最近のドラマって、日本でもゲイやレズビアンのキャラが登場したりするようになってきたけど、やっぱりアメリカのドラマってすごいなと思う。
The L Word Generation Qには実生活でもゲイ/レズビアンな俳優が出演しているのはもちろんだけど、トランスジェンダーの俳優がこんなにも出演してるとは!!!
キャスト全員を検索したわけじゃないけど、FTMもMTFも二人ずつ出演してるなんて
素晴らしい
そして現在、Generation Qの シーズン1を観終わったMJと私は、同じくStan.でこれを観ている。
The Fosters (2013ー2018)
(画像はネット上から拝借)
連れ子と2人の養子(全員ティーンエイジャー)との5人家族であるレズビアンカップル。
カップルの1人は、結婚して子供を産んでから自分がレズビアンであることをはっきりと自覚した女性。
養子の2人(双子)はそれまでいくつかのフォスターファミリーを転々として来て、このカップルの養子となった。
そこに新たに2人の姉弟をフォスターファミリーとして受け入れるってところから始まるこのドラマ。
カップルは1人は白人で、もう1人は黒人と白人とのハーフ、双子達はヒスパニックって人種的にもバラエティー豊か。
てことで、このドラマはLGBT系ではあるものの、ストーリーのメインは施設やフォスターファミリーを転々とせざるを得なくなった子供達なので、あまりビアンビアンゲイゲイしてない。(まだシーズン1しか観てないから今後はわからないけど)
それがあまりにも普通な感じがしてとても好き。(けどLGBT系ならではのシーンやエピソードも細かく散りばめられてる感じ)
ところで何度も書いて来ていますが、私の義妹は韓国からの養子。
生後すぐに施設に引き取られ、4ヶ月でW家の家族となった。
フォスターファミリーを転々とした経験はないものの、無条件に愛してくれるはずの実母に放棄されたことが、精神的に多大な影響を及ぼしている。
両親はもちろん、一緒に育ったいとこ達も全員白人なので、目に見えて自分だけ血の繋がりがないことも。
誰よりも愛されることを望むものの、いつか背を向けられるのではないかと恐れるあまり、誰にでも攻撃を仕掛けて自分から去ろうとする。
養子となった子達はこういった精神的なダメージを負っていることが多く、義妹には小さな頃からサイコロジストが付いている。
これらのことを知ってはいても、移住当初から数年は義妹が大嫌いだった私。
どうしても自分勝手で自己中心的、言葉にできないほど家族に対して失礼な言動が尽きなかったから。
現在はそんな義妹も随分と落ち着き、私も義妹を嫌いではない。
このドラマに出てくる子供達の経験して来たことは義妹の経験とはまた違うけど、観ていると義妹のことを考えずにいられない。
家族イベントでしょっちゅう顔を合わせるものの、あまりにも義妹と関わらずに来すぎた私。
これからは義妹にもっと優しくしようと思う。
もっと声をかけよう。
私も義妹の家族だから。
このドラマには、MJと意見交換できる場面がたくさんある。
なんかほんと、こんなドラマ作るアメリカってすごいな。