MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ特別展

2018年10月18日 | アート・文化
国立博物館で開催されている特別展「京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ」を観賞してきました。



仏像や彫刻像には全く無知ですが、鎌倉彫刻の快慶・定慶の貴重な名作を観て感動しました。

大報恩寺の本尊で寺外初公開の秘仏「釈迦如来坐像」や快慶の名作「十大弟子立像」、定慶作「六観音菩薩像」など何れも重要文化財に指定されている素晴らしい作品ばかりでした。

会場では、一点を除いて撮影禁止でしたので掲載できませんが、配布されたパンフレットに紹介されている「釈迦如来座像」(行快作)と「十大弟子立像」です。
弟子立像の一体毎に、頭脳明晰、神通力など特技を持っているそうで、その表情にも表れています



定慶作の「六観音菩薩像」は、台座も光背も像造当初そのままの姿だそうで、背面も観ることが出来て精巧な魅力が感じることが出来ました。


この六観音菩薩像は、会場の出口に配置されていて、「聖観音菩薩立像」のみが撮影が許されていましたので、ご紹介します。




仏像以外にも大報恩寺にゆかりの北野経王堂一切経や洛中洛外図屏風など貴重な名作も陳列されており、ずらりと並ぶ仏像(如来像・菩薩像・明王・・・)の神秘的な美しさに心を奪われていました。

会場の平成館を出て本館へ回ると、こちらでも鎌倉時代の木彫り仏像が見られ、伝統ある日本の仏像彫刻の魅力に魅せられていました。

阿弥陀如来坐像と地蔵菩薩立像です。




本館の玄関を入ると大階段があり、大理石の手摺りや階段正面の壁には大時計が嵌められ吹き抜け天井も格天井になっています。


本館の外観も素晴らしく鉄筋コンクリート造りの洋風建築ですが、屋根は瓦屋根の「帝冠様式」となっています。


瓦屋根の鬼瓦も龍や白虎などの姿も見られ、本館に保管されている収蔵品の厄除け役を担っているのでしょうか?




本館裏からは、スカイツリーの姿が望めました。


博物館を出て上野恩賜公園をブラ散歩してみました。【続く】

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