『すぐ会えるST(言語聴覚士)』の木村です。
ブログへのご訪問、ありがとうございます。
本日は、年内最後の研修です。
忘れないうちに覚書。
言語の問題は、複雑です。
ことばをある程度理解していて、
文でお話ができるけど、
相手にきちんと伝えることができない子がいます。
今日の研修は、そういう子に対する評価や指導についてでした。
この分野は比較的新しく、評価や指導の方法を色々研究されている先生のお話を聞くことができました。
ことばは、
『喋り始めたらオッケー』という単純なものではありません。
私のところにも、そういうお子さんが何人か来ているのですが、
会話はある程度できるけど、
要点が伝わらないとか、
何を言ってるのかよく分からないとか、
複雑な問題を抱えています。
園や学校では、先生にあまり気付かれていないようで、
『大丈夫ですよ』と言われてたりしますが、
お母さんからすると、他の兄弟との違いが明らかです。
言語指導につながってないけど、そういうお子さんは結構いるんじゃないかな。
語彙、文法なと言語の構造的側面の指導は、従来のよくある指導ですが、
何を伝えるか、
話をどうやって組み立てるか、
どうしたら相手に伝わりやすく話せるか、
という指導が、これからの言語指導に求められているのだな、と実感します。
具体的なやり方のイメージを、今回の研修でつかむことができました。
すぐに取り掛かれそうな所も見つかったので、
始めて行く予定です。
忘れないうちに(^^;
読んでいただき、ありがとうございました。
このブログは、私個人の私見で書いてます。他のSTの先生と考え方の違いや、私の勉強不足などもございますので、ご了承ください。ご意見やアドバイスなどがありましたら、メッセージをいただけるとありがたいです。
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ことばの相談室【結】
木村寿代
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