大阪府知事が医療用防護服の代わりに雨合羽を集めた件を書いた記事(とその後の2記事)にコメント頂いた。
返信には、知事がツイッターの前に府職員から企業団体などに照会しなかったのが意外、というようなことを書いたのだが。その前に政府に要請する制度を使うものだったようです。
「特定都道府県知事又は特定市町村長は、新型インフルエンザ等緊急事態において、新型インフルエンザ等緊急事態措置の実施に当たって、その備蓄する物資又は資材が不足し、新型インフルエンザ等緊急事態措置を的確かつ迅速に実施することが困難であると認めるときは、特定都道府県知事にあっては指定行政機関の長又は指定地方行政機関の長に対し、特定市町村長にあっては特定都道府県知事に対し、それぞれ必要な物資又は資材の供給について必要な措置を講ずるよう要請することができる。」
・・・と、新型インフルエンザ等対策特別措置法(第五十条)にあるのでした。
府知事には弁護士経験があるが、要請したのだろうか。要請したが国から断られたのだろうか。
こういうところだよ。「府民が雨合羽を贈った」という盛り上がりではなく、府も国も淡々と手続きする安定感が標準のはずなのに、違う。感染症の蔓延という緊急事態だから、感情の波が乱れるのは当たり前だが。その波が政治家が繰り出すイベントで動いているようだった(17日の「Mr.サンデー」)。
「映え」ですかねえ。そういう雰囲気に合った政治家なのかもしれない。
変ですよね。こんなに苦しい時に、然るべき人達が然るべき動き方をしないのは。
まず、政府が本分を放棄している(検察庁法「改正」は不要不急だからという理由もあって延期したばかりなのに、今度は国民投票法改正を持ち出した)。そして、「日本」のイメージが壊れるほど失策が多い。
マスクだけでも。安倍首相は小さ過ぎるので呼吸がマスクからはみ出ているし、麻生副首相に至っては鼻を出している。つまり、2人ともマスクの効果を減らした状態を延々と続けている。奇妙な人達。
ダイヤモンドプリンセス以来、ずっと下手くそなバイオリン演奏がBGMに流れているような、そんな気分である。
そういえば、橋下徹氏もツイッターで変なことを主張していた。検察庁法改正案について、「政治の暴走には検察官は良心的拒否をする可能性がある。それに比べて検察の暴走には検察官は良心的拒否ができない可能性が高い。」(5月17日)だってさ。これ、元政治家が法律について話してるんですよ?
検察庁法の件では、専門家が実名アカウントで誤情報をツイートしている例を他にもいくつかみかけた。探したわけでもないのに。一方、芸能人達が質の高いコメント付きでツイデモに参加していた。
なのに、歌手に対して、わからないくせに政治的なコメントはするなと批判する声があった。こういう人達にとって、「発言の資格がある人」とは誰なんだ。
・・・と書いてきたが。黒川氏が新聞記者達と自粛期間中に賭け麻雀、という記事が出るという。
なるほど。
検察庁法「改正」延期なら「桜を見る会と河井夫妻の件を不起訴にするための黒川検事総長」という想像は外れなのか、それとも不起訴にする手段が他にあるのか、恐ろしい・・・と思っていた(書くつもりだった)のだが。そうではなくて、黒川氏のスキャンダル(賭博)報道がわかってあきらめたのか。
ということは、「不起訴にする手段が他にもあるのかも」という心配はしなくてもいいのね?
いろいろ妄想が浮かぶ(「この変な脇の甘さは何だ」とか)が、置いといて。
安倍内閣退陣を早く。うだうだ時間をかける余裕は日本にないもんね。
次の首相も自民党議員から選ばれるのだろうけど、こんなことになってる安倍首相の次だから、相対的に良く見えるだろう。臆せず不要不急ではない課題に絞って対処してくれる、と信じたいです。
そして、日本を整えるためには、この崩れの原因と仕組みの解明が必要なはず。安倍首相達を、国会と裁判で。
返信には、知事がツイッターの前に府職員から企業団体などに照会しなかったのが意外、というようなことを書いたのだが。その前に政府に要請する制度を使うものだったようです。
「特定都道府県知事又は特定市町村長は、新型インフルエンザ等緊急事態において、新型インフルエンザ等緊急事態措置の実施に当たって、その備蓄する物資又は資材が不足し、新型インフルエンザ等緊急事態措置を的確かつ迅速に実施することが困難であると認めるときは、特定都道府県知事にあっては指定行政機関の長又は指定地方行政機関の長に対し、特定市町村長にあっては特定都道府県知事に対し、それぞれ必要な物資又は資材の供給について必要な措置を講ずるよう要請することができる。」
・・・と、新型インフルエンザ等対策特別措置法(第五十条)にあるのでした。
府知事には弁護士経験があるが、要請したのだろうか。要請したが国から断られたのだろうか。
こういうところだよ。「府民が雨合羽を贈った」という盛り上がりではなく、府も国も淡々と手続きする安定感が標準のはずなのに、違う。感染症の蔓延という緊急事態だから、感情の波が乱れるのは当たり前だが。その波が政治家が繰り出すイベントで動いているようだった(17日の「Mr.サンデー」)。
「映え」ですかねえ。そういう雰囲気に合った政治家なのかもしれない。
変ですよね。こんなに苦しい時に、然るべき人達が然るべき動き方をしないのは。
まず、政府が本分を放棄している(検察庁法「改正」は不要不急だからという理由もあって延期したばかりなのに、今度は国民投票法改正を持ち出した)。そして、「日本」のイメージが壊れるほど失策が多い。
マスクだけでも。安倍首相は小さ過ぎるので呼吸がマスクからはみ出ているし、麻生副首相に至っては鼻を出している。つまり、2人ともマスクの効果を減らした状態を延々と続けている。奇妙な人達。
ダイヤモンドプリンセス以来、ずっと下手くそなバイオリン演奏がBGMに流れているような、そんな気分である。
そういえば、橋下徹氏もツイッターで変なことを主張していた。検察庁法改正案について、「政治の暴走には検察官は良心的拒否をする可能性がある。それに比べて検察の暴走には検察官は良心的拒否ができない可能性が高い。」(5月17日)だってさ。これ、元政治家が法律について話してるんですよ?
検察庁法の件では、専門家が実名アカウントで誤情報をツイートしている例を他にもいくつかみかけた。探したわけでもないのに。一方、芸能人達が質の高いコメント付きでツイデモに参加していた。
なのに、歌手に対して、わからないくせに政治的なコメントはするなと批判する声があった。こういう人達にとって、「発言の資格がある人」とは誰なんだ。
・・・と書いてきたが。黒川氏が新聞記者達と自粛期間中に賭け麻雀、という記事が出るという。
なるほど。
検察庁法「改正」延期なら「桜を見る会と河井夫妻の件を不起訴にするための黒川検事総長」という想像は外れなのか、それとも不起訴にする手段が他にあるのか、恐ろしい・・・と思っていた(書くつもりだった)のだが。そうではなくて、黒川氏のスキャンダル(賭博)報道がわかってあきらめたのか。
ということは、「不起訴にする手段が他にもあるのかも」という心配はしなくてもいいのね?
いろいろ妄想が浮かぶ(「この変な脇の甘さは何だ」とか)が、置いといて。
安倍内閣退陣を早く。うだうだ時間をかける余裕は日本にないもんね。
次の首相も自民党議員から選ばれるのだろうけど、こんなことになってる安倍首相の次だから、相対的に良く見えるだろう。臆せず不要不急ではない課題に絞って対処してくれる、と信じたいです。
そして、日本を整えるためには、この崩れの原因と仕組みの解明が必要なはず。安倍首相達を、国会と裁判で。