おはようございます。

昨日更新できなかったです。


さて、新規就農者の方にお話ししたいのが、どこで就農するか、就農地をどこにするか。

これは超重要です。マーケティングとか、ハウスの立て方とか、作物の選び方とかよりも、

私はこの地域選定の方が重いと思う。



実際は全部の要素が入り混じるけども、どれが最重要化といわれればやっぱり選定地。

なぜなら、これは動かしがたい所与となるから。


例えば、気候や雨量、台風の有無、消費地との距離、圃場の平均的な大きさ、基盤整備の有無、

土壌の質、行政・JAの力具合など。


全部自分でどうにもならない。


三次市でいくと、正直なところ、JAや行政の支援度は低いと私は考える。

ピオーネなどのブドウや、コメ農家への支援は手厚いが、それ以外はあまりすごいとは思わない。

また、消費地から遠いため、物流と販売に常に悩まされる。

一方で、台風が少ない、土が粘土質で保水性高い、競合が少ない、などのメリットもあり。


長野へ新規就農した知人は、空き圃場が3反~1町ですぐに見つかる。トウモロコシの産地で、

冷涼な気候で病害虫がほとんどなく、獣害もなし。農薬なしでも栽培可能。

豊洲までの直送路線があり、朝4時までに出荷すれば全部売れる。。。。



全然違うでしょう?

愛着ある町とかUターンとかもあるけど、商売としてやっていく以上、有利な土地を選定することは

全く間違いではないし、むしろシビアに向き合う必要があるかと思う。

農業は生産資材をかなり投資しないと回収ができず、まわらない産業。

投資回収効率が高い地域を探すべき。


#三次市 #広島県 #生姜農家 #農縁たねまき #青ネギ農家 #中山間地アントレプレナー #地域ファシリテータ