こんにちは。
中郷鍼灸マッサージです。
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暑い日が続きますね。
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今回は白内障についてです。
（白内障の概要）
目にあり、レンズの役割をする透明な水晶体が濁ってしまうことで、目に入って来る外からの光が充分に網膜に届かなくなり、ものがよく見えなくなること。
・ 薄暗く見える
・ かすんで見える
・ 二重三重に見える
・ まぶしく感じる
・ 暗い場所でものが見えにくい
・ 色を見間違える
こういう症状が発生する。
（水晶体の構造）
水晶体は中心に「核」があり、そのまわりを「水晶体皮質」が覆い、「水晶体嚢」が包んでいる。
水晶体の新陳代謝は、
水晶体皮質の外側から生まれる新しい細胞が水晶体皮質になる。→ さらに新しい細胞が生まれると、先に生まれた細胞は中心に向って移動する。→ 水晶体線維になる。→ 核になる。
（水晶体はなぜ濁る）
水晶体の細胞内に存在するクリスタリンタンパクというタンパク質の異常変質によるもの。
クリスタリンタンパクはもともと非常に小さいものであり、水晶体のはたらきを妨げるものではない。
しかしクリスタリンタンパクを構成しているアミノ酸が、さまざまな酸化ストレスを受けることで大きな塊へと成長してしまう。
これにより水晶体を通過すべき光が目の奥に届かなくなったり、反射して眩しくなったりする。
酸化ストレスとして、加齢、紫外線、衝撃、放射線、熱、薬剤、他の病気等が挙げられる。
（薬物療法）
点眼薬
・ 水晶体のタンパク質の変性を抑える
・ 水晶体に含まれるアミノ酸を補う
内服薬
・ 唾液腺ホルモン剤
こういったものを用いるが、薬物療法は、ものの見え方をよくするものではない。白内障の進行を遅らせる目的で使われる。
（手術）
水晶体皮質や核を取り出し、シリコンやアクリルでできた人工レンズに交換するものである。単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズがある。
なお、仕事や家事は翌日からできる。入浴は、３日後からできるが、目を使う読書やテレビは１週間後からになる。
（鍼灸治療）
進行した白内障には手術が望ましい。鍼灸は、白内障の進行を遅らせるものである。
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