コンビニ3社の下半期の冷凍食品関連の戦略が出揃いました。ブームの火付け役はコンビニと言わんばかりに、業界の注目する戦略ですね。
セブンとファミマはオフィスでの昼食利用などを狙った、店内の業務用電子レンジで調理してそのまま食べられる冷凍食品を投入します。
一方ローソンは、朝食メニューの新ブランドを立ち上げ、仕事帰りなどに購入し、翌朝味わいに簡単便利に調理できる冷凍食品の利便性を訴求します。
すでにスタートしていますが、楽しみな下半期ですね。
セブン-イレブンは業務用電子レンジ対応商品を増やしていますが、昨年下期にカップ入り冷凍米飯2品を発売していますが、こうした食品の需要が高まるとみています。
ファミリーマートも業務用電子レンジに対応したトレー入り冷凍食品8品を発売し「加熱ムラ」という課題を克服、具付き麺、どんぶりなど具材感のある商品も開発しています。
こうした商品は、限られた時間の昼食利用などでの冷凍食品市場を開拓するものだと思います。
ローソンは、他2社の即食に対して冷凍庫に保管して翌朝食べられる朝食メニューという切り口です。ベンチマークしたのは無印良品の冷凍食品などで、フレンチトーストなどの主食系も展開します。
さらに、中食と呼ばれるスーパー惣菜などの需要も自社に取り込もうと動いています。各社の昼食需要の取り込み戦略は・・・
【セブン】
夕食惣菜の需要増を受け、「今日のおかず」シリーズでサイズと統一したトップシール付きトレー容器で売り場の面的な展開
【ファミマ】
電子レンジ対応商品をすべてトレー入り商品として開発。さらに移し替えずに食べられる冷凍食品の利便性を追求し強化
【ローソン】
つまみ系の冷凍食品を強化
まぁこんな感じです。あなたにマッチするコンビニはどこでしょうね。何を狙っているのか?を考えながら店舗を見渡すと、いつもと違った景色に見えますよ。。。
タグ:コンビニ
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