知らなかった真実
朝に咲くからアサガオ、昼に咲くからヒルガオ、夕方に咲くからユウガオ、
同じ仲間の植物が開花するタイミングの違いでそう呼ばれているのだと
信じていました。
ところが実態は少々違いました。
毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。
今週は、 ヒルガオ科 ヒルガオ属 ヒルガオ です。
アサガオは早朝に開花し昼前には閉じてしまいます。
ヒルガオは実は昼からは咲かず日の出頃に開き始め、夕方にしぼみます。
ユウガオは夕方から翌朝まで花を咲かせます。
咲いた花が似ているので同じ仲間だと思っていましたが、ユウガオだけは
ウリ科の植物。
ヒルガオ科の仲間でその位置を占めるのはヨルガオだそうです。
ヨルガオなんてこれまた知らなかった。
雑草の生活圏を眺めると、驚きの事実が転がり出て来ます。
<根と地下茎>
派手に花を咲かせているヒルガオですが、不思議な事に滅多に果実は
付きません。
その為勢力範囲を広げる武器にするのはもっぱら地下茎。
白くて細い茎を地中深くに伸ばします。
細いので切れやすく、切れたらそこからまた増えて行きます。
地下茎はヒルガオの子孫繁栄に無くてはならないものです。
植物学素人の私には地下茎も根も同じく土の中にある物、違いが良く
分かりません。
地下茎で代表的なものはジャガイモやセロリ、それにアスパラガス。
一方根で有名なのはサツマイモやゴボウ、ニンジンなどがあります。
この位は知っていますが、役割の違いなんかは分かりません。
<地下茎は水分や養分を運ぶ役目をしている器官。
根は地中の水分や養分を吸収する器官。>(ベネッサ教育情報サイト より)
良く見れば見た目の違いも分かるそうです。
<地下茎は表面がツルツルしているのに対し、根には細いヒゲがある。
ダイコンはその両方が混じり合っていて、上部の緑色をした部分が茎、
その下の白い部分が根。
茎は日が当たると葉緑素ができるので緑色をしている。>(同サイト より)
鮮やかに花を咲かせつつ、地面の下では子孫繁栄の為に地下茎や根を
うごめかし続けるヒルガオ。
今水平方面に伸びているのは地下茎、垂直方面に深耕しているのは根っこ、
今日も我が身のパーツは良い働きをしているゾ、と満足している様子に見えます。
「へーあんたは区別できるのかい?
鼻の穴からのぞいているのは髪の毛かい?
それとも体毛かい?
ヒゲは?
耳の毛は?」
余計な詮索をしていたら、そう文句を言われるかもしれません。
そりゃそうだ、ヒルガオにとってはどちらも大事な体。
朝に咲くからアサガオ、昼に咲くからヒルガオ、夕方に咲くからユウガオ、
同じ仲間の植物が開花するタイミングの違いでそう呼ばれているのだと
信じていました。
ところが実態は少々違いました。
毎週火曜日はウォーキングの途中で見かけた雑草を取り上げています。
今週は、 ヒルガオ科 ヒルガオ属 ヒルガオ です。
アサガオは早朝に開花し昼前には閉じてしまいます。
ヒルガオは実は昼からは咲かず日の出頃に開き始め、夕方にしぼみます。
ユウガオは夕方から翌朝まで花を咲かせます。
咲いた花が似ているので同じ仲間だと思っていましたが、ユウガオだけは
ウリ科の植物。
ヒルガオ科の仲間でその位置を占めるのはヨルガオだそうです。
ヨルガオなんてこれまた知らなかった。
雑草の生活圏を眺めると、驚きの事実が転がり出て来ます。
<根と地下茎>
派手に花を咲かせているヒルガオですが、不思議な事に滅多に果実は
付きません。
その為勢力範囲を広げる武器にするのはもっぱら地下茎。
白くて細い茎を地中深くに伸ばします。
細いので切れやすく、切れたらそこからまた増えて行きます。
地下茎はヒルガオの子孫繁栄に無くてはならないものです。
植物学素人の私には地下茎も根も同じく土の中にある物、違いが良く
分かりません。
地下茎で代表的なものはジャガイモやセロリ、それにアスパラガス。
一方根で有名なのはサツマイモやゴボウ、ニンジンなどがあります。
この位は知っていますが、役割の違いなんかは分かりません。
<地下茎は水分や養分を運ぶ役目をしている器官。
根は地中の水分や養分を吸収する器官。>(ベネッサ教育情報サイト より)
良く見れば見た目の違いも分かるそうです。
<地下茎は表面がツルツルしているのに対し、根には細いヒゲがある。
ダイコンはその両方が混じり合っていて、上部の緑色をした部分が茎、
その下の白い部分が根。
茎は日が当たると葉緑素ができるので緑色をしている。>(同サイト より)
鮮やかに花を咲かせつつ、地面の下では子孫繁栄の為に地下茎や根を
うごめかし続けるヒルガオ。
今水平方面に伸びているのは地下茎、垂直方面に深耕しているのは根っこ、
今日も我が身のパーツは良い働きをしているゾ、と満足している様子に見えます。
「へーあんたは区別できるのかい?
鼻の穴からのぞいているのは髪の毛かい?
それとも体毛かい?
ヒゲは?
耳の毛は?」
余計な詮索をしていたら、そう文句を言われるかもしれません。
そりゃそうだ、ヒルガオにとってはどちらも大事な体。