Rir Vin 7 を飲む | 応様と私の魅酒乱

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 台風が来て、去った。

 何かが飛んで来たり飛んで行ったりすることはなかったが、夜から降り始めたただならぬ豪雨に恐怖し、明け方までNHKの台風情報から目が離せなかった。

 

 昨日は終日外出する気になれず、宅にある非常食保存食を卓に並べてバーボンを飲みながら、台風情報を注視した。

 サケは安全なところで安心して飲んで初めて気持ちよく酔えるのだ、と実感した。

 

 応様でさえ不安そうな表情を浮かべていて、不安な情報を得ながらサケを飲んでも、酔えるものではない。

 明け方近く、雨脚が弱まり、バーボンに飽きると、冷蔵庫にある飲みかけの日本酒を飲んでみる気になった。

 

 リ・ヴァン・セブン。

 いただきものです。ありがたいことです。

 長野県の純米酒である。アルコール度7%、冷蔵庫で7度に冷やしてお飲みください、ラベル裏にある。

 

 香りは確かに純米酒だが、洒落たラベルと低アルコール故の喉越しの良さはほとんど白ワインである。

 だからと云って、刺身や魚料理などに合わせる気になれない。

 

 飲みながら、何が合うか考えた。

 思いついた。この酒と相性がいいのは、ケーキとパンである。

 ピカデリーサーカスのフォートナム&メイソンで、アフタヌーン・ティーに興じるレディにこそ差し入れたい。

 

 さて。

 被害にあわれた方々にはたいへんにお気の毒なことであったが、とりあえず台風は去った。

 今宵はラグビーだ!

 

 

 

 

 


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