フランス人の元夫といっしょにフランスのトゥールーズからパリに引っ越してきて、亡くなった彼のおばあさんのパリの郊外にあるでっかい家に住むことになったエピソード。
彼はまだ若く、私より6歳年下で当時結婚した時は彼はまだ26歳だったので、薄給も薄給。日本円にすると手取り10万ほどだったような💦。
それで2人で暮らしていかなければあらないんだから。そういう超貧乏な状況だと、借りるアパートでさえ探すのが大変だった。
日本の事情も同じようだと思うけど。
そういった低賃金の若い人にアパートを貸すときって足元をちゃんとみるんですよね、不動産は。
しかも奥さんが日本人だと、外国人なので働くのもけっこう難しい。だからアパートの賃貸料を滞納するかもしれない、と大抵の不動産はそう考える。
そういった極貧に近いフランスでの夫婦生活だったから、最初に紹介されたのが超ちっさいアパート。
2人でこんな小さなスチュディオに1DKに住むことできる?ってほどの大きさ。
あのさ、だんなはこう見えてもサラリーは普通の同じ年代の若者と同じような薄給サラリーでしたけど、土日の休みはサイドワークでグレーゾーンでバイトしていましたよ。
だかた通常ノサラリーよりも8万ほど多かったわけで。
手取りが18万だったら、フランスの地方では真ん中くらいのサラリー。しかもバイトはブラックで消費税をとられるだけだったから。
そういう生活ってフランス人の夫といっしょに暮して初めて知っていくことでした(笑)。
今回は恋愛話ではないけど。フランス人って聞くとイメージはおしゃれで優しくて・・なんとなくセレブなイメージもあるけど。
でもそういう人はごく少数で。
実は私の元夫のような極貧生活(笑)しているフランス人は実におおいんです。
そう考えるとフランス人と恋愛するって、ハードルがけっこう低いんですよね。デートもカッコつける必要ない。デートに何万もお金かける必要もないし。
お互いにシンプルにお金をかけなうてもいっしょにいて幸せ感を感じられる人だったらそれでいいのでは?
と思います。
こういうホッとできる、そういった結婚生活をしたいな(笑)