この時代のラベルが好きでしたので、今の内に。その2

DSCF0553

DSCF0555

DSCF0556
 
Benromach 2011-2019 59.1% 700ml
THE WHISKY EXCHANGE 20TH ANNIVERSARY
Cask Type;FIRST SHERRY HOGSHEAD
Cask No.400
Bottle No.ON OF 311
 aroma: 
諄いな 黒糖麩菓子 キャラメリゼ コカ〇ーラ 炊き上げ直後の小豆 墨汁 焦がし葱油
麦も諄ければ樽も諄そう でも負荷要素は無いかな?
アルコール感を伴う鋭いピートスモークは煙たさが優先され、それが全体を焼き焦がした様にまとわり付く 
 taste: 
骨太で高威力 男気スペイサイド系
アメリカンチェリータルトはタルト生地が焼け過ぎた様 ベイクドチョコにイチゴを少々配合 ドライオロロソ タールに似た煙たさ 苦渋味が優先されるシェリーウッディ 中~終盤はチリペッパー スモークナッツ 粗挽き黒胡椒 強焙煎珈琲 舌先ヒリ付く力強さ   
 finish: 
スモーキー 重ためのシェリーウッディは果実系無し 焦がし麦風味 身体が火照る
 comment: 
暴力的だが抑止がギリギリ効いた状況
 from: 
BAR NO'AGE

自分が本格的に飲み始めた頃のBenromachは、このラベルデザインでした。他には違うハンドライティング調なフォントに、カラーリングも控えた色調で、俗語らしく言えば『シブい』容姿で私は好んでましたね呑み始めは覚えるのに大変ですけど、このラベルはあの蒸溜所と比較的容易に覚えられるBenromachは、中身も男っぽいスペイサイド系で優秀でした。

自分の思い出はこの辺にして...今回頂いたボトルは前回頂いたBENROMACH 2000-2019 For Bar Campbelltoun Loch's 20th Anniversaryがあまりにも美味かったので、その樽違いVerの意味合いを込めて頂きましたが、もう老眼でね...2010蒸留が2000に見えてた状態で呑んでました中熟どころか単年弩級シェリーでしたね帰宅後に撮影した画像を拡大した時に気付いた単年シェリーらしく高威力でしたが、この熟成域に見られるやり過ぎ感や、硫黄系など負荷要素はない状態で、Benromachらしいスペイサイド系にしては煙たい種族らしい、フルーティーさよりは渋味と辛味が圧し掛かる味わいで宜しいかと

私としては中熟域でリフィルシェリー位を呑みたいなあ