誰からも愛されたことがなかった
それどころか、
他人にライトな好意や好感を持たれたことすらない
嫌悪と軽蔑
いつか、
「人間の性格は1種類しか知らない。」と発言して、
夫に誤解され軽蔑されたことがあった。
正確には
対わたしの人間の反応を1種類しか知らない。
なのだ。
ひっそりと覗き見すると、
人って、
それぞれの歴史、
それぞれの特性、
それぞれの思想、
それぞれの習慣など千差万別で、
それぞれ違った光を放つ銀河のようなのに、
わたしというファクターが絡むと
みんな一緒
になる。
たとえば、
美人で、はっきりとした性格で、友人も多い素敵な人がわたしにはネチネチ嫌味を言ってきたり
知的で、上品でおっとりとした人が
わたしには耳を疑う口汚い性的侮辱を言ってきたり
医療業務に携わる冷静で辛抱強く心優しい人が
わたしには暴力を繰り返したり
一応繰り返すが被害妄想ではない
誰が何をしたか言ったかも背景含めきちんと記憶している
おおよそ
その人らしくない信じられない言動を。
このようなことが続くと、
とても頭の悪い人なら、
「人間には裏の顔がある」とか
或いは人間や社会に恨みを持ったりするだろう。
正直に告白するとわたしも
子供のころはそう思った時期もあった
わたしは尊大型アスペルガーでないが、
尊大さんがなぜ尊大さんになるのかなんとなくわかる
おそらく尊大さんは尊大なつもりなんてひとかけらもないと思う
しかし、わたしはそこまで馬鹿じゃないので
理由はわからないがきっと私が悪いのだろう
と思った。
万人に嫌われる理由
万人に排除される理由
そして、それでも人のぬくもりが恋しくてたまらない理由
広汎性発達障害と診断されて
いろいろな情報を得たり
自分の気持ちを整理するうちに
少しずつ真相に近づいてきた。

今思うとそもそも、
たしかにアスペルガー症候群は
別名嫌われ病というくらい、
人に悪意や悪感情を持たれやすい。
その上わたしは、
当ブログを読んでいただければわかるように、
能力や魅力も低く、
人間的暖かさもない。
(人に受け入れられ社会に溶け込んでいる
アスペルガーはたくさんいる
特性と個性は別
それにしても、100%の人間に嫌われる人って
いるのだろうか?
いや、いるのかもしれないが…。

ストロークとディスカウント
ディスカウントは存在の値引きであり、
ディスカウントすると嫌われるし人間関係を破壊する。

参考資料:交流分析についてわかりやすかったサイト
肯定的なストローク(プラスのストローク)
微笑む・握手する・抱きしめる・話を聴く・褒めるなど
否定的なストローク(マイナスのストローク)
にらむ・怒鳴る・叩く・叱る・悪口や皮肉を言うなど
ディスカウント(存在の値引き)
無視する・拒否する・見下す・問題を軽く見るなど

わたしは知らず知らずのうちに、
相手をディスカウントしていることはないだろうか?

上のサイトにもあるが、
人に嫌われるコツに「謙遜」がある。
日本人は謙虚と謙遜を美徳とするので
やりがちなのだが、
誰かが認めたり褒めてくれたのに
否定や値引きをする
これは肯定的なストロークをディスカウントで返した
ことになり、
せっかく好意を向けた相手はムッとする。

わたし自身、
美しい女性に
「〜さんはいつもお綺麗ですね」
と言ったら怒りの声で
アタシ、努力してるんでぇー💢
と返されイラッとしたことがある。
つか、
リアルで私が美人に美人だと言うとたいてい怒られるか
「そんなことないですぅ」的な答えなのはなんなんだ?
しかも私以外の人に容姿を褒められると嬉しそうにしているので、
容姿を褒められること自体が嫌いとか失礼だと感じてるわけじゃなさそう。
例外はいるもので、
この間職場の女の子が体型を気にしていたので
「でも顔かわいいから良いじゃん」と言ったら、
(実際かわいい!お目々くりっとお肌ぴかぴか!
私は基本的にお世辞は言わないので
美人、かわいい人を美人、かわいいと言う)
「そうなの、私顔はかわいいんだけど」と返され、
珍しい返答におおっ!!と思った。
世の美人、美少女は彼女を見習うべきだ。
こういう子が一番印象いい。
実際彼女は友達多くて愛されている。

わたしは他人の好意や好感が怖いのだ。

だって、
・向けられても何もお返しできないし
(ガチでADHD要素も強く、
様々な能力値が低いのですよ
借りを作りっぱなしは嫌いというのも
アスペルガーあるあるだそうだと本で読んだ
・まず、こちらの勘違いかもしれないのでよく確かめなくてはならない
アスペルガーの症状として、
それが自分に向けた発言なのか
第三者に向けた発言なのか
わかりにくいというのがある
よく自他の境界線があいまいと言われるが
それは定型さん目線の誤りかもしれない
自他の境界線があいまいとは私には思えない
いや、私別にアスペルガー代表でもないし
スタンダードな症例でもないけどさ。
少なくとも私は自他の境界線あいまい感はない
それより主語のわからない発言が誰宛なのかわからない
これに関しては
ガチで隣にいる別の人に対する賛辞を
自分宛と勘違いして恥をかいた
ことも多々あるので慎重になっている
逆に私以外への批判や叱り言葉を
自分宛と勘違いすることもしょっちゅうだが、
他人への批判やお叱りを
自分も反省し肝に銘じる分には問題にならないし
ためになるので
そちらはまあいいかと思っている)
・向こうの勘違いかもしれない
私は一見"アスペ"らしくないし、
定型女子演技をしている表面が気に入られたのかも!?
しかも記憶の偏りがあるために
めったにないが第一印象がよかったとしても、
結局だんだん嫌われる
・勘違いブスと誤解されることが多いので
そうではないとあらかじめ自己アピールしたい
勘違いブスって皆さん一番嫌いですよね?
わたしは美人の6割は自信でできてると感じているので
勘違いブスが嫌いだという人々が理解不能なのだが
とにかく人々は勘違いブスが一番嫌いなのだ
わたしはどうも、素でいると尊大に見えるようで
小さい頃から
「お前、自分のこと可愛いと勘違いしてるだろ」
「生意気」
「お前って勉強だけは出来るけど馬鹿なんだよ、自覚しろ!」としょっちゅう言われている
本当は自分なんていつ死んでもいいくらい
無能力、無価値だと
痛いほど知り尽くしているのに
お前はお前が思ってるより価値が無いのだと
更に鞭打たれる
夫にもこのたぐいのことはよく言われた
・定型さんの私に対する発言が
感謝なのか苦情なのか
褒めてるのか貶してるのかわからないことがある
知的障害もないし、日本語は通じてるので
わかるときはわかるけど、
どっちかわからないニュアンスの
台詞ってありますよね?
アスペルガー的に判断つかないので
適切な返しもわかりません
・人は社交辞令やお世辞を言うもので、
社交辞令やお世辞は真に受けてはならないし
本当に相手のためを思ってる人は
耳に痛いことを言う…と教わってきた
(これは最近疑っている
マイナスのストロークやディスカウント大好きさんは
絶対これ言うけど
ディスカウントなんて自尊心や自己肯定感が下がるだけで
言われた方にプラスの意味なんてないよね
言った人はコントロールしやすくなるとか
優越感を得られるとかあるけど
だいたいディスる人ってそこを直しても見てもいないし
別のディスカウントする人ばかり
他人をディスカウントする奴は相手しないことに最近決めた
自分以外の第三者がディスカウントされていても、
いや、そっちの方が気持ち悪い
・持ち上げ落とし系のイジメや、
物売りや新興宗教の勧誘かもしれない。
基本的に騙されやすいからすぐ引っ掛かる)
今はおばさんだからその心配はないししていないが、
男性→女性の場合は別の目的があることもある。
アスペルガー女子あるあるだが、
好意と下心の見分けはつかない
これは定型女子でも難しい見分けなので
わたしには当然できない
思春期に入り本当にびっくりしたのだが、
私は対人感情は「好意、好感を持っている
悪意、悪感情を持っている」「その中間」
だと思っていたが、
嫌いだし評価してないし軽蔑してるけどそれはしたい
という第四の感情を持つ人間がいる!
理解不能だがそういう人は実在するので
若いアスペルガー女子は気をつけよう!!
もちろん男子も気をつけるべきだが
性差として女性よりその心配は少ないと思われる)

そもそもわたしに好意や好感を抱く人なんて
いるわけない!!!!
人々は悪意や悪感情を抱くばかりか、
わたしからの好意や好感さえも
「気持ち悪い」
「こんなやつに好かれて屈辱」
ととらえるのだから。
実の母親でさえ、
「なんの取り柄もない」
「諸悪の根源」
「お前のせいで私の人生めちゃくちゃ」
長年連れ添った夫でさえ
「人間性が薄っぺらい」
「実のないきれい事ばかり」
「言葉を振り回しているだけ」
と判断したような人間だから。

それでも、
肯定的なストロークを
ディスカウントで返すのは、
相手に対する侮辱だ。
これからは万が一、
肯定的なストロークを得たら
肯定的なストロークで返そう、
いや、
返す!と決意した。