本番に弱い 「ブルペンエース」 | 「栄養・運動・メンタル」3つの柱で ワクワク!生き生き! 所沢スポーツケアセンターのブログ

所沢スポーツケアセンターの井口です。

こんにちは。


スポーツにおいて、練習ではすごいけど試合ではほとんどその力を発揮できない選手がいます。

野球の投手で言えば「ブルペンエース」

何が問題でそうなるのでしょうか?

よくあるのが、人が絡むシチュエーションになると頭が真っ白になるというケース。
たくさんのことを瞬時に処理する能力が低いとも考えられます。

このタイプの人は記録と戦う様なスポーツだと力を発揮する場合があります。
陸上競技の短・中距離走、自転車タイムトライアル、水泳など。
マラソンなどの長距離走でも人との駆け引きよりも自分との戦いが要求されるスパルタスロンのような超ロング距離走がいいかもしれません。

対人競技で力が発揮できない人は「相手がいろんな手を使ってきたらどうしよう」といった頭の中で整理できないことを考えていることが多いので、まず自分の特徴を知り、自分ができることをしっかりやろうとすることが必要です。

キックボクシングで試合になると真っ白になり何をやっているかわからなくなる選手がいました。
真っ白になる原因は先に述べましたように、

・相手が何をやってくるのかわからないという恐怖
・自分の特徴がわかっていない


この二点があげられました。

私が見たところ、体の特徴が「胸郭主導型トレーニング」でいうと「胸式」になるのですが「腹式」の練習をしていました。
こうなるとただ相手との距離をとっているだけで、胸式の特徴であるスピードによる踏み込みや入ってきたところへのカウンターも出せません。

「胸式」の特徴を説明し、動きを指導するととてもスムーズに動けました。
そして恐怖への克服として、胸式の特徴を活かした相手の技の防ぎ方を指導すると納得して精力的にその場で取り組んでいました。

後日、練習でのスパーリングのときにとても相手が良く見え防御もできて、自分の攻撃もどんどん当たり出し楽しかったと言われてました。
相手の困惑する様子もしっかり見えていたとのことです。

格闘技のような対人がひとりではないチームスポーツでも、自分の特徴を把握し活かすことに集中することで今までと違った成果が現れるはずです。
特にジュニアの選手は自信を持つと成長が早いです。

闇雲にたくさん練習するのは体力強化にはいいと思います。
その体力をベースに、自分の特徴を知りそれを活かすことで一気に世界が変わりますよ!

では、また!





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