先日、整体に行ったときの
不思議な話です。
整体師さんは
私の母くらいの年齢の女性です。
普通の田舎のおばちゃんだけど、
身体のことを熟知していて
腕がものすごくいいです。
いつもその整体師さんの自宅で
施術してもらっています。
もともと
心のことや精神的なものが
ものすごく好きな私は、
身体のことは
ずっとほったらかしでした。
ところが、
身体の使い方の癖からゆがみが出てきて、
腰が痛むようになったとき、
身体のメンテナンスをせざるを得なくなり、
今の整体師さんに出会いました。
最近は自分で
「なんか、体がズレてきたぞ」
と自覚したタイミングで受診していますが、
今では、
この身体のメンテナンスが
精神性や、霊的なアンテナに
与える影響が大きい！と
実感しています。
数ヶ月前のことです。
施術を受けている途中で、
「整体に連れてきてくれてありがとう」
という意思のようなものを
私の中から
はっきり感じ取ったことがありました。
あとから冷静に考えると
「どっから来た意思なの？」
と不思議でしたが、
施術中の私は
それを不思議ともなんとも思わないのが
不思議だったんですよね。
その感覚は、その後も施術中になると
何度かふわっとやってきました。
先週でした。
「もう、行ったほうがいいぞ」と感じて
そのいつもの整体に行きました。
整体師のおばちゃん家の
施術の部屋に入ったときです。
私の中で、何かが
大喜びしているではありませんか。
ああ、身体だわ！
そのときはっきりわかりました。
いつも私が
思考したり感情を感じたりしている所とは
別のところにあって
独自の意思を持っていました。
身体ってこんなに明確に意思を持って
それを発していたんだわ！
とびっくりしました。
「連れてきてくれてありがとう」も
身体が発していたのです。
よく「身体の声を聞く」といいますが、
あれは巧言？かと思っていたら
真実だったとは…ね。
この日は身体が伝えてきてることが
よくわかってね。
足を施術してもらう途中で
次に施術を待つ手とか腰が
まるでもう、待ちきれないみたいに
「早く、こっちも治してー」って
うずき始めました。
足の次の
手の施術が完了する直前になると
とうとう腰が、
うずくのを通り超して、激痛に。
動かすこともできません。
「腰が痛いよーっ
」
と言うと、整体師のおばちゃんが
「手がかなり悪かったからね。
手が悪い状態で、
うまく バランスをとっていた腰が、
手を正常にしたから、痛み始めたんだよ。」
と言いました。
腰の施術をしてもらうと
なんと、痛みは
何事もなかったように消えました。
実は私はそれまで
「書く」ことで少し無理をしていました。
手の中のスジが
ばらばらになっていたそうです。
放っておくと、
背中の痛みになり、
それが腰の痛みになるところだったから
「いいときに来たね」
と言われました。
そして整体のおばちゃんは言いました。
「だいたいみんな、いいときに来てるよ。
みんな気づいてないように見えて
ちゃんと身体の異変に
気づいているものなのよね。」って。
そっか。
神仏が何かを伝えてくる感じと
身体が意思を伝えてくる感じは
なんか似ているな～というのが
私の感想ですが、
それをキャッチする際に、
「みんな気づいてないように見えて
実は気づいてる」
っていうところも、
すごく似てますね。
「身体」も、自分という神性を宿す
大事なお宮です。
自分の身体を大事にできるのは
自分しかいません。
神仏の声を聞くときのように
大事に耳をかたむけなきゃな…
と思った出来事でした。
