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健康長寿:日射病は今いずこ

2018-08-13 06:29:49 | 日記
昔の名前はこうでした

 止めにしたら、とたしなめる女房を振り切って足を踏み出す私。
凄まじい湿気と暑さ、それにもめげずに歩を進める男の花道。
正に演歌の世界ですが何の事は無い、単にウォーキングに出発するだけです。
猛暑が続く日々に欠かさずに歩くのは、我ながら普通じゃないとは思います。

 毎週月曜日は専門知識の欠片も無い私が、ウォーキングを通じて健康長寿
を手に入れようと奮闘するお話です。
 とは言え、今年の夏は異常な暑さ、何の対策も無しにウォーキングをして
熱中症になったら本末転倒です。
そこで猛暑に対応するべく雑学のあれこれを毎週探っています。
今週はそのものズバリな「そもそも熱中症とは何?」です。

 子供の頃よく言われました、「帽子を被らないと日射病になるよ」と。
何時しかそれが「熱中症」と呼ばれ、今では日本全国すっかりそれに
変わっています。
 日射病と熱中症は同じなのか、同じとしたら表現の置き換えはいつ頃起こった
のか、それが気になり調べてみました。
すると熱中症が使われ始めたのはおよそ1995年頃、単に名前の変更だけ
ではありませんでした。

病名の診断

 スポーツや仕事などの活動中に起きる場合は「労作性熱中症」、家の中
など日常生活をしている時に起こる場合を「非労作性熱中症」と呼びます。
 症状の程度はⅠ度=軽症、日陰などで休み水分を補給する Ⅱ度=中等度、
病院で補液などの手当てを受ける Ⅲ度=重症、直ちに入院治療が必要、と
分けられています。
 暑熱環境に身体が適応できずに起きる4つの症状を総称して、熱中症と
呼びます。
脱水症状や頭痛などが起きる熱疲労、腹部やふくらはぎの筋肉が強く痙攣
する熱痙攣、血圧が低下し眩暈や失神を起こす熱失調、体温のコントロール
ができなくなり死亡率が高まる熱射病です。
昔使われた日射病は最後の熱射病の症状を指しています。
(健康で幸せな生活のために より)

 幾らウォーキングが好きでも命の危険を冒してはいけません。
ルールを守らなければ周囲に迷惑を掛けてしまいます。
 私が守るのは3点。
出かける前と歩行中と帰宅後にタップリと水分を補給、必要に応じて塩分も補給。
なるべく朝や夕方の時間帯に歩く。
そして決して過信をしない。
これを肝に銘じて、いざウォーキングに出かけます。
 そんな私に女房が呆れた様に言いました。
「この暑さの中歩くとは、もう熱心を通り越して病気だね。」
その一言を耳にした瞬間、腑に落ちました。
 「ひとつの事に心を集中させる」(三省堂国語辞典 より)状態を「熱中」
と言い表します。
私が猛暑にもかかわらずウォーキングに出かけるのは、正に病気の様なもの。
言うならば「ウォーキングに熱中症」 
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