先月の満月の夜、
目を閉じているように写っていた
京都八坂神社、西楼門の「吽」の狛犬さん。
↓↓
「いつも目は開いているんだよ。
ちゃんと目が開いてる写真を
昼間に写して来てあげるから。」
そう言って、ツインソウルの友達が
京都八坂神社を参拝しました。
その後、ツインから驚く連絡が。
「狛犬さんが！狛犬さんが！
新しい狛犬さんになってる！」
そっ！そんなことって、ある？
ものすごく驚きました。
ツインが神職さんから聞いた話によると、
老朽化のため、安全性を考慮して、
つい最近、
「阿吽」両方の狛犬を新しくした
ということだそうです。
そして前の狛犬は解体されたと。
まるで子守唄をうたってあげているような
やさしい顔を見せてくれたのは、
たった、１ヶ月前のこと。
もう、逢えないんですね。
うっかり涙がこぼれそうになりました。
わかっているんです。
この狛犬さんに宿っていた
力の強い眷属は、
すでに新しい狛犬に宿っているだろうって
ちゃんとわかっているんですけど、ね。
ツインが言いました。
きっと、先月の満月の夜、
まひろが写真を撮ったときには
狛犬さんは、
この姿が最後になるということが
わかっていただろうと。
人間も肉体を去るときには
目を閉じるから
狛犬さんも、
目を閉じた最後の姿を
撮らせてくれたんじゃないか？と。
実は今、
ちょっぴりお疲れ気味の私が
この写真を見ると、
狛犬さんが、
こんなやさしい顔して、
まるで私のために
「大丈夫、大丈夫」と
子守唄をうたってくれているように
見えるんです。
するとね、
ものすごく癒されて
勇気づけられます。
この狛犬さんの最後の姿を
私が撮影したのは、
きっと、これを読むあなたが
見るため。
もしも今、
あなたが疲れていたり
もう少し元気がほしいと感じていたら、
この狛犬さんに
あなたのために、
子守唄を
うたってもらってください。
今日は、
もう逢えない以前の狛犬さんが、
実は最後の写真を撮らせてくれていた
という
不思議な写真のお話でした。
