一昨日、仁和寺の御朱印を頂いたブログを、蛇足多く書き綴ってしまい、彦坂貴子さんからのコメントで、その記述の中に、徒然草について教えて頂いた。
早速、気になりググってみると、確かに奥が深い。
古文は、老子や孫子、韓非子等の思想等は、経営戦略等に、
役立つヒントになる為、一通り読み漁りましたが、
古典は、正直言って高校以来、まったく触れた記憶がない。
恥ずかしながら、日本人でいながら、こんな名作があったとは、
この歳になるまで気がつかなかった。
言い訳がましいですが、
第188段 (原文)
若きほどは、諸事につけて、身をたて、大きなる道をも成し、能をもつき、学問をもせんと、行末久しくあらます事ども、心にはかけながら、世をのどかに思ひてうち怠りつつ、まづさしあたりたる目の前の事にのみまぎれて月日を送れば、事毎になすことなくして、身は老いぬ。
つひに、ものの上手にもならず、思ひしやうに身をも持たず、悔ゆれどもとり返さるる齡ならねば、走りて坂をくだる輪の如くに衰へゆく。
されば一生のうち、むねとあらまほしからむことの中に、いづれか勝ると、よく思ひくらべて、第一の事を案じ定めて、その外は思ひすてて、一事を励むべし。
一日の中、一時の中にも、あまたのことの來らむなかに、少しも益のまさらむことを益みて、その外をばうち捨てて、大事をいそぐべきなり。
いづかたをも捨てじと心にとりもちては、一事も成るべからず。
一心不乱に特化しておりましたので、
↑ (ここに、現訳した要約があります。)
この段をもって、弁解と弁明として述べさせて頂き、斟酌して頂ければ幸いです。
本当に所感し、貴重なコメント有難うございます。
早速、アマゾンで、本を買い漁ります。
あ~これで1つ知恵が増えるきっかけが出来た!