goo

2020.5.23 『幌向炭山』(361m)  新緑の尾根歩きで周遊

 この週末も近場の山で遊ばせてもらおうと、

金曜の夕方Hiromi と出かけた。

そして土曜日は20数キロの、

林道歩きをすることにした。

 

ところが当日の朝、

念のため天気予報を確認すると、

突然雨混じりの予報に変わっていた。

それで急きょ先週行った、

美流渡の山に登るべく移動。

代案は用意してある。

 『幌向炭山』は361mと、

標高が低い割には二等三角点を有する。

これはなかなか期待できそうな予感だ、

と言うことで栗沢町美流渡から、

石油の沢川に沿って北に伸びる林道に入った。

最終人家の先で橋を渡り、

そのすぐ先に駐車スペースを見つけた。

林道ゲートがないので、

まだ先まで車で進めるが、

歩行距離が短縮されることを好まないので、

この地点をベースに歩くこととした。

 7時25分、駐車地をスタート。

空はどんよりとしていつ降り出すかわからない。

しかし目の前の山々は新緑に包まれて、

まばゆいばかりに輝いている。

歩き出して800mほどで分岐が現れたので、

これを左手の目指す山側に入った。

最初はしっかりした林道に見えたが、

分岐から1kmも入らぬうちに、

突然目の前の路面を笹が覆っている場面にぶつかった。

つまりこの林道は既に廃道となっていたわけだ。

その後は笹を漕いで進むことになった。

しかしこの廃道状態の林道は、

Co.240でブッシュの中に消失してしまった。

それで仕方なく目の前の斜面を登ることにした。

最初は軽めのブッシュを漕いでの登行だったが、

やがてそれが消えて大変歩きやすい足元に変わった。

そして地形図上の「333mP」に立って、

どうもおかしいと思い、地形図で確認した。

すると登ってきた林道は、

予定の林道の一本奥であったことに気付いた。

予定していた林道はこの林道より更に廃道化が進んでおり、

林道とは気付かずに通り過ぎてしまったのだ。

一旦戻って登り返しても良いのだが、

林道の状態は最悪であろうから、

「333mP」から『幌向炭山』までを、

尾根でつないでみることにした。

ここで心配なのはブッシュの濃さだけだ。

尾根筋はシカ道ができていて、

まるでそこに登山道があるような快適さだった。

もう木々が若葉を蓄えているため見通しがきかず、

二箇所進路を模索する場面があった。

しかし尾根はアップダウンを繰り返して、

目指す方へうまくつながってくれた。

 9時35分、二等三角点『幌向炭山』

そこからは木の間越しに、

美流渡の市街地がチラチラと見えていた。

 下山は藪漕ぎで当初予定していた林道に下る。

東向きの急斜面を笹や小枝につかまりながら下り、

Co.230で林道に当てた。

ところが予想していた通り廃道で、

路面をびっしりと笹が覆っていた。

そして崩落箇所も。

そんな林道歩きもなかなか大変なので、

Co.190で林道を離れて下降する尾根に乗った。

軽い笹漕ぎを経て小沢に下り、

沢床を歩いて最後は駐車地のすぐそばに当てた。

今回のルートは駐車地を起点に、

反時計回りで周遊したことになる、

なかなか楽しく印象深い山行になった。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2020.5.20 『... 2020.5.23 『2... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。