なんとかなるもんだよZUYAさん! ( Hey, ZUYA. You Can Do It! ) 

『なんてこったいZUYAさん!!』をVersion Up.“崖っぷちブルーズマン”ZUYA(ずうや)の悲喜交々を綴る。

初秋、念願の足尾銅山へ...

2018年09月19日 | 
田中正造...

多くの方がその名を聞いたことがあると思います。必ず学校で 『 足尾銅山鉱毒事件 』 を習いますからね。しかし流石のZUYAさんでも今となっては内容に関しては記憶が怪しく教師も“明治天皇へ直訴”のことばかり強調していたような(特に大阪は色々と思考の偏った教職員の団体があって...)

足尾銅山は江戸時代から明治時代初期までは幕府もしくは官営でした。民間の古河鉱業(当時の社名)が運営に乗り出してからも実際は官民の癒着があり、あの鉱毒事件も田中正造のおかげで世間に知れ渡るもそれほど大きな改善はされないままうやむやだったようで。聞くところに寄ると現代でさえ沢山の鉛が検出されるようです

天皇陛下への直訴など基本的には当時は(まだ“神様”扱いですから)死罪になるはずが、上記の事情で政治家や司法も彼と銅山の問題をうやむやにしようしたのは明白ですね。そう考えると政治と言うのは今も昔も大きくは変わらないわけで


          


さて今日は別に政治の話をしたいわけはなく、ZUYAさんは小学生の頃からどうもこの事件が頭に残っておりまして、いつか現地に行ってみたいとずっと心に思っていました。昨日30年以上の時を経て遂に決行。久々にGETした3連休の中日を使い、またもや“一人旅”です~

レンタカーを借りて朝7時に駒込を出発。鹿浜橋ICから首都高に入り東北自動車道で向かう。1日前なら(世間一般の)連休最終日でひっちゃかめっちゃかだったであろう

平日の朝の東京から逆向きなわけだからガラガラですな。佐野SAで休憩をしたら北関東自動車道と一般道で桐生・みどりの両市を通り山深い道に入る。東京から足尾を目指す場合、一般的には日光経由で行くのが最速らしいのですが、ZUYAさんはこちらのルートの方が好き

寄り道をしなければ3時間ほどで着くのですが、途中で何度も車を止めて写真を撮っていたら足尾銅山には11時を過ぎて到着~














銅山は1973年頃に閉鎖されているが、観光用に一部入れるようになっているのだ。銅の採掘のために掘られた坑道の総延長は約1,200kmだとか。東京から九州までの距離である。モグラの様に山の中を掘って掘って掘りまくったのだろう。入口で入坑料820円を払い、トロッコで坑道に入って行く。トロッコ車両は近年観光用に作られた物












坑道に入ると一気に気温が下がる。ZUYAさんのような“暑がりの汗っかき”にはちょうど良いが一般の方は外は真夏でも上着が必要な冷気だ。入口から150mほどでトロッコは停車して坑道内を歩いて見学することになる

人形やパネル、音声ガイド等で実にわかりやすく説明されている。ZUYAさんは乗車したトロッコには賑やかな小学生の団体と一緒になったのですが、どんだけ素早く見学してんねんと驚くぐらいあっという間にいなくなった。そりゃ記憶に残らんわ~








『 銅もありがとう また銅ぞ 』... この看板を恥ずかしげもなく掲げているのに唖然とするのはZUYAさんだけか。この奥はお土産コーナーがあり銅製品が多く見られましたが、お土産としては銅しようもない物(銅たわしとか)が...





朝、家を出る前に作った握り飯3つをお昼に頂く。地元料理とお酒が飲めないのならこれで十分だ。食後は車で15分ほどの国民宿舎 『 かじか荘 』 の日帰り入浴へ。道すがら紅葉し始めている所でパチリ 






あんまりしっかり温泉に浸かってしまうと運転中眠たくなるのでサッと上がり再び車で足尾銅山の遺跡を巡る。銅の採掘は終わったが、現在も当時の会社が名前を変えて工場を構えている。昔は賑わったであろう足尾駅では国鉄時代の気動車を発見~





更に間藤地区から奥へ進むとモノクロで写真を撮ると当時と変わらない風景が映り込む。当時はもの凄い活気がだったのでしょうな









帰りは日光を経由する。当初の予定では少しぐらい中禅寺湖や華厳の滝を眺めるつもりであったが、家に着いてヘトヘトは嫌なのでそのまま帰ることに

埼玉県の浦和辺りで雨が降り始めるが、レンタカーを返却するまでは上手く逃れました。家までの5分ほどなのに商店街で魚屋さんに立ち寄ってしまい店を出ようとすると猛烈なゲリラ豪雨が...


さぁて本日でZUYAさんの3連休も終わり。のんびりしませう~


Have A Good Day,Folks!




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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
渋い (砂希)
2018-09-19 22:38:24
足尾銅山とは恐れ入りました。
結構な観光地なんですね。
銅もありがとう、には苦笑いしましたが(笑)充実した連休で何よりでした。
砂希さまへ (ZUYA)
2018-09-19 22:55:04
あ、こりゃあ銅も~

銅もこうもありません。何か時間が止まっているように感じる町でした...

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