ひそひそiPhoneとMusicStudioとGZ-5(ときどきmicroKORG)で音楽を作りたい

iPhoneアプリのMusicStudioとかで初心者が音楽を作ってみようとして もがいて あがいてジタバタします…

「耳の読者」と「目の読者」。頭の中での音読について。

2019年08月23日 16時31分47秒 | iPhone以外でも音楽つくる
音楽音楽するような作曲(ソフトを実際に動かすレベルの)作業を中断し、
文字文字している今日この頃。

5月くらいからインプットからアウトプットに移行となるも
まだまだ先は長いぞ、時間があるのにできないのは経験が足りないからだ、
と書きものの方でも実力不足に心の中でおんおん泣いたフリをしながら
けろっと生きております。

命あるうち、手が動くうち、目が見えるうちに、耳が聞こえるうちに、
頭が動くうちに、体力があるうちに、お金があるうちに、電気が使える環境のうちに、
世の中が比較的平穏なうちに、多くの人が娯楽を享受できるようなうちに、
聞いて、見てくれるひとがいるうちに、
そう考えればキリがないけど時限を意識することで
足をはやめないと何にも完成しまへんのよぉ~。はーこまった。
こまりながらもやらねばなんね。やることだけがすすむこと。

そう思いながら本を読んでいる時にふと思いました。
音読について。
養老孟司氏の本で「耳の作家」と「目の作家」という分類があり
それぞれ宮沢賢治を「耳の作家」、三島由紀夫を「目の作家」として挙げていて
あーなんとなく分かるわぁ、と思いつつ、
耳といったら音、音といったら音読、とひとり連想ゲームをした結果、
作家だけでなく、読者にも「目の読者」と「耳の読者」があるんじゃないか
という気がしてきたわけです。

だいぶ昔、速読が流行ったころに、頑張って速読術を“一時的に”習得した時がありました。
確かに早く読めた。普通に読むよりは早く読めはしたけど、続きまへんでした。
その程度の経験だけを頼りにすれば、速読の時、文字の音が脳内には流れませんでした。
行の上部と下部に視線を動かしながら、瞬間的に目に焼き付けたと思ったら、
もう隣の行の上部へ視線を動かすやり方です。

そりゃぁ文字の音なんか流れんわ。
流れてたとしたら録画再生時の2.0倍以上の速さよ。
そんなん このぼんくら頭に聞き取れるわけなかんべよ。
 ちなみに最近録画再生は1.5倍速で集中して聞くやりかたに凝ってます。
 余韻を楽しめるものでなければ、時間がハーフになるのでなかなかおすすめです。

そういうわけで、現在も余程追い詰められることがない限り
頭のなかで音読する読者に元通りとなりました。

言葉の音、文字の音を頭に流しながら読むものとして最もふさわしい形態
と言えば詩歌でしょうが、字の羅列がすでに音の羅列でもあることを思えば
詩歌に限らずとも、そこに流れる音を感じながら読むことは
少なくとも日本語においては、日本的な感覚の体得に繋がる行為なのではないかなと
思います。
よくよく考えてみると音だけじゃなくてリズムも多分に日本的なとこあるか。

音楽に重きを置かない人が「目の作家」としてあり得るのは分かるとして、
音楽を作る人で「目の作家」という人はあまりいないのじゃないかと思うわけですが、
今後、映画とか絵本とか、色んな作者の根幹を探ろうとするときに
「耳」か「目」かという視点は便利な着眼点になりそう。
あ、作者だけでなく受け取り手の感想とかがあれば、そこにも使えるかも。


最後に、先の養老さんの本を見直すと正確には
“「目の読者」と「耳の読者」”の並びであることに気付きました。
……どうやら私は「耳」に意識が傾くのか、無意識的に聞こえの良い方に流れがちなのかも。
頭で音読する人は今記事タイトルとの違いに気付かれるのではないでしょーか。




ひっそり楽器紹介ハーディーガーディー

2019年02月15日 18時45分04秒 | iPhone以外でも音楽つくる
たいしたことがなけりゃ記事を投稿しない精神発揮しまくった結果、
2か月近くなんてことなくすっとびまして、すっかりごぶさたちゃんでした。

当初の療養中の過ごし方では完全に「作曲いそしむぞー!」モードだったのが、
人生万が一の時間のやりくりを改めて考慮した結果、
今時間がたっぷりあるうちに進めなきゃ、いつまで経っても終わんないぜよ
的なことに全力を尽くすことに決めまして、一昨年の11月から始めた
歴史的な文学面についての調べ事にとりかかっております。
おいおい、音楽が関わるのでゆくゆくは共有できる到達点があるものの
作曲と違ってこっちは全くゼロの知識なので理解力と集中力の足りなさに
ヒーヒー言いながら取り組んでいたところ、道中で
運よく面白い音楽面での接点を拾いましたのでご紹介~。

それが表題の「ハーディーガーディー」という楽器。
TEDがこの楽器の歴史なども分かる公式動画(日本語字幕付き!)あげてくれておりまして
んも~大変ありがたい~(^人^)。

キャロライン・フィリップス 「初心者のためのハーディ・ガーディ」


なんとなく聞いたことある音でございましたでしょ?
ザ・民族楽器ぜんとした音。

日本になじみのある曲で弾いてくれてる方がこちら↓
ハーディ・ガーディで「鉄道唱歌」


こういう音って日本の昔の曲と相性よさげ。

Cubase10新機能の恩恵。ついでに世の中のMPE対応MIDIコントローラー紹介。

2018年11月17日 20時39分10秒 | iPhone以外でも音楽つくる
キマシター(n'∀')n Cubase10の発売!

私のアップデート塩漬け もといお預けしたままCubase9.5さんが日の目を見るチャンスが、

というか日の目を見た途端に10に強制レベルアップさせられる時がくるのね。( *´艸`)ウフッ

…ビビりなので実際にアップデートに取り掛かるのは曲作り終えてからですけども。

あとあと振り返る際に要点を思い出せるよう、
まずは以下がCubase10のアップデート内容一覧となってます。

 ・VariAudio3
 ・MixConsoleスナップショット
 ・オーディオアライメント
 ・チャンネルストリップの刷新
 ・32ビット整数 / 64ビット浮動小数点オーディオファイル対応
 ・サイドチェイン操作の簡略化
 ・Groove Agent SE 5
 ・5GBのサウンド&ループ
 ・AAF(Advanced Authoring Format)対応
 ・Distroyer
 ・REVerence
 ・レイテンシーモニター
 ・HiDPI ディスプレイ対応
 ・メディアラックとプラグインの操作と表示の改良
 ・MPE(MIDI Polyphonic Expression)対応
 ・映像との連携
 ・VRツールセット
 ・ARA(Audio Random Access)対応(後日予定とあるけどたぶんその時にはARA2の対応っぽい?)
 ・他デザインの変更など

もはや公式のSleepfreaks社さんによる分かりやすい抜粋機能紹介です↓
Cubase Pro 10 新機能解説1 by sleepfreaks


Cubase Pro 10 新機能解説2 by sleepfreaks


Cubase Pro 10 新機能解説3 by sleepfreaks


これ見て、うわーこれは結構楽になったなぁ、と思ったのは。
冒頭のVariAudio3。特に“フォルマントシフト”とか、“ピッチ平坦化の範囲の変更”。
そして“サイドチェイン操作の簡略化”。
いやぁ、我ながら使ったことない人が言ってもまったく説得力がないんですけど。


ということで、自分にとって恩恵がありそうなものを見ていくと
“MixConsoleスナップショット”履歴機能。
これは良いです。まだまだ大したMIXなんてできてやしませんけども、
それでもミキサーで自分が変更した箇所がどれだけ変わったかとか比べたり、瞬時に再現・戻せるのは便利どすー
(それをリコールって表現にしたのはすごいなーと思うけど…笑)。

“Distroyer”というエフェクトも結構おいしいし、使いどころはありそうな感じ。
“MPE対応”というのはタッチセンサー式のMIDIコントローラー「Seaboard」みたいなデバイスに対応しましたよーということらしい。
これ勝手に今まで対応していると思い込んでた…。
ここで脱線。
MPE対応デバイスというもの、「Seaboard」以外に対応しているものを知らなかったので、
世の中のMPE対応デバイスを調べてみますた。

 LinnStrument
 ぴ、ピアノと配列が違う…! どうやら弦楽器配列(8弦ベース)に近いそうです。
LinnStrument Introduction


 K-Board Pro 4
 ↑サイト内の方にはジョーダン・ルーデス先生紹介動画で登場。先生どこにでもおるね。
Introducing K-Board Pro 4


 Eigenharp(アイゲンハープ)
 アルファ、タウ、ピコと3種類あるそうです。Mac対応。↓氏家克典さんによる演奏動画。
Eigenharp PICO Demo&Review


 The Sensel Morph
 これはもう楽器以上のこともできちゃいますよ系。
The Sensel Morph: Using MPE (MIDI Polyphonic Expression)


 Artiphon INSTRUMENT 1
これは楽器屋さんでも見かけるような。
Be the Band – The Artiphon INSTRUMENT 1
Artiphon INSTRUMENT 1 Explained


 Joué(ジョウエ) 日本語紹介で詳しいのは島村楽器さんから
 キックスターター経由で先月日本発売になったできたてほやほやデバイス。
Joué, Give a soul to your digital instruments


 Continuum Fingerboard(コンティニュアム フィンガーボード)
 …なんかみんな、よういろいろ作るよね。
Haken Continuum in depth review, and what is the Matrix...?


キリがなさそうなのでこの辺で。
こういうのって…seaboardアプリが連携できるか、スマホアプリである程度解決しそうな気がしちゃうのは
お口そっ閉じ的なあれなのか、素人には分からない事情があるのかも。

閑話休題。
Cubase10新機能の話題に戻りまして、

いまいち具合がよくわからないのが“映像との連携”について。
これは具体的になにがどうなってるのか説明文や動画からは分からず…。

他には動画内で説明があった“右クリックメニューのオーディオ/MIDI機能特化”とかが便利そう。
BPM360まで上げられるという地味な機能拡張はちょっと面白かった。
いわれてみればBPMどこまで上げられるかなんて考えたことなかった(笑)。


冷静に振り返ってみると今回のアップデートよりはCubase9.5の時の恩恵の方が大きかったような感じ。
また10.5とかになったらドンときちゃうのかしら。

実は配信サイトを見ていて従来の機能を説明したページが新しくなっていて
実はこっちのほうがありがたみが沸いていたりする不思議。こういうのがあるんだーっていうのが視覚的にわかりやすくなった印象。


で、ですね。ようやっと取り組んでいる曲の骨が出来上がりました。骨です。
骨ができて、筋肉と脂肪具合のバランス決めに取り掛かっているところです。
洋服選び(MIX作業)はまだ遠いorz。

仕上がり遅すぎてもはや何テーマの曲を作ってたかなんてどこの誰が知っておりましょうぞorz。


静養〜それは〜またとーない機会〜♪ ついにーきたー希望〜♪

2018年10月09日 23時27分48秒 | iPhone以外でも音楽つくる
このたび、人生おわっちゃうレベルの深刻な身体状態に見舞われまして、
傍目からしたら〽︎青雲〜 とか歌ってるような場合じゃないような
いわゆるヤバい系特殊cancer(別名:特殊な分裂したがり細胞ちゃん)となったわけですが、
なっちまったもんはーしかたぁーねー(´・ω・)

こんなときも"人体の不思議"(病気とかメカニズムとか)について好奇心がむくむくしてくるタチで、
医学論文読めるようになったことで楽しくなり脱線ばかりで失われていく貴重な時間。

四月から取り掛かってる曲の完成はどうした!?

大丈夫!ま〜だ探ってmust(・∀・)b !(!!)

7月から真ん中の数小節のフレーズがずっと気に入るものにならず、8月は検査検査で完全に手つかず。
9月になってその数小節を除いた他のフレーズは全て納得いくものになり、安心して手術にゅーin。

そして…約半年をこえる長期完全療養決定ーキタ∩゚∀゚∩コレ!

あまりに長過ぎて命があっても仕事がなくなっていたらどうしよう…ガクブル(((∩´・ω・))) 。

リハビリ結果好調でドラム叩く分には問題ない程度にはなったものの療養中はガクンとまた大変になりそうなので、
体調悪い時以外はこれを機に寝た姿勢でも弾けるギターの方もこそこそ練習するようにして
いい加減少しは上達するようにしまそー。
転んだついでに前転して飛び起きあがってやるんだ精神で。

あーもー放置という名で置き去りにしてきたものたちの伸びしろがイッパイ〜(´-`)
〽︎太陽がいっぱい〜 by光GENJI


以下愚痴。

高額医療費制度、医療費控除、傷病手当…きょうび使える制度は有難く使わせてもらいます。
使わせてもらえるのはほんと助かります…
あ〝ーーー増税前に買うつもりだったvienna音源資金きり崩されていくぅぅぅーーー。・゜・(ノД`)・゜・。





いつもサンレコを購入されている皆さまへの注意喚起

2018年08月12日 07時16分54秒 | iPhone以外でも音楽つくる
Sound&Recording Magazine、
通称サンレコを毎号買われている方、
8/25日発売の2018年10月号は
お早目に買っておかないと
いつも買ってるあのお店で

「 サンレコ〜 …が、

な い !∑(゚Д゚;)」

という状態に見舞われることが予想されます。
(原因→中田ヤスタカせんせーとPerfumeが表紙かつ特集ページしっかりと組まれた号のため、
普段サンレコを読んだことがない人が少ない雑誌を求めて飛びまわることが予想されます。
保存・閲覧・飾る用の三段揃え購入される危険性微かにあり)

いつもは
“小さなお店だし3冊置いてくれたら十分だよね”

が、今回に限って

“なんで3冊しか置かネェンダおいこらダンカンばかヤロウ!”
と怒っ気怒気してしまうなんてことになりませんように。

がんばるまちの小さな本屋さんのぎりぎりの売り上げUPに貢献できる貴重なチャンス到来ですよ。
さぁ、今がチャ〜ンス!
(普段オンライン書店でも買うことあるならなおさらなおさら!(・∀・) ノ)

確実ゲットのため今回は書店で予約購入を
ご念頭に、ぜひ。


買いそびれちゃった方は各楽器屋さんにも置いてあることが多い雑誌です、そちらもご念頭に、ぜひ。


Cubase 9.5、買ってこっそり塩漬け中…

2018年07月15日 23時00分48秒 | iPhone以外でも音楽つくる
絶賛亀の歩み、はたまた牛歩ペースで進んでおります作曲、
なんとか2分近くまでの展開がひらけてイケる感(またの名は
「頓挫させずに済ませられる感」)感じられるような状態になってきたところ。

ここを越えた先の展開の映像合わせは比較的楽、なはずだけど油断キンモツ要注意。


そんな矢先にやっと来ました!
待ってましたCubase 9.5アップデート40%OFFセール!(7/16までとのこと)
助かるぅ〜。

といってもすぐにアップデートは致しませぬ。
曲作ってる最中のアップデートには消極的、という感情的な理由と、
そのうち10月とか11月とかに発表されるであろーCubase10(10になったら呼び方変わっちゃったりして)
のグレースピリオド待ち。

つまり、大きな声では言えない0.5分のアプデで海老で鯛をごにょごにょ。

だいじょうぶ、
9.5にしてもしなくても今の作曲スピードに影響及ぼしそうに“ない”自信ならタップリ(゚ω゚)!





変拍子と転調のタイミング(インスト)。モノフォニーでのクロマティック最強。

2018年06月25日 19時11分55秒 | iPhone以外でも音楽つくる
 ※ この記事を丸のみ鵜のみに服用されますとプラシーボ効果っぽいもの、 ※
   あるいは意図せぬ副作用が生じることが予想されます。 
   用法用量をしっかりお確かめの上、各師にご相談の上お読み過ごしください。

転調の~特性が~なんとなーく
理解できてきた気がする~
気がするだけかもね~

ということで、
動画のタイミングに合わせて曲を作ることが非常に大変であると実感しているところで、
アー、合わないー(ノД`)
ウー、ズレるー(つд⊂)
と七転八倒することさながら尿道結石のよう(ニッチな例えで失礼)。
とはいえ尿道結石と違い、のたうち回るうちに音の組み合わせにいつの間にか慣れてくるのが
作曲訓練の良いところヨネー、などとやっていたこのひと月。

今回の副産物は、転調のタイミング、習性。
まるで生き物みたい。いや生き物なんでしょう。


転調させる時のタイミングとムリヤリ転調andスカッと転調
(スカッと=近親調、ムリヤリ=遠隔調、という意味ではなくて、
イメージを悪い意味でぶち壊すような違和感があるかないか、みたいな…
 飛ぶにしたってもっと良い調あんでしょうガー、みたいな…)。

ムリヤリ転調は聞いた時にあんまり嬉しくないので、この度そちらはスルーします。


スケールのうちで上昇or下降させる時には 短三度/長六度(同主調) と
長・短二度 長・短七度 間のタイミングで非常に転調させやすく、
続々転調させてくのも難儀しないと気づきました(個人的には 短三度がいちばん自然に使いやすかった)。
↑あくまで、今の曲では、という恐れ大いにありそうなのがちょっと残念…。
ポップスなんかの曲とかで二度七度系クッションなしで転調ばんばん使われると
たぶん聞いててめんどくさい感じになりそう。

アクセントから3音(3拍?)経由で転調すると3、6、9拍子など3の倍数拍子に合わせて使うときは
短三度 をきっかけにするとスムーズ(3の倍数的なせい?)。
 …スムーズといってもあくまでも今回の曲作りには、との但し書きになりそうで
 イメージする方向が全く違っていたら短三度が円滑ではないパターンになるかもしれない…?
 とりあえず、今の曲には短三度は大変スムーズなのは確か。うーんなんでだろう?

 長/短調でも関係してるのかと、と五度圏表を眺めても、調の長/短の起点がズレてるだけで
 音のまわり方は規則的に同じだし、関係はなさそうに思えるけど…。
 フレーズの長さ…? うーん。

二度、七度も上昇、下降時ともに少ない音(数拍)でスムーズにどんどん転調しやすかったこと、
これはたぶん曲の調子のせいなんだろうなぁという印象。


でもこればっかりやると、こっそり(あ、転調手抜きしたな)感薄っすら出そう。
ってか、安易な転調パターンに流れたな、と気付いて自己嫌悪するやつ
(もっと新しいことヤレヨー、と脳内先生からお叱り頂いちゃうけど
 重要なのは安易かどうかよりも流れがしっくりくるか否かだと思うてる)。

なんでもね、新しく覚えると多用したくなるのがヒトの常なもんですからして、
ここはぐっと自分の手をツネって自重どころ。自制は大事と心得て精進あるべし。

転調のタイミングとしてぴったしくる秘訣は何かと探り続けたところ
これはどうやらアクセント場所と相性が良い様子。
例えば

5拍子なら
●〇〇〇〇(1拍目にアクセント)
●〇〇 ●〇(1、4拍目にアクセント= 3+2 で5拍子のパターン)
●〇 ●〇〇(1、3拍目にアクセント= 2+3 で5拍子のパターン)

6拍子なら
●〇〇〇〇〇(1拍目にアクセント)
●〇〇〇 ●〇(1、5拍目にアクセント= 4+2 で6拍子のパターン)
●〇〇 ●〇〇(1、4拍目にアクセント= 3+3 で6拍子のパターン)
●〇 ●〇〇〇(1、3拍目にアクセント= 2+4 で6拍子のパターン)

(他の拍子はだいたい↑これらの拍子で応用ききそうなので割愛)
感覚としては1拍目にアクセント(強拍)がくるタイミングで転調するのが一番やりやすい印象。
ってことは「拍子と転調のタイミング」というよりは
「アクセント(強拍)と転調のタイミング」として捉えたほうが良さそう。

インストもの主体にしか作ってないからあれだけれど、歌ものの場合は1拍目転調が多いと思います。
っていうか、1拍目から音出てるくせにその他の拍数で転調してるのは変態ちっく。
(歌もので1拍目以外で転調してる曲は聞き手にレア感与えやすいかもしれまへんが、
 あくまで必要に応じての転調が一番しっくりくるので実践難易度はちょっとあがりそう?)



奥の手は
転調直前にパーカッション、打楽器などの音だけにすることで調性を一時的に浮かせ
短期記憶があいまい ( ゚д゚ )アレ?? なうちに以前の調なんて忘れたようにやるすっとぼけ転調と(ネーミングセンス悪)、

モノフォニー(単旋律)でクロマティック(半音ずつ音を移動する)転調。
展開上必要だから転調をする、というのが理想的だと思うので、
「転調のさせ方に困ルゥー」という事態にはできれば出くわしたくないとこなのですが、
もしかしたらそんな場面に出くわすこともあるやもしれない。

そんな時にはこのモノフォニーにしてからのクロマティック転調、略してモノ・クロ転調。

使い始めれば後は到達したいキーのスケールにまで半音ずつ上がれば(or下がれば)
アラ、いつのまにか転調済み!
その時のリズムは三連符だの16分音符だの、なんなら長めに4分音符だのも駆使して
過去の 職場 リズムは忘れて新天地のリズムもといメロディーに合わせちゃえば綺麗さっぱり新生活!
(到達先の音というか度数次第でそこだけ字余り変拍子にならざるを得なかったらあきらメロン
 …というのは冗談で、どこかで同じ音を足踏みすればうまくいくんじゃなかろーか)

ビバッ(n‘∀‘)η モノ・クロ!
スバッ(n‘∀‘)η ラシカ ね!




かといって曲作りが順調かと言ったらそうは問屋がおろさねーってんだばーろーちくしょー。
どうにか作ってみれば大したことない冒頭部の音とリズムが見つかったのは良かったものの、
映像の振り付けと 音とリズムのアクセント のタイミングを合わせるメロディーに仕上げるのは
相変わらず難儀いぃorz 
下手に変拍子にすると次のタイミングでメロディの繰り返し数に小節足りないわ(メ゚皿゚;)フンガー!
使えると思ったメロディはことごとくリズム合わせに解体するわ、お蔵に入るわ、と思ったら再登場するわ、
決められた秒数の中でアクセントを起点にメロディーを作るってもう、
頭足らなさ過ぎてほとんどしらみつぶし作業に近くなってきてる気がス…
この試練の山を越えれば相当身につくものがありそうなのはわかるけれど、
こういう時にためになる音楽理論早引き、おどこかにちてやしないかーーーーい(n;Д;)ηオーイ

つい先日までの課題は5度(4度下)転調。まさかの5度転調。
転調しやすさ上位ランクインの近親調なのにつんのめった。
そんでもってこれをきっかけになぜか転調がわけわかめになりそうになり。
地面に見えて泥沼か、と
そんなこんなでようやく70秒分それっぽいのができまして
やっと雰囲気やら流れらしいもの見えてきた~。




曲に合わせる動画が上下逆さまになったときの対処法および対策

2018年05月29日 17時23分10秒 | iPhone以外でも音楽つくる
どろぬま …とはいかない程度に停滞中改め、ゆっくりモードで進行中の現在の作曲練習作ですが
(というよりミニトマト他の世話焼き過ぎたり、自動水やり装置考えてるせいの気も…)
停滞打破にやれることは とっととやっちまってこうぜ精神で
いずれやる予定だった動画の読み込みを実施。

…というほど実際の作業は難しいものじゃないんですが、
ひとつ けっつまずいた点がありました。

現在の練習作、モデル曲「戦車」はミュージカルの曲でありまして、
実際には場面に合わせて流れる曲、となる状態を想定してます。
劇伴っちゅーやつです。
立ち回りが先に決まってるものに合わせる(舞台は普通曲先だとおもわれ)
アテレコみたいなもんです。

音と場面(映像)が合ってるなら合ってるほどGood!

「戦車」の流れる場面はBlu-rayで映像化されておりますので、
これをモニターで再生しながらiPhoneで録画を致します(アナログな手法です)。

この時注意!

iPhoneを傾けて横長に撮る場合のホームボタンは
「 右 (み ぎ)」だ!

もう一度申し上げます。
横長に撮影するときはホームボタンは 右 (みぎ)側にくるのが正しい持ち方です

ホームボタンが左にくるように持って撮影するとムービーファイルは
上下逆さま扱いされます

ってさ…知りませんでしたよわたくし。

ところが、撮影したiPhone動画をPCにライトニングケーブル経由で
「Windows Media Player」(WMP)に取り込み再生したときは
上下逆さまではないのです。
撮ったように正しい状態で再生されるのです。
試しに「VLC media Player」という動画再生ソフトで再生するとWMP同様に正しい状態で再生されました。
これがCubaseに読み込むと見事に逆さま。なにこれある意味斬新。

もしかすると[動画再生に特化したソフト]ならiPhoneの天地逆さまでも
自動で下向き判定してくれているのかな??
Cubase(うちのバージョンは9.0.40)はそこまで対応してませんよ、ってことなのかな。


というわけで、横長に撮影するときの天地逆さまファイル対策としては
 
 「ホームボタンは 右側→ にくるように持って撮影」

です。


さて、では「やっちまったよ、天地逆さまだよ、レア動画だもんよ取り直しなんてできませんよ」
よいう場合の対処法は…

iphone側に動画が残っているなら「iMovie」アプリを使って天地修正する方法、
週刊アスキーさんより
「iPhoneで撮影した天地逆の動画を回転させたいときはiMovieだ!」
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/400/400151/


iPhone側に動画がもう残っていない、PCに移しちゃった後なら
「Windows Movie Maker」(古いPCだとDLしなくても、もともとインストールされています)の
機能を使用して元ファイルを天地を直すやり方がありました。

といってもWindowsムービーメーカーは2017年で公式提供が一応終わってしまったので
(色々な安全面を考慮するとそういう終わっちゃったソフトの導入はあんまりおすすめできないので)
新しいPCの場合↓こういった代用無料ソフトたちを見つけて使ったりすることになります。
「オンラインで動画を回転させる5つのウェブサイト」
https://www.iskysoft.jp/video-editing/rotate-video-online.html



先ほど試し再生で使用した「VLC media Player」のエフェクト機能でも天地を180度変更することは
できますが、あくまでも「VLC」ソフト使用時のみの適用にしかならないようなので、
Cubaseで使用するためには「ムービーメーカー」などで元ファイルから直すという方法がよいようです。









重心の低いJapanesqueな曲に悪戦苦闘中。

2018年05月22日 14時18分10秒 | iPhone以外でも音楽つくる
Endless Shockの劇中インスト曲「戦車」を参考につくるJapanesqueな曲作り。

苦戦中。
原因は何じゃ?

苦戦事情、つまびらかに書き上げて参ります。

作り始め。非常にアグレッシブな曲だから比較的作りやすいだろうと勘違いをする。

取り掛かり。場面に合わなさそうな感傷的な旋律が立ってしまいがちになり困り始だす。

聞き直し。力強さと低音部に意識をおいた ちょいワルな単旋律でいけるメロディ見つかる。

見つけたメロディがどうも冒頭っぽくなく、ひとまず横に置いて冒頭部開拓にいそしむ。

和太鼓先行で叩くと妙に楽しく勝手に何通りもリズムが出来るが、そこにメロディ乗せるのは何故かためらい、
結果進まない(←完全停滞したらコレで試してみる最後の手)。

いやーーー
デキナイ、冒頭部の音見つけるのに難儀ぃぃーー(´*3*`;)

やりたいことが多過ぎるのだろか…
トハイエ妥協できないしたくない、だし…むむむむ

そもそも、こういう「戦車」みたいな曲よくよく考えるとあるようで、ありふれてるようで
実際にはあんまり聞いたことないと今更になってレア感に気づく。
特に、重心が高いチャラチャラめな和風曲は頻繁に出回ってるけど、
どっしり感ありながら立ち回れる曲というのはそんなに聞いた覚えがない気が…
(大河ドラマとか映像のある系のものならあるかも…?)。



「戦車」何十回と聞き直しながらこの曲の"らしさ"の要素を探り隊結成。

冒頭部が単旋律(モノフォニー)の力強さ
6/8拍子で16分連ねの畳み掛けの威圧感
太鼓際立つリズムの強さ
一つのメロディで落ち着かせない程度の小節数で入れ込まれる転調のタイミング
転調先のガラッと変化感
趣旨を変えずに、展開はさせる
モノ・ホモフォニーの切り替え上手


そんな曲調を受けて私がやりたいとこは…

単旋律の力強い牽引メロディ
浮つかないように重心は低め低め
潔い、小細工のない腹を据えた感じ
太鼓らしいリズムと必然性の出し方
転調のタイミングと変化感コントロール
場面に合わせる
和ー、和ーしてるわけではないけど 醸すようなJapanesque

やりたいこと多過ぎよネー(。・ω・) (・ω・。)ネー


劇中場面が場面なもんでですね、
頭の中が常に奇声あげる輩だーの、猛る輩だーのが斬り合ってておっかのうござる。

再び五度圏表を用いつつ、感傷的過ぎない曲調の仕組みを探り中

2018年05月11日 20時19分30秒 | iPhone以外でも音楽つくる
Japanesqueな曲を作る練習、1つ目のおとなしい方の枠組みがそこそこ見えたので
2つ目のお乱世太鼓オーケストラチックな曲作りに取り掛かりました。

モデル曲「戦車」(ミュージカル『Engless Shock』より)を何度も聞き直し、
とりあえず太鼓音源8Dio「The New Epic Solo Taiko」開いてリズムからイメージ作りするも

いまいちパットしなかったので1~2週間放置(という名の園芸作業へのシフトチェンジ)。
久しぶりに触ったらすぐにピンとくるリズムにメロディー相乗り。

お乱世イメージですからね、変拍子してやんぜよ、とやる気満々で
変拍子の入れ込みは比較的得意と思い込んでる(?)ので良いとして、
改めて「戦車」聞き直すと結構転調ばかばかしてたわけです。

こらぁ久しぶりに転調練習にいい機会だと色々弾いてみるもまったく転調の兆しなし。
どしたどした? そらそーだ。
力強い調子にしようと主音(今回はキー音ラ・Aメインで作るのでラ・A)のばか推し
で作ってたせいにちがいねい。

そういうわけでかつての転調のお供「五度圏表」画像をひさしぶりに検索。
したらば、なんということでしょう。
あっという間に転調させ放題。さすが五度圏表様々。

やったね。これで今回の練習もクリアだね!
と思ったらそうは問屋がオロさねぇ。

参考曲「戦車」。なかなか凝っておりますものでこの曲では感傷的な旋律はなかなか前に出てこようとしないのです。

次に続く曲「合戦(もしくは「合戦2」)になると雌雄を決するゾ的な感傷モードがチラ見え|∀・) してくるので、
それまでは「戦車」の方はつとめて 火蓋ぶった切った感を維持してます。
生存競争丸出しの禁欲的ではない場面のくせして感傷的になるのを極力抑えるなんてある意味禁欲的な憎い仕上がり。

一方五度圏様に味方についてもらった私の旋律今のところどうもメロディックで火蓋ぶった切った感がイマイチ不足。

もうちっと突き離したところから煽る気満々さ盛り込まないとならなさそう。

突き放し感の出し方を意識して更に今一度「戦車」を聞き返すと、
分かりやすい要素である不協和音の持ち込み方、
そして不定音高寄りの存在感の出し方の他に
一つの旋律だけでまとめながら主音を下に落ち着かせない(音高めの楽器に任せたり)
っという用い方が関係しているんじゃねえかと疑いの目で見つめ中(¬_¬)。


ちなみに以前五度圏表のお力をお借りした時の記事は
こちら

 ↑自作五度圏表の出来がドイヒー…