「ワルツの女王」といわれたPatti Page( November 8, 1927 – January 1, 2013)は1950年
から活躍をはじめMecury, Columbiaに’60年代を通じて数多くのヒットをアルバムを残し
1970年代以降も自身のヒットの再録音やカントリーナンバーをマイナーレーベルでリリースし
1999年にはCarnegie Hallでのコンサートを収録したCDがグラミー賞を獲得し実力を証明した。
今回はパティ・ペイジの歌う「夏」と「恋」の歌の特集です。
”Early in the morning"（幸福の朝）はMike Leander-Edward Seagoの1969年の作品。
日本ではCliff Richard盤欧米ではVanity Fair盤がヒットしました。
”Yester me yester you yesterday"はRonald Miller-Bryan Wellsの1969年の作品。
Stevie Wonder盤がヒットしました。
”Stranger on the shore"（白い渚のブルース）はAcker Bilkの作品。1961年作者自身の
Clarinet演奏盤が大ヒットしました。
”Mockinbird hill"はVaughn Hortonの作品。1951年Patti Page盤がヒットしました。
"Changing partners"はJoe Darion-Larry Colemanの作品。1953年Patti Page盤がヒットしました。
"Blue Hawaii"はLeo Robin-Ralph Raingerの1937年の作品。Bing Crosby, Elvis Presley
のヒットで知られています。
"Can't help fallin' in love"(好きにならずにいられない）はGeorge David Weiss-Hugo Peretti-Luigi Creatoreの作品。映画「ブルーハワイ」でElvis Presleyが歌い大ヒットしました。
"Come Saturday morning"(土曜の朝には）は映画「くちづけ」（1969）の主題歌。Fred Carlin-
Dory Previnの作品。Sand Pipers盤がヒットしました。
”Our day will come"(燃える初恋）はMort Garson-Bob Hillardの作品。
1963年Ruby & the Romantics盤がヒットしました。
”Don't sleep in the subway"(天使のささやき）はTony Hatch-Jackie Trentの作品。1967年Petula
Clark盤がヒットしました。Album"Today my way"(1967)に収録。
"Faded summer love"（色あせし夏の恋）はPhil Baxterの作品。Album"Love after midnight"(1963)
に収録。
”Green leaves of summer"(遥かなるアラモ）はPaul Francis Webster-Dimitori Tiomkinの作品。
映画「アラモ」（1961）の主題歌でBrothers Four盤がヒットしました。
”Hush hush sweet Charlotte"(ふるえて眠れ）はMack David-Frank Devolの作品。同名映画（1964）
の主題歌でスクリーンではAl Martinoの歌が流れましたがPatti Page盤がトップ１０にはいる
大ヒットを記録しました。
"Red summer roses"はPhillip Zellerの作品。1968年の録音。シングル"Stand by your man"のB面。
”Summer place"（夏の日の恋）はMax Steiner-Mack Discantの作品。Percy Faith Orchestraの
演奏盤が知られていますがこの録音はCDのボーナストラックとしてリリースされた貴重な音源です。
