徒然草 | 生き抜くための処世術

生き抜くための処世術

初老の独身男が、日本国籍を持ちながら、海外の永住権を習得。
年間 182/365日を日本で過ごし、183/365日を海外生活。

一昨日、仁和寺御朱印を頂いたブログを、蛇足多く書き綴ってしまい、彦坂貴子さんからのコメントで、その記述の中に、徒然草について教えて頂いた。

 

早速、気になりググってみると、確かに奥が深い。

 

古文は、老子や孫子、韓非子等の思想等は、経営戦略等に、

役立つヒントになる為、一通り読み漁りましたが、

 

古典は、正直言って高校以来、まったく触れた記憶がない。

恥ずかしながら、日本人でいながら、こんな名作があったとは、

この歳になるまで気がつかなかった。

 

言い訳がましいですが、

 

第188段 (原文)

 

若きほどは、諸事につけて、身をたて、大きなる道をも成し、能をもつき、学問をもせんと、行末久しくあらます事ども、心にはかけながら、世をのどかに思ひてうち怠りつつ、まづさしあたりたる目の前の事にのみまぎれて月日を送れば、事毎になすことなくして、身は老いぬ。


つひに、ものの上手にもならず、思ひしやうに身をも持たず、悔ゆれどもとり返さるる齡ならねば、走りて坂をくだる輪の如くに衰へゆく。

 

されば一生のうち、むねとあらまほしからむことの中に、いづれか勝ると、よく思ひくらべて、第一の事を案じ定めて、その外は思ひすてて、一事を励むべし。
 

一日の中、一時の中にも、あまたのことの來らむなかに、少しも益のまさらむことを益みて、その外をばうち捨てて、大事をいそぐべきなり。
 

いづかたをも捨てじと心にとりもちては、一事も成るべからず。

 

 

一心不乱に特化しておりましたので、

 ↑ (ここに、現訳した要約があります。)

この段をもって、弁解と弁明として述べさせて頂き、斟酌して頂ければ幸いです。

 

本当に所感し、貴重なコメント有難うございます。

早速、アマゾンで、本を買い漁ります。

 

あ~これで1つ知恵が増えるきっかけが出来た!