防府天満宮へは
「自分を整えたいな～。」
という気持ちで参拝したのですが、
その数日前の夜中に、
首の後ろがかゆくて寝られず
塩をぬりこむ
という出来事があったので、
神様に、
「もし、よくないものが憑いているのなら
祓ってください」
とお願いしよう。
と思いました。
すると、到着と同時に、
太鼓の音が鳴り始めました。
ご祈祷が始まるようです。
いそげ～！
防府天満宮は、
一般の参拝の場所から
中のご祈祷の様子が見えます。
神職さんの
幣(ぬさ)のパサッ、パサッのタイミングで
私も拝殿の外の
一般参拝の場所で頭を下げました。
すると、私の頭のすぐ上で
パサッ、パサッと音がしました。
(もちろん、物理的にはありえないのよ。)
「ああ、祓ってもらったんだな～。」
と思いました。
私は、
悪いものが憑いていても
認識できるタイプではないので、
参拝前も、
あの夜のかゆみ以外
特に支障があったわけでは
ありませんでした。
でも、
こうして神様から祓ってもらえば
憑いているものも
きれいに取ってもらえる
と知っていたので、
ほっと安心、すっきりしました。
参拝から数日後、
整体に行きました。
今回は、身体は悪くないけど、
「なんか行ったほうがいい」
という感覚があったからです。
いつもの整体師のおばちゃんは、
私の姿をひと目みて、
にこにこして
「うん、悪くないね。」
と言いました。
いつもはこの時点で
身体のねじれを指摘されます。
そして、私は横になって
いつものように
足から施術してもらっていて
整体師さんが、
私の首の後ろをさわったときです。
「んん？」
整体師さんがびっくりして、
すかさず私に言いました。
「なんか、イライラした？」
前回の施術から今回の施術の間に、
私がすごくイライラすることがあったのか？
という意味です。
「いえ、そんなことないです。」
心当たりはまったくありません。
それよりも、
いつも冷静な整体師のおばちゃんが、
こんなに驚いているのを
私は初めて見たので、
こっちが驚きました。
しかも
こういう心理的なことを指摘されるなんて
今まで一度もなかったはず。
そのとき、私は、
首の後ろがかゆくて寝られなかった
あの夜のことを思い出しました。
私は整体師のおばちゃんに、
実はこんなことがあったと
話しました。
夜中に髪を引っぱられて
目が覚めたら、ちょうど２時だったこと。
そこから、首のうしろが
かゆくて寝られなくなったこと。
お清めの塩をぬりこんだこと。
整体師のおばちゃんは
スピとは無縁の人だから
こんな話をしたことはありませんでした。
でも、
その話を聞いたおばちゃんは
意外にも
「そういう不思議なことって
あるものよ。」
とさらりと言いました。
そして私に、
「あんまり考えない方がいい。」
と言いました。
「え、以前、神様が
私に言ったことと
おんなじようなこと言ってる。」
とびっくりしました。
そして、さすが整体師のおばちゃん。
私の首をあっさり
元通りにしてくれたようです。
どうやら、
私に何かよくないものが
憑いていたのは
間違いなさそうです。
防府天満宮の神様に祓ってもらい
肝心な「よくないもの」は
取ってもらいました。
ところが身体には
ダメージが残っていたから、
整体師のおばちゃんは
私の身体の異変に気づいた
というわけです。
「イライラしていた」のは
私ではなくて、
憑いていた人？の
感情かもしれませんね。
だけど、
私は、そういうことが
認識できないタイプで、
さらに
そういうことを
あまり気にしないほうがいい
と言われているわけです。
なるほどな～と思いました。
私が自分の感覚にしたがって
行動していたら
私がわからなくても
ちゃんと解決するように
導かれているから、
大丈夫
という意味なんですね。
驚きました。
自分の「能力がない」部分は
人に任せるところ
そして
自分の「能力がない」部分は
霊的に強くサポートされているところ
と初めて知った私でした。
