色づく世界の明日から

 

 

あえて言おう!
このアニメは2周見て真価を発揮する!


物語はコミュ症で色盲チックで陰キャな主人公・月白瞳美が、
祖母である琥珀に60年前の過去、
祖母が17歳だった頃の時代に飛ばされることで始まります。

ちょwwwBBA!
いきなりナニしてんねーん!w

ってな展開ですが、これは既に定められたことと祖母が言うように、
琥珀が17歳の時に未来から同じ年頃の孫がやってきて
一緒に学園生活を送った経験があったから。

だから瞳美が未来に戻った後、
60年後には過去に送ることができるよう星砂に月の光を浴びせ続け、
時間魔法を完成させたわけで。
 

 


最初は映像美にこそ惹かれるものがありながらも、
シナリオ的にはグッとくるものがなく、
ほぼ流し見でロクにレビューする気も起きませんでした。

物語が大きく動き出すのは終盤の残り3話。
そこからは怒涛の展開で、一気に引き込まれます。
その3話のみはガッツリとレビューしましたw

11話
12話
13話




話を戻して、序盤の瞳美はストレスフルでしたでしょうねw
ただでさえコミュ症なのに、知り合いがまったくいない、
文明レベルも異なる60年前に飛ばされるとかw

瞳美の住む未来の世界では、データやオート機能なんかもあるようで、
重い荷物を持つこともないようで、体力面でも厳しいのかと。

不幸中の幸いか、祖母の琥珀は当時、かなりの問題児で
良くも悪くも他の生徒に強く認識されていたことで、
琥珀が海外留学でいなくとも同じ月白姓ということで
すぐに打ち解けてくれる仲間ができた。

琥珀の住む月白家も未来から変わらず同じ場所に存在し、
かつ魔法使いの一族ゆえに未来から来たという話も
親族はすぐに信じてくれたので住居には困らなかった。

そういうのも含めての琥珀77歳の陰謀だったかもしれないですが。

 

 


写真部の連中がガッツクように部員勧誘するのは、まあ仕方ないかとw
人気部じゃないと部員確保もままならず、
下手すれば同好会に格下げの危険もあるし。
というか、瞳美が未来に戻った後、
部長と唯翔と胡桃が卒業して、
残っているのはあさぎと千草だけなのに

よく部を維持できたなw

 

 


かくして瞳美は良い家庭、良い仲間に恵まれ、
新たな学園生活が始まるわけですが。

1周目の初見視聴と2周目の周回視聴では
序盤~中盤の展開は違った視点で見ることができますね。

魔法写真美術部のメンバーも把握できているか否かも違うし。
退屈な展開が続くと思っていた中盤までも、
2周目は楽しく見れました。


ここから部員キャラ感想

 

山吹将

 

イケメン残念系鈍感男子。
瞳美に告白してフラれたものの、

このテのタイプなら引く手数多でしょ。
というか、あさぎの気持ちに気づいてやれやw
瞳美が未来に戻った後、

あさぎとはいい関係になれたのかが気になります。

 

 

 


風野あさぎ

 

普通にメインヒロインやれそうなルックスですがw
負けヒロインで残念系でしたねww

 

部長が鈍感なのも問題ですが、
あさぎの喜び方などところどころ子供っぽいのも原因かとw

(恋愛対象として見られない)

 

普通に最下級生に見えますしw
(気づくまでずっと1年生だと思っていましたwww)

 

 


なお、キャラデザ担当(フライ)の描いたバージョン。
可愛い(*´ω`*)
 

 

 


川合胡桃

 

不細工というわけではないけど、格別美人でもない塩梅なキャラ。
お下げとアンダーリムの眼鏡が芋っぽく見える印象w
最下級生の千草とのコントっぽいノリは部の良い潤滑油。

 

 


ただ眼鏡を外すと、魅力上昇するような気もw
 

 

 


深澤千草

 

なーんかイラっとくるキャラw
雰囲気がクロムクロに出てた
ユーチューバーに似ているからでしょうか?w
そういやどっちもPA作か。

最下級生で弄られキャラなので、
某ユーチューバーに比べると嫌悪感はなかったです。
 

 

 


葵唯翔

 

はねてる君

一人だけ美術部で、瞳美の色を取り戻す核となる人物。
個人的には好きなタイプじゃないですね。
闇を抱えている理由がよくわからんし。

 

 

 


月白琥珀

 

まー、なんつーかw
歳をとれば落ち着くんですねww

未来からやってきた瞳美とは同い年とはいえ、
祖母と孫なのに普通に接している描写はほっこりしましたw

未来に帰った後の祖母が「琥珀って呼んで」というのは、
グッときますねwww


未来のお婆ちゃんの方の琥珀の担当声優が島本須美で、
過去の琥珀の祖母(瞳美から換算すると5世代前)が
潘恵子というwww

昭和の時代にヒロイン役を席巻した2人www

 

 

 


月白瞳美

 

ふつくしい!

 

序盤~中盤の展開がやや退屈で、
正直なところ、このキャラデザじゃなければ
継続視聴は不可能でしたねw

 


見た目はいいけど性格的に無理!
というパターンはよくあるけど、
 


序盤の瞳美は陰キャラだし褒められた性格ではないけど、
そういう解釈すら度外視して良いほどのふつくしさでしたw
 

 


あと、ハイソックスゥッ!

やはりJKにはハイソックス着用を
義務づけるべきだと思うんだぁw
 

 

 


アニメ作画を見た後で、キャラデザを確認したわけですが、
こんな良質の絵師を今まで知らなかったとは!
 

 


キャラデザとアニメでかなり絵柄が変わるという
パターンはこれまでも見てきましたが、
このキャラデザを上手くアニメで動かしているから
映像美的に見応えがあったなーと思います。
 



もう一度!あえて言う!
ふつくしい!

 

 

 



さて、締めの感想として…。

瞳美が未来に戻った後のやりとりについては
13話レビューを見ていただくとして、
エンディングで琥珀以外の人物に
触れなかったのが少し残念ですね。

墓参りをしていたことから、
唯翔が故人なのは予想がつきますが、
77歳なら他の部員メンバー全員が
死んでいるとは思えないですし。

互いに気持ちを確認し合って別れ、
二度と再会できなかった瞳美と唯翔。
過去と未来の住人だから別れがあるのは予想できていたし、

もし唯翔が生存していても
お爺さんと17歳じゃ無理カップルすぎるしw

 

 


私としては、

唯翔にも孫がいて欲しかったです。

以下、私の願望

唯翔の孫は瞳美と同じ17歳で、
実は同じ学校のクラスメイトでした!

で、瞳美が唯翔の墓参りをした日はちょうど命日で、
唯翔の孫も同じ日に来て2人は会います。

過去の世界を経験する前の瞳美は他人との接触を忌避していたので
クラスメイトであったことにまったく気づかず、墓の前で初めて意識する。
唯翔の孫の方は美人である瞳美をずっと意識していた。

瞳美は小さい頃に唯翔が描いた絵本を見て育ったことや、
祖母の陰謀(笑)で過去に飛ばされて、
唯翔と同じ学生生活の時間を共有したことを孫に話し、
そこから二人は恋愛関係に!


とか、あれば良かったのですが。

 


 

 

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