九州場所の十二日目が終了した。
結びに波乱。
全勝の横綱天神鳳は大関大神皇戦。
立ち合いから踏み込んで左を入れて右上手を狙うが、すぐに大神皇が巻き替えて応酬に。右四つ になった瞬間に大神皇が右から掬ってすくい投げで天神鳳を転がし、勝ち越しを決めた。名古屋場所初日から続ていた天神鳳の連勝は26でストップした。
横綱鶴馬龍は下手投げで大関旭秀龍を下し3敗を守って9勝目。旭秀龍は4敗目。
綱とりの大関服部は上手捻りで2敗の新関脇、神乃桜に敗れ3敗となり場所後の綱とりは厳しくなった。神乃桜は新入幕から3場所連続の二桁。
大関冥界山は寄り切りで隼を下し6勝6敗の五分。
横綱天神鳳に初黒星が付き、後続との差が1つ縮まったが依然として単独トップは変わらない。
一敗
天神鳳
二敗
神乃桜 大鳳
三敗
鶴馬龍 服部
雷竜 千代狼
天大鵬 王乃海