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コーヒー写真の撮り方!初心者でもインスタ映えしておいしそう

写真がいいねと読者さんから、ほめられることがあります。いちおう大学の芸術学部写真学科を出て、広告写真スタジオに就職した経験もあり、ちょっとかじりました。でも、全然ダメダメでしたし、今も不勉強で基本オートで撮ります。

ひろ

でもブログで撮り続けていると、コーヒーの写真なら多少は良くなってきたので、カメラ初心者でもすぐに実践できる「おいしく見える撮り方」をまとめました

ビター

料理写真の撮影の基本は4つ。「位置・ボケ・動き・光」を意識するだけで、かなり違う印象になるよっていう話です

目次

カメラの位置

まずはどの角度から撮るかですね。誰もがカメラを手にしたとき、最初に色々やってみると思いますが、撮るときに抑えておきたい3つのポイントと効果をご紹介します。

斜俯瞰

斜俯瞰(しゃふかん)は料理写真の定番。上から斜め45度の角度です。

テーブルの上にある食事を見る普段の目線の高さなので、違和感なくナチュラルな写真になりますね。

自然な視線の高さのアングルは基本なので、まずは押さえておきましょう。

ローアングル

カメラを低い位置で構えます。普段は目にしない角度なので、印象が変わりますよね。

最初の写真と比べて量が多く、味もコクがありボディが強いような雰囲気です。迫力とボリューム感が出ます。

マクドナルドのハンバーガーはこの角度で撮ってますね。

俯瞰

真上から撮ると、立体感がなくなり、ぺたんとしたフラットな写真になります。

配置が難しく、難易度高めですが、うまく並べられるとセンスのある洗練された印象にもなります。

フランス料理の写真なんかでありますね。

ビター

3つとも同じものを写しているのにずいぶん印象が違うね

ボケぐあい

カメラには「絞り」という機能があります。絞りで光の量を多くするか、少なくするかで、ボケぐあいが変わります。これを数値化したものがF値です。カメラのレンズかデジカメの「AV」モードで、F値の数値を大きくすれば全体がくっきり写り、小さくすればボケ感が強くなります。

下の写真は【F16】で撮影しました。遠くにある物も近くの物も全体的にはっきりしていますね。非常に現実的なリアルな写真です。オートで押すだけのデジカメやスマホではこういう風に写るのが多いかな。

次に数値を小さくして【F2】で撮ってみます。

マグカップの手前のフチにピントが合って、それ以外はボケてますね。遠くなるほどボケも強くなっています。

ひろ

コーヒーカップを見て、今まさにコーヒーを飲もうとしている気持ちが感じられるでしょう

このようにピントの幅が狭いと、現実の目で見ている見え方ではなく、自分が感じている心を映しているような写真になります。

動きを加える

写真に動きのあるような偶然性があると「おっ!」と目が止まるポイントができます。風が吹いて桜が散ったところとか、飛んでいた鳥が偶然映ったとか、写真の中に何かしら動きがあると、印象が変わります。

置いただけの動きのないコーヒーカップは静的で穏やかな時間が感じられますが、

マドラーで混ぜて、動きをつけると、印象が変わります。

ちょっと大げさにしたので、不安感が出ちゃいましたが、いい写真かどうかは置いといて、動きがあると印象が変わるというのはわかりますね。

ビター

動きがあるだけで全然違う写真になるんだね

光と影を入れる

カメラのファインダーをのぞくと、写す対象物にばかりに気がいきがちですが、一旦引いて全体の光を意識してみましょう。どういう光が当たっているか観察して、写真の中に光と影ができるように撮ってみましょう。

下の写真は日光が当たらない場所で撮影しました。フラットな光の状態で悪くはありませんが、のっぺりとしていますね。

では、日光が当たる場所に移動して撮影すると、光と影がついただけでドラマチックに変わります。

同じ時間、同じ場所、同じ物、同じアングルで、日光があたる場所にちょっと移動しただけです。

光が当たる最も明るい場所をハイライト最も暗いところをシャドウと言います。

人間の目の性質は、まず明るいところに目がいきます。明るいところから、暗いところに目線が移動します。

ビター

最初に目がいくハイライトをどこに当てるかを意識して撮ってみよう

どんどん撮ってみよう

それでは「位置・ボケ・動き・光」4つを組み合わせて撮影してみましょう。

うーん、もっと奇跡の1枚みたいなのを撮りたかったんですが…そう簡単じゃないっていうのがバレた。この日は曇りで光が不安定だったんですよ(言い訳)

ということで4つポイントを紹介しましたが、特に大事なのは光です。

写真は光!光を記録する!

プロの写真が違うのは、写したい物にどういう光を当てるか。光の演出が非常にうまいんです。光を意識するだけで写真は見違えます。

インスタなどで「おっいいね」と思う写真を分析してみましょう。いい光が映っていませんか。もしくは、位置・ボケ・動きのいづれかの要素があるでしょう。

よく逆光はダメと言いますが、気にせず、どんどん撮ってみましょう。逆光で撮ってみると、光の効果が高いとわかります。

うまくいく場合もあれば、そうでない場合もありますが、ダメモトで色々やって回数を重ね、カメラの知識や撮影テクニックなどをちょっと知って、繰り返して、撮った写真を見て楽しいって思う気持ちが一番です。

ひろ

カップに光の反射を入れるだけでエモいよ。これならサクッとできるね

おすすめの本

写真を撮るうえで、知っておいたほうがいいことがあるので、プロに学びましょう。何万回とトライ&エラーを繰り返して、認められ職業として成り立ってる人たちですから。

写真家 菅原一剛さんの『写真がもっと好きになる。』を読んでから、写真を撮るのが気持ちのうえで、ずいぶん楽になった。技術論ではなく、考え方的にほっこりするおすすめの1冊です。

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で、どういうカメラを使えばいいの?

使っているカメラ

FUJIFILMのX100という10年ぐらい前のカメラを使っています。FUJIのデジカメの写真はやわらかい印象で気に入っています。発売してすぐ定価13万円で買いました。今の後継機は比べ物にならないぐらい操作性が上っているらしい。

「なんだ、いいカメラ使ってるじゃん」って思われたかもしれませんが、まだ子どもが小さかったので、かわいい姿を残すために一大決心の地獄のローンで買いました。

高性能な機能は、ほぼ使用していないので、ブログ用のカメラであれば、絞りを変えられて、もっと小さくて外出時にポケットに入るようなヤツが欲しいかな。

おすすめのカメラ

カメラを買う時のポイントは絞り。F値が小さくボケの効果が得られるカメラ

ソニーのRX100シリーズがコンパクトでおすすめです。

シリーズの最新モデルは13万円しますが、初代が3万円代になっています。ベーシックな性能とスペックはほぼ同じなので、今でも十分使えます。この初代モデルはずっと売れ続け、つい最近までカタログ落ちせず、一眼レフを使うカメラマニアもサブ機に持ってる名機です。これ最高にコスパいい。ってただのカメラ欲しい欲しい病じゃん。

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ブログで紹介すると、欲しくなってマジで買ってしまうというブロガーの闇がこちら

ひろ

買ってよかった!お外での撮影はソニーのRX100を使うようになりました。見てくださいコレ、ソニー独特の描画力いいっすよね

今日も寄っていただきありがとうございます。コーヒーも沼だが、カメラも沼だからね。

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