暑ちいなコイツは肉々しい代物喰らってスタミナ摂取せんとな。
そう言えば街中に、とんかつ屋が新規開店してたな!そこにするか


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『不知火』さん。とんかつ屋にしては珍しい忍法なネーミング
場所は静岡県静岡市葵区紺屋町4-6 ガーデンスクエア第5ビル 1F この混迷極まる時期に新規オープンとは誠に大変な事!それもこんな一等地に出店とはねえ...とんかつ愛好家としては是非とも頑張って欲しいのである!
店内はJazzが流れるモダン和風=今時な造りで静かな場、ゆっくりじっくりと「とんかつ」を堪能できそうだ。造り手も中年らしき方々?高齢化が進むこの業界だけど、こうして引き継いでくれる料理人が居てくれるのは嬉しいねえ。


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お品書き一覧...奇抜な品は無そうだな。これぞ純とんかつ屋!直球勝負だぜ!


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【バラヒレ定食おろしポン酢付き】
ヒレでは無くバラヒレである良き揚げの香、勿論であるが揚げ以外の香もそそる芳香。
先だって述べておくが、自分が良きとんかつ屋と判断する基準として、とんかつ以外に対する仕事評価がある。コチラはその良きとんかつ屋で見掛ける脇役料理の巧み仕事が伺える。白米・香の物・味噌汁(☜おかわりしました!)・千切り野菜・かけ塩・ドレッシングにも独自性があり、それがとても美味い!街中に良きとんかつ屋が現れた事に感謝!


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レア部が残らない位の揚げ加減か?かなりガリっとした揚げ衣は、しっとりとした肉質とは対照的で、口内で2種類の食感が衝突し合う。バラヒレ部は何処か生レバーみたいな爽やかな苦味を残すのか?不思議な味わいである。脂質の切れ具合も鮮やかで、この価格帯では十二分に納得である


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おろしポン酢付き...だが、ポン酢に刻み香味が少々、すっきりとした味わいが揚げ衣に帯同され、味の変化が楽しめるが?この秀逸な揚衣には水分が邪魔である。自分は卓上の粗挽き岩塩らしきのみが、最も適した作法に思えた。


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しかしだ...こうして揚衣も崩さない程度に浸して、更に山葵を加えると尚更美味い
そうか!山葵が合うんだ!洋辛子は常々要らないと思ってたが、山葵は必須だな!


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香の物...人参・胡瓜・茗荷・山芋とかなりの浅漬け、素材本来の旨味が箸を休めてくれる。
白米にも合いますな。


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胡麻のドレッシングは飽きるね...でもね!玉葱入りは飽きませんなこのオリジナルドレッシングは美味かった!なによりキャベツの細切り具合が食べて美味いと思わせる斬り方!小量入った大葉も良きアクセントで素晴しい。


写真撮り忘れたけど味噌汁も好みだったなあ主張しない赤出汁塩梅で自分好みだった
何もかも美味い=理想のとんかつ屋が生れてくれて嬉しい限りちょっくら通うとするか!