鰐淵寺(島根県出雲市)の
摩多羅神さんの社殿のところまでやって来ました。
前回記事のつづきです。
識子さんの本では
ここのことを
「拝殿と本殿のある本格的な神社」
と紹介されていました。
拝殿と本殿、なるほど～。たしかに。
あ、何か説明板があるぞ？
見に行ってみると
「摩陀羅神社」と書かれていました。
そのとき奇妙に思いました。
なんでここに？
なんで拝殿に着けなかったのだろう？と。
実はこれ、
あとで理由がわかります。
拝殿で手を合わせるために
拝殿の手前に来ると
微妙な違和感というか
圧迫感みたいなのを感じます。
こんな違和感を感じる拝殿って
初めてだな…
と思いながら、手を合わせました。
実はこの圧迫感の理由も
あとでわかるんです。
摩多羅神さんに祝詞を唱え
自己紹介をして
以前、輪王寺(栃木県)の常行堂に
参拝しましたと話しました。
もちろん、
摩多羅神さんがおられるかどうか
私にはわからないので
早い段階で円仁さんをお呼びしました。
円仁さんが来られたかどうかも
能力不足でまだわからない私ですけど
なぜか今回は
円仁さんは来てくださっているはず
と思えました。
私は、
摩多羅神さんと円仁さんが
ここにいらっしゃるという前提で
おふたりに向けて話をしました。
なんの話をしたかというと
日光東照宮で摩多羅神さんが祀られているのを
ひそかに発見したことや
天海さんが上野に桜を植えたというのを知って
円仁さんの考えと同じ意図があったのかも！
と思ったこととか
私が寝ていたとき夢で
千日回峰行のドキュメンタリー番組を
録画せよというサインをもらい
その不思議な出来事をたどっていくと
相応さんというお坊さんにたどり着いたこと
(相応さんは円仁さんの直接のお弟子さん)
などです。
すると、
黄色い鳥がやってきて
拝殿の屋根のてっぺんにとまりました。
端っこです。
ところがこの動画、
開始６秒くらいのところの画面が変なのです。
一瞬だけ、画面全体の色が暗くなる。
これに気がついたのは
帰宅してからでした。
コマ送りで見てみると。
これがリアルな色
一瞬だけこんな色になっていました。
「え？青？
」
と思ったときに、ハッと思い出しました。
識子さんによると
摩多羅神さんは龍で、
胴体が
「青」
だというのです。
うわ！！
摩多羅神さんのサインだったのか
黄色の鳥を出現させて
私に動画を撮らせたんだ！
とはいえ、
参拝中の私は
このことにまだ気づいていません。
黄色の鳥をひたすら
じぃ～っと観察していました。
すると鳥は
反対側の端っこへと移動しました。
端から端へ移動するなんて
めずらしいです。
でもしばらくすると
どこかへ飛んで行きました。
摩多羅神さんの社殿は
なんか、気になりました。
すると帰宅して
驚くことがわかりました。
手前の建物は、
拝殿ではなく、
なんと常行堂でした。
私が見たことのある常行堂は
比叡山延暦寺と輪王寺です。
こちらが比叡山延暦寺の常行堂(左側)
こちらが輪王寺の常行堂(左側)
輪王寺の常行堂では阿弥陀様の奥に
摩多羅神さんが祀られていました。
鰐淵寺の摩多羅神さんは
江戸時代に常行堂の後ろに
摩多羅神さんを祀る社殿が建てられたそうです。
だから
「摩陀羅神社」の説明板が
あの場所にあったわけですね。
それに、
手前は常行堂なので
拝殿だと思って手を合わせようとしたら
そりゃ圧迫感を感じるわ～
と納得しました。
黄色い鳥は
常行堂の屋根の上を
端から端まで歩いて
この建物について
もう少し調べなさい
と私に言っていたのでした。
すでに帰宅していましたけど
摩多羅神さんの力の強さを
私は思い知ったのでした。
つづく
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