水のある風景を求めて

2019.11.5 - 11.7

「俵山温泉に泊まって、角島と元乃隅神社を見て、萩ブラしたい」と親父が言うので行ってきました。
どうやら、俺がこれまで計画して連れて行った旅行では、ペースが速すぎたそうだ。
もっとスローな観光がしたいとの事で、本屋で買ったガイドブックを見て決めたらしい。
ただし元乃隅神社は、「現実はこんな商売根性丸出しの駐車場に囲まれて雰囲気台無しだが、それでも行きたいか」 と
俺が去年行った写真を見せ、変心させましたが。





8:20倉敷IC - 12:40下関IC、12:55唐戸市場。
「10年ほど前に来た時は、寿司とかもやっとったけどのぅ」 「昔は知らんけど、今は週末だけ」






隣の回転寿司に外待ちがいたからこっちにしたが、それを見越してか
この店コスパ悪いわ。



親父、たったこれだけの河豚刺し単品（￥900）で生中２杯。



鯛かな






土産売り場は興味ないとのことで、美祢ICまで引き返して秋吉台をプチ散策。
「もう宿に行きたい」と言うので、俺超オススメの別府弁天池はパス




宿通りの道狭っ




俵山温泉は、湯という貴重な観光資源を枯渇させないよう、どの旅館にも内湯が存在しません。
２つある外湯へ。 白猿の湯（￥850、7:00-21:00、無休）



源泉かけ流し、浴槽２つのうち片方は、山梨のほった○かし温泉並に温い。
ややヌルの、いいお湯でございました。 温泉博士に定期的に載るし、また巡り合わせがあれば。
そういえば温泉に行く前に、女将さんから紹介されたのだが
１泊用￥1500で翌日12時まで、どちらにも入り放題の「入浴手形」があるらしい。
５軒くらい選択肢があるならともかく、２軒でそんなサービスされても・・・湯治客なら使うのかな



２日目。 13部屋の旅館に自分らだけ。 エアコン以外、一切の雑音なく熟睡できました。
そもそも親父がここに興味を持ったきっかけが、バブルの頃に会社を経営してた広島の知人が
「正月に社員が挨拶に来る相手をするのが煩わしいから、年末年始の逃亡先としていた」との事。
俺も面識がある方だったのだが、酒の飲みすぎで10年以上前に他界。
いい社長さんやね。 今時そんな習慣が残ってたら、間違いなくブラックだわ





お世話になりました




9:40、角島。 灯台まで往復してサクッと終わるだろうと思ってたら、
２人が灯台からの景色で大満足、１時間以上滞在









キャンプできそうｗ




R191で萩へ。 親父、五橋を気に入る。
「暗くなるまでにホテルに行くとして、mustは松蔭神社と菊屋家周辺の散策。 時間余ったら任せる」




13:10、松蔭神社。
吉田松陰歴史館から出てきた親父が謎の感動、俺困惑



傘おみくじ




14:20、菊屋家周辺。
海岸に流れ着いた実の、種を植えたのが始まりだっけ？　日本最古の夏みかん。
長崎から修学旅行で来ていた小学生がいました。 以前に書きましたが、最近の小学校って
「不審者を見かけたら、こっちから挨拶して先制攻撃しましょう」って教えてるんだってね。
俺が怪しいおじさんに見えたのかは知らんが、活発な子達でした。
知らない土地でもスマホがナビになるし、いざとなったら教員と電話できるし、今の子って恵まれてるね










明日帰りやすいように、泊まりは防府駅近くのホテル。 俺、親父の付き合いで雁木を嗜む。
獺祭以外で山口の酒って、雁木・五橋・東洋美人くらいしか名前知らんけど。
雁木の後に五橋を飲むと、薄く感じる







３日目。 8:30、防府天満宮




真っ昼間に帰っても仕方ないので、12:45尾道で昼飯＆散策。
それなりに薄く広く、全国色んな所に行きましたが、「まぁ、日帰りでいつでも行けるし・・・」と思い
尾道観光は初です。 ３分そこらのロープウェイ往復￥500ってボッタクリすぎ。
猫探索したいし、今度来るときは歩きだ








17:40帰宅。 いいとこでした、山口。
貧乏旅ばっかりやってるから、３人で２泊３日￥96000 ＋ 高速代￥12000 という出費にピンと来ない。
10万あったら、北海道と東北のキャンプ場下見が制覇できるな

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東洋美人　純米大吟醸　Asian beauty 750ml

雁木(がんぎ) 純米大吟醸 ゆうなぎ 720ml

五橋 大吟醸 西都の雫 720ml