今日はHBMSの第三回目講義。
三菱食品の研究所から講師をお迎えしました。

う~ん、さすがシンクタンクの方。理論と実践が見事にかみ合ってる。しかしこんな詳細な資料や調査データは、どうやっても個人事業では無理。。。。。

さて、今日のテーマは、マーケティング。「販促活動」とよく訳されていますが、本来は生産から販売まで、事業活動全般を滞りなく運用することを指します。今回の目からウロコは、この定義。僕は学生以来、【マーケティングとは、売れる仕組みを作ること】と習ってから、そのままの意味で使ってきました。

しかし、現代ではこれは時代遅れの考え方だったようです。「売れる仕組み」というと、売り手=事業者側の視点が強く反映しています。売ろう売ろうとする意識では、「関心」を持ってもらえても、他の類似商品を「検索」され、「比較」され、最もコスパのよい商品に「代替」されます。

現代で必要なのは、消費者との「共感」や「コミュニケーション」などの繋がり感、または消費者がその商品を利用した時にどれだけの社会的な価値や自己実現に近づけるか、といった「消費者の目線」が重要とされています。

ずばり、本日の講義では、『マーケティングとは、自分を消費者により理解していただくための手法』。農縁たねまきでは、もう一歩進めて、『消費者の願望を、旬の野菜を通じてかなえること』あたりにしてみようかと、踏み込んでみます。

では、このあたりで。

#三次市 #HBMS #農業にもマーケティング #マーケティング #農縁たねまき #広島県 #生姜農家 #青ネギ農家 
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