貼っていく方が速いです。
なぜなら、ガムテープを置くという動作が、毎回あるからです。
段ボール作りでも、人より速くできて、時間が余っていました。
私が倉庫のパレットの段ボール整理をしていたとき、
「1つのパレットじゃ足りないよ」と言われました。
その人は、これくらいの時間だったら、

1つのパレットしかできていないと思っていたのでしょう。
私は、予測をして、2つのパレットを整理していたのです。
人の倍くらいの速さでやっていたのです。

コンビニでの飲料補充のときに、
なかなかウォークインから出てこないことに気づいて、
「きちんとやっていたら、3時間はかかる」先輩に言われました。
そのとき確か、入って3か月ほどだったと思います。
最終的には、その先輩以上にきちんとやって、1時間ほどで終わっていました。


繰り返し作業は、人と差をつけやすいです。
「これ100個やっといて」というように、数が多くなるからです。
「これ1個直しといて」と言われても、
それほど速くはできません。
「これ100個直しといて」と言われると、
速くやる方法を考える必要がでてくるのです。

 

 

◆反復は、差をつけるチャンス。