所沢スポーツケアセンターの井口です。

こんにちは。

第17回日本パラメディカル研究会勉強会in大阪 (7/8)で今回も講師を務めさせていただきました。

今回私のテーマは
「腰痛の原因識別と対処法～運動器・栄養・メンタル～」

治療家やパーソナルトレーナーは追究する仕事なので、チャンクダウン （詳細型・部分的）する傾向にあります。
そこで今回はチャンクアップ（全体型）して、そもそもの原因は何かということに視点を持っていきました。

例えば、慢性腰痛の原因をさかのぼっていくと

腰痛⇒バランスが悪い⇒他の筋肉との連結の問題⇒筋肉疲労しやすい⇒栄養の問題⇒吸収力が悪い⇒メンタル的な問題

といったような流れがあったりします。

もっと簡単に確認するとすれば、柔軟性がご自分のイメージによって改善されれば思考による問題、改善されなければ栄養の問題などが考えられます。
筋肉だけで見ているとなかなか思いつかない発想です。

自分自身の体もそうなんですが、指導や治療をしていると、慢性疾患の場合大きなポイントになるのはメンタルだと感じます。
痛みなどの症状が継続し続けるものもあれば、定期的に再発するものもあります。

今回の講義で質疑応答をしていて「自分の思考範囲内でぐるぐる回っているんだろうな」と感じることが多かったです。

指導、治療する側と受ける側がチャンクダウンしすぎて視野が狭くなり双方ともに迷路に入る。
そういうパターンがとても多く、視野が狭くなると日常生活でもマイナスの思考になり心身に変調をきたすようになりやすいです。

治療家やパーソナルトレーナーもメンタルに取り組む人はいますが、真剣に取り組む人が少ないです。
私もそんな感じのひとりでしたが、真剣に取り組むようになって大きく変化してきました。

真剣に取り組む人が少ないことから、治療家やパーソナルトレーナーにとってカウンセリングやコーチングの技術習得が今後の業界の発展の鍵を握っていると思います。

7/28(土)に開催する「簡単ボディメイク & ビリーフチェンジ筋トレセミナー」ではそういった面をもっと入れ込んでいこうかなと考えています。
ご自分の思考範囲を変えたいと思われている方には是非お薦めします。

では、また！





















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