南愛媛も洪水が多い。
先年もうちの町は広範囲が水に浸かった。
千曲川の氾濫。堤防が切れている。
洪水の直後はたいへんだった。
お年寄りなどはどうしていいかわからずに
途方にくれておられた。
これはうちの洪水で流れてきた木。水が引いたあとで見た。
協力し合って、
早く立ち直った町もあったが、
隣りの野村町の
若い人が多いところなど、
ほとんどが他所へ移住した地域もあった。
ここから200メートル先の地区。一階が全部浸かった。いっぱい物が出してある。
大昔、町全体が浸かったことがある。
だから、国土交通省が
堤防を高くし、
強度を高めてくれていた。
先年の増水時には、
裏の堤防の向こうから水音が
重くうなるように
聞こえていた。
決壊したら、絶対に助からない。
逃げても間に合わない。
千曲川の氾濫で浸かった町。
私の家では、洪水の危険が迫るときは、
米を30kgとか、
食品を手に入れておくけれど、
洪水が初めての被災地もあるらしい。
大変だと思う。
うちの裏の堤防。少しおさまったときだが、川の水位のほうが右の土地より高い。しかし全部がこうではない。郊外はだめだった。
うちのほうでは
街全体が何とか活動を始めるまで半年かかった。
そんなに、
大変だけれども、
希望を持って頑張ってください。
ラグビーの勝利は、
日本を元気づけてくれた。
ずっと見ていた。
後半は、ちょっとみんな疲れたかな、と感じたけれど、
よく耐えた。
あのように頑張らなくては、と思う。
ありがとう。
https://www.youtube.com/watch?v=RPoDjW3pIGo
元気づけになればいいけれど。
うちのときの洪水後のごみ。市が取りに来てくれた。臨時ゴミ置き場は郊外の運動場だった。
浸水した家は
傷みが激しくなければ、
床を水で洗って住むことができる。
床下は湿気が取れにくい。
そこに、
シロアリが来ることがある。
対策は、床下に石灰を撒くこと。
うちの方の川の上流はこんなだった。橋もいくつか流れた。洪水のときは安易に橋を渡ってはいけないし、洪水のようすを見に行ってもいけない。
石灰は20kg袋入りが600円ほど。
農家が畑に使う苦土石灰は300円ほど。
石灰のほうがアルカリ性が強いので
おすすめ。
生石灰は水と反応するのでふつう消石灰を使う。これは粒だが安い粉状が良い。
床板を外して地面に降りて、
バケツに入れておいた石灰を
小さい100円ヒシャクで
できるだけ遠くまで全面に、振るようにして撒く。
意外にうまく撒ける。
全面に撒けるまで
30分も掛らないだろう。
石灰はアルカリ性だから、
100円市の
安いゴム手袋と
マスクをするとよい。
これで床下の消毒とシロアリ対策が同時にできる。
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