地政学的に、東アジア全体が平和でなければ、継続的な平和が難しい日本。
これらを他国のことと、他人事と思うのではなく、「戦略的に日本が、平和を創造するためにはどうあるべきか。」を考えなければ危ない時期に入っていると思います。
話は変わりますが、本年年初の講演会『青銅の法講義』で、大川隆法幸福の科学総裁が語った言葉が印象的でした。
それは、「今年2019年は、共産党中国の、覇権主義の終わりの始まりの年になる。」 です。
そして続けて、「これは予言ではありません。地球神の計画です。」とも。
さて、幸福の科学そして幸福実現党の総裁、大川隆法という御仁は、これまで数多くの講演、それにはある特徴がございます。
通常講演家というのは、その年度にする話を決めて、それで全国講演するものです。
しかし大川隆法総裁は、年間100本以上講演するのですが、どの講演も、同じ話は絶対にしないのです。
これは、脅威の説法能力だと思います。
私は拙いブロガーですが、大川隆法総裁と同じように、「同じ内容の記事を絶対に書かない。」となれば、日々悶絶すると思います。(爆笑)
大川隆法総裁曰く。
「せっかく私の話を聞きに来てくださっているのだから、同じ話を聞かせては申し訳ない。」という、講演家としての良心だそうです。
しかしある意味で、「同じ話をするくらいなら、書籍化したものを見れば良いので、同じ話をするのに、私が新たに講演を催す必要はない。」という、説法がそのまま教典となる、仏陀としてのプライドなのかも知れません。
https://the-liberty.com/article.php?item_id=15438
その、二度と同じ話をしないという大川隆法総裁の説法哲学は、幸福実現党立党の年、2009年衆議院選挙期間中の選挙演説でも同じでした。
しかしその、絶対に同じ話をしない大川隆法総裁が、珍しく2回同じことを言ったことがあります。
二度と同じ話をしない大川隆法総裁が、二度口にするというということは、「それだけ重要なメッセージがある。」というのは、幸福の科学信者では常識です。
それは、東京自由が丘と、滋賀県大津での選挙演説で言われたことです。
その内容とは、
鳩山内閣は、1年以内に瓦解する。
その原因は、連立相手の社民党との、国防に関する見解の不一致で起こる。
というものです。
これは、翌年2010年の5月に、沖縄普天間米軍基地移転問題において、当時の鳩山首相が有名な、「抑止力というものを、勉強させていただきました。」発言で、当時の社民党党首の福島瑞穂少子化担当大臣と意見が対立し、鳩山氏は福島氏を罷免しました。
その直後、鳩山氏が首相辞任したことで、大川隆法総裁の予言は的中します。
大川隆法総裁は、事実上その鳩山氏を首相にするか否かで戦っている選挙戦のさなかに、既に鳩山氏の首相としての命運を予言していたわけです。
予言でなくとも、政治的見識と言っても、それは同じ意味です。
選挙戦のさなかに、連立する相手との、しかも国防問題とは、民主党という政党の当時のイメージからは程遠い内容で、どこのマスメディアや評論家からも、そういう発言はありませんでした。
民主党の平和ボケ路線と国防問題とが、イメージ的に一致しないので、「まさか、そんなことがあるものか。」という感じの予言だったわけです。
どこも、政権交代で来るであろう、バラ色の未来社会の到来に酔っていたのです。
それは、選挙が終わった後も、3ヶ月ほどは日本に続いました。
当時は、「政権交代」とか、「こども手当て」とか、そういうワンフレーズが飛び交い、マスコミは民主党政権樹立のための世論つくりに躍起でございました。
民主党鳩山政権は、マスコミの強力な後押しによりできたのが、日本の歴史的事実です。
民主党政権の他にも、みんなの党であるとか、日本維新の会とか、マスコミの後押しによって、当選者を出した政党が数多くありますが、どれも今、政党としての混迷を向かえ、みんなの党など分裂しました。
これら、実際に当選者を出すだけの、世論形成の力を持つマスメディアの見識と、一人の当選者も出せずにいる、幸福実現党の大川隆法総裁の政治的見解。
さあ読者の皆様、どちらが高い見識のもと発言をしていたかは、もう明らかでしょう。
https://the-liberty.com/article.php?item_id=15684
さて冒頭の「今年2019年は、共産党中国の、覇権主義の終わりの始まりの年になる。」という大川隆法総裁の発言から、香港や韓国での出来事が、年の終わりには、「ああ、そういう意味だったのね。」と思えますことを、そしてその歴史的流れが、神仏の願われる、限りなく神の子の血が流れず、できる限り平和裏に行われますようにと、心より願わずにはいられません。
本日は経典『常勝思考』(大川隆法著 幸福の科学出版)より、リーダーの資質について、大川隆法総裁が語った一節をご紹介いたします。
(ばく)
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リーダーの資質とは、いったい何でしょうか。
まず、「常に先が見えなければならない」ということがあります。人よりも一歩でも二歩でも先が見えなければいけません。
人よりも先が見える人を、他の人はどのように見るかというと、自分たちよりも未来について多くのことがわかるわけですから、能力的に優れている、あるいは偉大な人物であると思うわけです。
あたかも、二メートル、三メートルの背丈のある人が、他の人よりも遠くまで見えるように、人物自体が大きいがゆえに見晴らしがきくのか、それとも予言者的資質に恵まれているがゆえに先のことがわかるのか──そのように、その人の周りにいる人びとは見るのです。
やがて人びとは、その人の持つ不思議な魅力に惹かれて、その人に従うようになっていきます。(中略)
しかし、ただ先が見えるだけではだめです。先が見えて、常に「あなたはこのままでは失敗するよ」ということしか言わないような人や、失敗や不成功の例ばかり言うような人は、一時的なリーダーにはなれても、やがて人は離れていくに違いないのです。(中略)
先が見えるだけではなく、リーダーの資質として二番目に要求されることは、その人のそばにいると、あるいはその人に従っていると、未来が開け、よきことが起きてくるという予感がすることだと思います。
そして、三番目に、そうした未来を開拓する力がある人には、逆に、その人の過去そのものにおいても、人びとが「なるほど」と思うだけの実績が必要だと私は考えます。ただし、過去の実績といっても、その人の経歴に輝かしい勲章が並んでいるというような人生である必要は、必ずしもないと思います。
たとえ、どのような人生を生きてきたとしても、そのなかをどう乗り切ってきたか、その道筋をこそ、人びとは見、そこに優れたリーダーとしての資質を見出すのではないでしょうか。
歴史上の偉人たちの人生を見たときに、よく考えることは、恵まれた環境に生まれるということが、あまりないということです。もし恵まれた環境に生まれたとしても、途中で必ずや、何らかの大きな挫折、あるいは人生の転機がきて、厳しい苦難のなかに身を置くことがあったはずです。
たいていの場合には、さほどよい環境ではないところに生まれながらも、努力して一代で力をつけて出てくるということが多かったようです。
そのなかにこそ、人びとは何ともいえない力を感じるのだと思います。
『常勝思考』(大川隆法著 幸福の科学出版)P15~18
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