ディスレクシア(読み書き障害)の研修 覚書 | 相模原橋本 ことばの相談室【結】~言語聴覚士のおうちサロン

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言語聴覚士、公認心理師の木村寿代です。
自宅で個別言語療法を行っています。
お子様の『かかりつけST』として、お役に立てるよう努力します。

『すぐ会えるST(言語聴覚士)』の木村です。
ブログへのご訪問、ありがとうございます。


先週末の研修は、音韻意識と読み書き障害に関するものでした。


言語発達の一側面、音韻意識の発達に課題のあるお子さんは、文字の学習に苦労するかもしれません。
音(読み方)と文字の対応を覚えるのが、難しいそうです。


知能の発達が正常なのに、努力しても年齢相応の読み書きが難しいお子さんは、ディスレクシアの傾向があるのかもしれません。


俳優のトム・クルーズさんが読み書き障害で有名ですね。
彼は、台本を人に読んでもらって覚えているそうです。


そういうお子さんたちの平仮名学習は、
その子が持っている単語の頭文字と一文字を対応させると、
、はアイスクリームのあ、など
覚えやすくなります。
50音表にも絵がありますが、その子が想起しやすい言葉で教えるのがポイントです。


私たちは、特に意識しなくても、
文字を見ただけで自動的に読むことができますが、
読み書きが難しい方は、一文字一文字に苦労するので、読むことがとても苦痛だそうです。


行間を空けるとか、
単語で区切るとか、
それだけでも読みやすくなります。


また、スラスラ読めるためには語彙力も必要ですが、読む量が足りていないので語彙力も不足しやすいそうです。
語彙力を養うことも、考えなくてはなりません。



読み方を覚えやすくする工夫、
読みやすくするための工夫、
語彙力を養う、
というサポートが必要ということになりますね。


読んでいただき、ありがとうございました。


このブログは、私個人の私見で書いてます。他のSTの先生と考え方の違いや、私の勉強不足などもございますので、ご了承ください。ご意見やアドバイスなどがありましたら、メッセージをいただけるとありがたいです。

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ことばの相談室【結】
木村寿代
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