受験が有利になる塾や学校での志望校調査の書き方 | 勉強させない子育て論と子どもの成長記録

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中学受験の人は自分の受験するところを書くだけなので,悩むことはないでしょう。大学受験も自分の志望校を書くだけです。もし指定校を狙うなら,事前に学校の先生と相談しておく必要があるぐらいでしょう。むしろ,指定校はしっかり調べて相談しておくのがポイントかもしれません。

 

受験校の選択については

 

中学受験:中学受験の受験パターンはどう決めればいい?
高校受験:受験パターン別の学習法
大学受験:受験校はどう決める?

 

にて書いてありますので,そちらをご覧下さい。

今回のメインテーマは心理戦がものをいう高校受験についてです。

志望校は学校の先生の言うとおりにした方がいい?

いえ,そんな事はありません。もちろん先生によっても全然違いますが,今のご時世,学校の先生は合格できるかできないかの判断をするだけの情報がありません。塾の模試の結果を持ってきてください,という先生も結構います。非難する訳ではありませんが,そういう状況の先生が的確な学校をアドバイスできるかというと,難しいのは明らかでしょう。もちろん性格に合っているかどうかという意味では情報は豊富でしょう。しかしながら,合格できるかどうかは別問題です。

 

ただ,私立の単願や推薦を狙っている場合は,先生の言うとおりにした方がいいかもしれません。やはり学校の先生は,私立の先生とも交流を持っていたりして,有利に働く場合も多いためです。もちろん自分の気に入った私立でないならば,やめておいても構いません。

公立が第一志望の場合

地域によっても違いますが,トップレベルの学校は実力がものをいうでしょう。 しかしながら中堅校は学校の先生の評価の影響がかなり強いでしょう。

 

とはいえここで志望校を妥協して早くから先生の言うとおりの学校に決めてしまうと,内申点をいいように操作されかねません。直前まで自分の第一志望を受験する旨を伝えていきましょう。変えるのは最後でも構わないのですから,最後まで頑張りましょう。

 

ただ,それだけでは先生も人の子ですから,いい印象は持ってくれないかもしれません。そういう時は,私立の安全校や二次試験・後期試験の時は先生の言うとおりに受験するのがよいでしょう。

 

私の経験上ですが,学校の先生のいう「合格できない」「合格は難しい」はかなりの確率で当てになりません。

 

しかし「合格できるでしょう」はかなり信憑性があります。もちろんこれにはからくりがあるのですが,ほとんどの場合,こちらは信じて大丈夫でしょう。

志望校に書く順番

もちろん第一志望の欄は自分の志望校にするのがよいでしょう。

 

ところが,首都圏に住んでいる場合はこれをやめた方がいいケースも存在します。例えば千葉大附属,通称千葉附という学校は,志望順位の高い学校の試験で合格すると,それよりも志望順位が低い受験校は全て出願取り消しとなります。このような学校は千葉附に限らず結構あります。理由は様々ですが,よく言われる「あなたが受験すると他の子が合格できなくなる」というのは詭弁です。

 

中学校の先生の知り合いは何人もいますが,ほとんどの先生がそうおっしゃっています。今回のテーマではないので書きませんが,先生側の,先生たちのための理由があるのです。

 

よって,こういうケースに当てはまりそうな場合は,志望順を本来の志望校順ではなく,あえてレベルの高い順番や,日付の遅い順に並べるなどの戦略が必要です。

志望校が恥ずかしくて言えない…

これは子ども自身の問題であることが多いのですが,

 

恥ずかしい学校なら受験するのはやめましょう。一体どんな破廉恥な学校を受験するというのですか。人生は偏差値だけで決まるわけではありません。努力なしの妥協には賛成しかねますが,努力した上での選択ならば,また,自分の第一志望であるならば,偏差値に関係なく,自分にとって一番いい学校なのです。

 

落ちて恥ずかしいのなら合格すればいいだけの話。自分の志望校ぐらいは堂々と言えるようになって下さい。」

 

と話しています。私は基本的に受験校をオープンにしていますが,このご時世ですと,やはり「プライバシーの侵害だ!」というクレームも時々受けるんですよね。

 

志望校オープンの最大のメリットは競争力が高まるからです。そして何より自分への宣言となり,行動に移しやすくなるのです。これをご理解いただけてないご家庭がクレームを出すのですが,こういうご家庭に限って受験でいい結果は出ないものです。競争に参加できないような精神力では,受験戦争など勝てるはずもないのです。

学校の先生と喧嘩はしない

もちろんどーしようもない先生にあたった場合は,最悪バトルを繰り広げなければならないこともあります。しかしながら,よほどのことがない限り,学校の先生の話も1つは尊重して聞いて置く方がいいのです。学校の先生も人の子ですから(笑)

 

ただ,学校の先生も人の子ゆえ,ミスもあります。併願という制度を使って受験したはずなのに,その制度を使われておらず落ちたなんて話はよく聞きます。結局全て終わった後に何を言おうと通じないので,事が起きる前に何度でもしつこく確認しておかなければならないこともあるのです。自分の身を守るのは自分と親だけですから。

システムがある以上,戦略がある

受験のシステムは都道府県により様々ですが,どのシステムにも完璧なシステムというのは存在しません。人の手が入る以上,必ずどこかで人の感情に左右される部分が生じるのです。そしてそれはシステムにのっとっているようで,必ずしもシステムに支配されない場所にあります。いうなれば,グレーゾーンというやつです。これを知っている子と知らない子は大きな差がついてしまいます。

 

もちろん通常時において大きな影響を受けるものではありませんので,そこまで気にする必要はありません。しかし,何かできることを考えた場合,何かしらできることはあるのです。これはクレームや買収という意味ではありません使えるものは使う,という意味です。税金や助成金もそうですが,こちらから申告しないと出てこないものは世の中沢山あるのです。自ら不利な受験に向かわないように応援してあげましょう。

 

 





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