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村上春樹『おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2』2011・マガジンハウス-世間との違いを大切にすること

2023年08月28日 | 村上春樹を読む

 2011年のブログです

     *   

 村上春樹さんの『おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2』(2011・マガジンハウス)を読みました。

 面白かったです。

 あまりこの欄には関係がないと思うかもしれませんが、河合隼雄さんと夢についての章もあります。

 あらためて思ったのは、村上さんの小説やエッセイに惹かれるのは、ひょっとするとじーじと趣味、嗜好が似ているのかなと思いました。

 一番頷けたのは、村上さんが気に入った店がつぶれてしまうという話。

 実はじーじもまったく同じで、うちの奥さんには、疫病神では?と言われています。

 きっと、世間一般大衆が熱狂するものと違ったものが好みなのかもしれません。

 そういえば村上さんはヤクルトファンでしたね。

 じーじは日ハムファンです。

 しかし、このことは臨床心理家にとっては大切なことかもしれません(小説家にとってはもちろんですが…)。 

 世間一般大衆と同じになれない人が、悩むわけですから…。

 でも、その悩みは実は大切なことかもしれません。

 そういったことをクライエントさんと話し合っていきたいなと思っています。(2011記)

     * 

 2018年秋の追記です

 日ハムに金足農高の吉田くんが入りましたね。

 日ハムはあまり強くならないで、ほどほどなのが私の理想(?)なのですが…。(2018.10 記)

        *

 2019年12月の追記です   

 つい最近、じーじの好きなお店がまた一つ閉店してしまいました。やっぱり疫病神かも…(?)。

 吉田くんはほどほどでいい感じ(?)です。 (2019.12 記)

     *

 2023年夏の追記です

 ずいぶん前のブログですが、なかなかいいことを書いていますね(えっへん)。

 じーじは年とともに世間とのずれが大きくなって、たいへん。

 どんどん生きにくくなっています。

 しかし、臨床家はそれでいいのかな?とやっぱり思ったりしています。 (2023.8 記)

 


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2 コメント

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こんにちは (tempo1078)
2018-01-04 15:10:27
日本人はえてして
皆、同じ方向を向き、
価値観が同じでないといけないと
考える民族。

これが
いけません。

世間とは違っても、
個を大切にする社会でないとなりません。

個性があり、
周囲との軋轢がストレスで
精神を病むってことも、結構多いのでは
ないかと思っております。
同感です! (どさんこじーじ)
2018-01-04 15:17:25
まったく同感です。
今日の相撲協会の評議会も全会一致。
全会一致は民主主義でない、といった思想家がいたような気がします。
古代ギリシアでは全会一致の時は再採決をしたんではなかったかな?

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