「エリーゼのために」の別バージョン | 東大阪市小阪 コードで弾くポピュラーピアノ

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大人・シニアのためのピアノ教室 エミス ピアノレッスンのブログです

9月3日に東大阪市文化創造館で行われたピアノお披露目コンサートの模様が
地元の広報番組で流れていました。
 
 
コンサートグランドピアノ3台の様子です。
左から、スタインウェイ(小ホール用)、スタインウェイ(大ホール用)、ヤマハです。
 
ところで、この日演奏された「エリーゼのために」ですが、
今まで馴染んできたバージョンとは少し違っていました。
 
 
7小節目の「ミドシラ~」 が、曲を通して「レドシラ~」で演奏されていました。
 
「ミドシラ~」で始まり、「レドシラ~」で終わるバージョンがよく演奏されるので、
混乱された方もおられるかもしれませんね。
という私も初めて聴きました。
 
「エリーゼのために」は、他にもいろんなバージョンがあって、
 
最初「ミドシラ~」で始まり、最後だけ「レドシラ~」
曲を通して全部「ミドシラ~」
曲を通して全部「レドシラ~」
最初だけが「ミドシラ~」でその後はずっと「レドシラ~」
 
調べてみると、元々は曲を通して全部「レドシラ~」ということなので、
この日聴いたのは「原典版」だったのですね。
 
家に普及版以外の楽譜があったかな~?と探してみると、
あるじゃないですか!
 
image
 
まさかこんなところで出会うとは…
昔、コルグのデジタルピアノを買った時についてきた楽譜です。
 
非売品

 

個人的には、ずっと「ミドシラ~」を弾いていて、
最後は「レドシラ~」でゆっくり閉めるバージョンが好きです。
 
あえてコードネームをつけてみると、サウンドの違いが分かります。
 
「ミドシラ~」は、E→Am
「レドシラ~」は、E7→Am
 
ラストでようやくセブンス登場!
このドミナントセブンス(属7)、すごく効いていると思うのですが。
 
現在この曲をレッスン中の生徒さんの楽譜は、
初心者向けアレンジの全部「ミドシラ~」バージョンでした。
 
が、最後だけ「レドシラ~」にアレンジし直しておきました。
余計なお世話だったかな。