「本当の友達が欲しい…」17歳の女子高生に鴻上尚史が助言した「おみやげ」関係とは? 連載「鴻上尚史のほがらか人生相談~息苦しい『世間』を楽に生きる処方箋」

 

これこれ!

私は30年位前から気づいていたのですが、

私が人間関係を持続できない理由。

鴻上尚史さん仰るところの”おみやげ”が渡せないこと。

つまり、

相手にとって私と付き合うことに何のメリットも見られないこと

それがひとつなんですよね。

 

友人でも恋愛でも仲間(仕事関係・学校関係・同じ趣味その他)でも

私はいつも、相手に”おみやげ”(メリット)を

たくさんたくさんいただいても、

私は相手に何の”おみやげ”(メリット)を

渡せないのですね。

 

メリットと言っても、

経済的なことや、

便利なこと(頼みあったり)だけとは限りません。

 

この人と居ると心地よいとか、

この人面白い話をしてくれるとか、

素敵ですごく参考になるとか、

私の知らないことたくさん知ってるとか、

きらりと光る才能があって興味を引くとか、

そういうのだってメリットです。

 

私にはそういう他人を喜ばせたり高める能力が

絶望的にないのです。

 

かといって、

単に媚びたり、卑屈になるというのも

結局相手にとって居心地いいものでも

相手のためになることでもありません。

 

逆に、

じーっと目立たないようひっそりと静かにしているのも、

”察してちゃん”とか

”自分から話しかけない人は実は一番自分勝手で性格悪い”

と言いますよね?

 

だから、人間関係を進めようとすると

必ず途中で詰まります・・・。

相手が素敵で、優しくて、

私のようなものを拒まないタイプだったとしても、

もうこっちが申し訳なくて居心地悪くて、

実際周りの人は良く言わなかったりするもので、

詰みます。

 

近年は「せめてものおみやげに」と思って、

相手の素敵なところや光るところを

自分の言葉で伝えるようにしていますが、

実のところ、

そういうのも良く思わない方が多いのです。

 

灰谷健次郎先生だったかな?

壺井栄先生だったかな?

教師が主人公の昔の小説で、

いつも口で他人を褒めてばかりの女性教師がいるのだけど、

陰で『オホメ』と呼ばれて

信用もされず、みんなに軽蔑され嫌われている

という描写があって、

実力のない人の褒め言葉って、

実のところ嬉しくは思われないことが多いんです。

 

若い頃こそ、相手が好きで、

純粋に思ったとおり褒めてもその言葉自体が

定形さん的に褒め言葉っぽくなかったりして

不興をかうことが多かったのですが、

今は、一般的な褒め言葉を使っているのですが、

やっぱり私に褒められても

その『オホメ』と一緒で、

薄っぺらいとか、気持ち悪いと思われて終わりです。

被害妄想ではなく実際に、

私が思ってもいない裏の意味を取られて

怒らせてしまったこともあります。

(心から褒めたのに、

「はぁ?私、努力してるんでぇ!!」とか、

「え?この程度のこと褒められても」とか)

私の大好きな村上春樹先生も、

「小さなことで感激する人は

小さなことで激昂するから信用できない」

というようなことを

(うろ覚えなのできっと言い回し違いますが)

仰っていました。

 

夫も、

こちらは容姿がよくないのに、

あちらはイケメン?かどうかはわかりませんが私好みの顔で、

こちらは金銭管理能力ゼロなのに、

(これは発達障害の症状のひとつだと思います

本当に病的に数字ダメなんですよ・・・

LD入ってる???

アスペルガーは数字得意な方が多くて、

数字が得意なのと過集中を生かして

職業人として成功されている方も多いそうなのに

その数字が私はダメなんです)

あちらは家計簿からネットスーパーの手配まで完璧で、

こちらは人間性が薄っぺらくて何もしねえ!なのに

あちらは苦労されてきた方で性格も個性的で尖っていて魅力的・・・。

 

インスタで素敵な方と交流しても、

こちらは良い情報を持ってるわけでもなく、

一方的に親切に教わっているだけで、

こちらは誰かを喜ばせるような写真や文章が作れるわけでもなく、

一方的に素敵な写真や文に癒されたり刺激にさせていただいているだけで、

心苦しくなります・・・。

 

結局幼少時から母に言い聞かされてきた、

お前は何の取り得もないんだから

余計なことは考えずに勉強だけしてろ

が全く正しかったことを証明しているような人生。

 

私は本当は人が大好きなのだけど、

渡せる”おみやげ”が何もない。

だから、人間関係が続かない。

それは甘えであり、”おみやげ”とは努力して作り上げるもの。

しかし、努力?

いったい何を努力したらいいんだ?

したいことの前にやらなきゃいけないことは山積みで、

それでも努力はしても実を結ぶことはなく。

 

人間性・・・。

アスペルガーの長所である、

”ユニーク””個性的””芸術的”もないんですよ。

教科書どおりの典型的な大仰型だと思います。

ひたすら杓子定規で堅苦しく退屈な人。

しかも何だかズレてる。

 

いえ、

以前書いたように、輝く部分さえあれば、人間性なんて最低限をクリアしていればきっとこのままでもいいのかもしれない。

 

しかし、

その輝く部分がない。

「それは甘え

輝いている人は長年のたゆまぬ努力で光を掴んだんだ」

夫はいつもそういいます。

母も教師も皆そういいます。

それは正論です。

でも、何を努力したらいいのか具体的なことは誰も言いません。

誰かに勧められたこと?

それは大抵私の苦手なことで、

頑張っても人並みにすら届かず、

楽しくも面白くもなければ

何の報酬(金銭だけではなく心理用語の”報酬”も含む)もありません。

自分がしたいこと?

だいたい取り上げられます。

自閉症スペクトラムの興味の対象って、

『レインマン』みたいな役に立つものとは限らないんですよ。

そして人は、

特に同居人が役に立ちそうもないし

自分も興味を惹かれないものに強くこだわって

時間やお金を費やしていることが不快なものだそうです。

(これは自閉症スペクトラムに限りません

趣味が原因で離婚するご夫婦は案外多いそうです)

参考資料 やせ細り、背中が曲がり…精神科に「薬漬け」にされた青年の最期ルポ ブラック精神医療(4)

(この青年はとてもかわいそうです

自分も世界もうまく捉えられない自閉症にとって

こだわりの対象は愛着の対象であるとともに

盲人の白杖とか、

私のような軽度だと

近視の眼鏡やコンタクトみたいなものです

それを取り上げられたらパニックになるに決まっています)

漫画やアニメ?くだらないと取り上げられた。

ロックミュージック?笑われた。

(子供の頃はREBECCAとかブルーハーツが好きだったけど

クラシックマニアの両親には笑われ晒されました)

唯一他への印象がよくずっと支えにしてきたのが読書だったけど

それも就職して読書が趣味だと言ったら

「本なんか読むのは一人前になってから」

と言われたのでそのまま読むのをやめました。

(勤務中に本など読んでいませんし、

勤務中どころか仕事に慣れるまで勤務外でも読む気はなかったのに

なぜそんなことを言われたのかわかりません)

今でも鮮明に覚えているのは、

小さい頃、女の子のおもちゃというものを与えられたことがなく、

誰か両親ではない人にプレゼントされたんですね。

『魔法少女ララベル』のステッキを。

(時系列的に放送終了後だったように思えます

おそらくララベルのアニメ自体は見ていませんでした)

そうしたら、きっとまた私が悪いことをやらかしたのでしょうが、

母は私の頭にステッキを振り下ろして

真っ二つに割ってしまったのです。

産まれて初めての女の子のおもちゃ。

何より大切なものだったのに。

そして、子供の私には全く理解しがたいことに、

母は私より学業成績の劣る妹にはちゃんと

女の子のおもちゃを与えていました。

(ところで、この件で母を恨んでいるとか

母のせいにしているわけではありません

根に持っているわけでもないのです

私は変なところ記憶力がいいのです

発達障害児育児をされているお母様方の多大なるご苦労を知り、

しかも、

発達障害の概念が世間にない時代のことです

母も誤解とか、誤解されたりとか、

そもそも私の問題行動などに非常に悩み苦しんでいたことと思います

いわゆる自己中心的な”毒親”とは異なると考えます

っていうか、

当時から『私が悪いから私の頭で大事なステッキを割られた

ということはきちんと認識していました

ある意味、いつもひどく冷静で計算高いのです)

 

ところで、専らの私の野望は

布袋寅泰さんのfanになること

だったりして、しかも激しく迷走中です(笑)

布袋さん、布袋さん・・・。

元々氷室さんが大好きで存じ上げてはいたのですが、

あるとき、

 beat crazy presents live @AX』の『スリル』

をyoutubeで見たら、

「あれ?布袋さんって

思ってたより綺麗な方なんですね」

(それまでどう思っていたかって?笑

いえ、普通にパブリックイメージどおりロックなアニキだと

あと、氷室さんと関係がよくないとか・・・すみません)

と感じ、

前から好きだった

 

GUITARHYTHM IV GUITARHYTHM IV
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Amazon

 

を再聴したら

「私はもしかして布袋さんが大好きなのかもしれない」

と感じ、

 

 

布袋さんのほかにも優れた芸術はあると思います。

私は氷室さんも好きだしREBECCAとかザ・ブルーハーツとか

遊佐未森さんや川本真琴さん、中谷美紀さんも大好きです。

また、映画も鑑賞しますし、

ワーグナーやフェルメールもお気に入り。

でも、いつも美しいものは

浅く狭い暗い地下室から

天窓越しに覗いて楽しむものでした。

(読書は違う

小説はダイレクトにその世界に入り込める)

でも布袋さんだけは

その地下室自体に仄かで優しい光を灯してくださったのです。

そして、

その後で、

布袋さんがよく、光の話をしていることを知り、

これは運命かもしれない!!!!

とますます夢中になりました。

(正直気持ち悪いですかね?

でも、キモくてオタくさいのが私だから

いいんです!!

 

ええええ、全部妄想ですよ。

冷静になれば、キモイしオタくさいし、

勘違い野郎もいいところ。

だいたい、

私に好意をもたれて嬉しい人間がこの世にいるだろうか?

(特に男性の場合はたいてい、

変な意味に捉えられて嫌がられます

まあ、布袋さんはそういうお考えはないお心の方なので

そこは安心しています)

しかも、

布袋さんの歌詞とかインタビューとか分析すると

たぶん私って

布袋さんが一番軽蔑?興味ない?タイプの人間だと思う。

(でも別にそれでも布袋さんは何十万人もfanのいる

ロックスターだから気にされないと思います!!)

 

いつの日か、素敵布袋さん女子に混じって、

小さくてもいいから

布袋さんの花園

(bc onlyの女性エリア・花園という表現がまた最高です!!

そして本当に布袋さんのおっしゃるとおりいい匂いがしました!!)

の中の一輪の花になりたい・・・。

(物理的にはおばさんの図々しさで勝手に混じりましたけど

しかも思いっきり前のほうで笑

私は花ではないので罪悪感もちょっぴり

そもそも性自認が怪しい

未だに自分が女性だと受け入れていません

ただ、男性では絶対ないので、消極的に女性です)

 

あれ?

本題は

人間関係に引いちゃう理由

でしたね?????

 

お出しする”おみやげ”がないから

私が提供できる”おみやげ”ってなんだろう

ない

何故ない?

心がないから

布袋さんが私を人間にしてくれた

もう少し布袋さんを追いかけてみよう

おそらく布袋さんは私にとって、

盲人における白杖とか扉を開く鍵とか闇を照らす仄かな灯り

のような存在であり、

自分を知り、世界を知るための手がかりなのだろう

でもそんなこと抜きに

純粋に布袋寅泰さんが大好きなのです

本当はふつうに産まれて

純粋に布袋さんを好きでいたかった

 

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