咲けば 真白な花びらの
茗荷なれども 頑なに
緩むことなく 耐え忍び
花も実も 稀ゆえに
蕾のままに 刻んでは
薬味の香り
頂きましょか
匂うほどに
ほどけることを 拒み
流れる 血潮にも似た
薄くれなゐの 滲むなら
『冥加』と綴って
あの世から
慈しみの ありがたき
神の加護を
頂きましょか
家紋・抱き茗荷
思い出せぬのに
忘れたい
記憶の小箱が ひっそりと
深い処に あるのなら
甘やかな酢に 浸してやり
寝かして 浄めて やればいい
もどかしいよな
せつなさを
噛み締めては
シャリシャリと
ゆっくり 食(は)むのが
よいでしょう
幼き日に 繰り返し
辿った本の 小噺の
『みょうが』の如く
スッキリと
忘れて 咲かせる
笑い花詩よ
甘酢漬けで 蓮もどき
ミョウガを食べると
物忘れするというのは迷信で
ホントのところ、
香リ成分が脳を活性化し
血の巡りが良くなり
集中力も アップするそう。
認知症にも 効果があるそうです。
正体不明な モヤモヤも
いっそ 喰らうて消化して
彼方に 昇華してしまおう。
⤴ ⤴ ⤴
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