脊髄内腫瘍でした! ただいま療養中です。

坐骨神経痛だと思ってたら、脊髄に腫瘍が出来ていました。
珍しい病気なのでブログ書いてみました。

人間の尊厳について

2020-11-12 00:08:00 | 家族





といっても、ただのトイレ問題なんですが。

苦手な方はスルーして下さい。



悔しくて悲しくて情けなくて、、、



我が家は以前、アパートの2階に住んでいたのですが、私が車椅子になってから物理的に生活するのが難しくなり、隣の市のマンションを購入し引越して現在に至ります。


我が家のマンションの作りは玄関入ってすぐ両隣に娘息子の部屋があり、リビングに行く途中の廊下にトイレがあります。

私は車椅子ではあるものの、全く立てないわけではないので、床に段差が無ければ特に改装が必要なく、トイレに手すりを付けたくらいでした。


いや、暮らしてみると色々とリフォームして欲しい所はありますけどね。

まぁ、家族の協力もあり、なんとか生活出来ています。


さて、前置きが長くなりましたが、私の排泄機能はありがたい事に自然ともよおし、お通じの方は下りてるのがわかると座薬を使って排泄します。

お小水の方はたまに近くなったりしますが、こちらは全くの自然排尿です。


ただ、家のトイレは開き戸なので、ドアを全開にして車椅子をつけ、便座まで2、3歩つかまり歩きで体制を整えズボンを下ろして座ります。

間口がせまいので便座までは車椅子をつけることは出来ないのです。

だから転ぶのもこの時がほとんどです。


座ってしまうと手が届かないので、車椅子を移動させたりドアを閉めたり出来ないのでドアは開けっぱなしです。


いくら家族といえども、私はこれがたまらなく嫌なのです。

もちろん、家族に申し訳ないという気持ちもあります。


一番嫌なのは用を足しているのに、そこを家族が通る事です。

なんだかあまりに普通に通るので笑っちゃうこともあったのですが、

集中しないと出なかったり、なかなか座薬が入らなかったりしてる時はなんともすごくイヤなのです。


以前、

私がトイレを使う時は1時間も2時間も入ってる訳ではないんだから、少しの間だけ通らないで欲しいと言ったのですが、


忘れちゃうんでしょうかね。


昨日は私がトイレに入ってる時に一度息子が部屋から出てリビングに向かい、忘れ物を取りに部屋に戻り、またリビングに向かうという、離れわざを繰り出したので、とうとう爆発してしまいました。


泣きながら私も女であること、トイレは人間の尊厳に関わることを懇々と息子に言って聞かせました。

恥ずかしながら息子は今月24歳になります。


なんで自分の息子にこんな事を言って聞かせなきゃならないんだろう、


もう、情けなくて悲しくて、こんな身体が憎らしくて本当に泣けてきます。


親子だから直ぐに元通りになるかな。


でも、今はしばらく息子とは口聞きたくありません。おとな気ないですかね。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (K.I)
2020-11-12 09:57:52
ただのトイレ問題ではないですよね。私も座薬を使うし常時尿もれパットをあててます。ドアをいきなり開けられない様に鍵をかけます。どうしても通らなければならない時は「とおりま〜す」とひと声かけてもらい体制を整えられる位の優しさは欲しいよね。
色々考えたとは思うけど、目隠し様に気休めかもしれないけどノレンとかはどうかな?家族が嫌がるかなぁ。
今年はトイレに手すりを一杯つけてもらったけど、相変わらずズボンを下げる時は危ないです。間に合わず下着を濡らす事も。
そう言う姿を息子にはまだ見られたくないです😭
Unknown (ベリー)
2020-11-13 08:27:06
K.Iさん、おはようございます。
排泄障害があると、時間と空間の確保が重要になって来ます。
家族で生活してる以上は結構な課題ですね。
排泄に関しては誰もいない家でゆっくりと出来るのが一番です。
もし失敗しても自分が一番大変なだけですしね 笑。

コメントを投稿