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前回記事のつづきです。

 

↓↓

 

大阪府交野市の磐船神社から

星田妙見宮へと

ツインソウルの友達が

車を走らせてくれました。

 

 

予報では、台風の最接近は15時頃。

磐船神社を出発したのが

ちょうど12時でした。

 

 

雨は少し降っていましたが、

風がほとんど吹いていなかったおかげで

 

 

車は順調に

星田妙見宮に到着しました。

 

 

なぜ私は

ここにこんなに来たかったのか

 

 

自分でもよくわかっていないのに

たどり着くことができて

私はとても感激していました。

 

 

星田妙見宮は、山の上の本殿まで

10分くらい歩いて登ります。

 

 

ツインは障害があるので、

こんな足元の悪い日に登ると危険。

だから車で待ってもらって

 

 

私ひとり

「ちゃんと気をつけて行くから大丈夫」

と伝えて出発しました。

 

 

あたりは

一般の通行人の姿も参拝客の姿も

ありませんでした。

 

 

ただ、

星田妙見宮の鳥居のところに

軽トラックが停まっていて

 

 

男性の方が一人、鳥居のそばで

何か作業をしておられました。

 

 

私がその鳥居から

神社に入ろうとすると、

その男性が

 

 

「どうが気をつけて行かれてください。」

 

 

と私に声をかけてくれました。

 

 

その言葉にとても気がこもっていて、

思わず身が引き締まりました。

 

 

「はい、ありがとうございます。」

と答えながら、

感謝の気持ちがあふれました。

 

 

歩きながら

この方はきっと

星田妙見宮の方だなと思いました。

 

 

本来なら、私は

「今日はご遠慮ください」

と言われてもしかたないところ。

 

 

そこを

入らせてくださったのです。

 

 

そのとき、

 

 

 

 

「…ということは、もしかして!」

 

 

と思って

 

 

はっと振り返って見ると、

 

 

鳥居にはロープが張られ、

神社は、立ち入り禁止となり、

 

 

その男性は軽トラに乗って

帰って行かれるところでした。

 

 

 

 

 

 

なんと私は、

神社が立ち入り禁止になる前に、

ぎりぎり参拝を

許可されたのでした。

 

 

 

こんなことがあるなんて…

 

 

 

 

これは次の鳥居↓

 

 

 

 

ところで私は、その出発の朝、

起きる直前に、

 

 

 

”運”

 

 

と一文字だけ、

目の前にばーんと出てきて

目が覚めました。

 

 

 

その夢はもしかすると

 

 

「今日は運がある。

 最後まであきらめるな!」

 

 

そんな意味だったのかも

しれませんね。

 

 

 

 

 

 

歩いていても、

風は強くなく、

傘をさしていれば

雨もまったく問題ありませんでした。

 

 

本殿への階段を昇り始めて、

最後に神社を出るまで、

 

 

私は結局、

誰にも逢うことはありませんでした。

 

 

こういう機会にめぐまれたということは

 

 

すべての気を自分に向けて集中せよ

ということだな

 

 

と思いました。

 

 

階段を上りながら

自己紹介や

この星田妙見宮を知ったきっかけなど

なるべく詳しく話しました。

 

 

 

 

 

 

不思議だったのは、

 

 

私の話す内容に対して、

風の音と雨の激しさで

返事をしてくれたことでした。

 

 

「Yes」とか「そうだ、いいぞ」

と教えてくれているのが

はっきりわかるのが

自分でも謎でした。

 

 

 

そのひとつが、

私が初めて「妙見さま」を知ったときの話。

 

 

私が住む町のある神社についてでした。

お嫁に来てしばらくしてから

私はひょんなことでその神社を知り

ときどき参拝していました。

 

 

ところが義父はその神社を

神社名とはまったく違う名前で呼ぶのです。

「妙見さん」って。

 

 

え?なんでなの?

それに「妙見さん」って何?

と思っていたら、

 

 

昔、妙見信仰というものがあって

その神社はもともと

妙見信仰の神社だったと

いうわけでした。

 

 

この話を私がしたときに、

いきなり風と雨が、

激しくゴーッ!となったので

 

 

え?この話がなんで重要なんだろう…

 

 

と謎でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

いよいよ本殿が近くなってきました。

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 


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